沖縄出身者の野球留学は増加の一途 夏の甲子園大会は、ベスト8が出そろい、22日には、令和初の夏の覇者が決まる。 再三言われているように、今年ほど地方大会前から投手の球数制限問題や日程問題がメディアを賑わせ、SNSを通じて有識者からプロ野球OBたちまでが喧々諤々の議論が交わされてきた大会があっただろうか。 昨年の選抜大会からはタイブレーク制を導入され、甲子園大会は改革が施されていく時代に突入したのは明らかだが、選手の障害防止のための改善はもちろん、まだまだ議論すべき問題が山積している。 そのうちのひとつが、“野球留学”ではないだろうか。 沖縄県でも、高校進学の際に県外へと流失する中学生が年々増えている。2015年からの3年間で合計約200人、2018年には約70人の中学生が県外校に入学したと言われている。 沖縄の高校野球人気は全国一と言われるほど高く、沖縄県代表の試合があれば会社の業務もそっ