アレルギー患者が、気をつけなければいけないアナフィラキシーショック。実は特定のアレルゲンだけでなく、異なる抗原でも起こりうるという。これは「交差反応」と呼ばれる症状。そのリスクは意外なところに潜んでいる。 ハチは2回目が危ない、とは限らない 「殺人アリ上陸!」――。 2017年、神戸港で荷揚げされたコンテナからヒアリが発見され、日本中が大騒ぎとなった。 ヒアリ(火蟻)は、その名の通り、刺されると火傷したような熱感を伴った痛みを感じる恐ろしい生物。毒性はスズメバチと同程度に強く、北米では毎年100人以上が死亡している。 連日、マスコミの報道では、毒性の恐ろしさが強調されていたが、対応にあたった神戸市立医療センター中央市民病院・救命救急センターの有吉孝一医師は、「怖いのはむしろ、毒性の強さよりも、アレルギーの交差反応によるアナフィラキシーショック(急性アレルギー中毒)でした」と語る。 「交差反
![サーファーに納豆アレルギーが多い、その意外な理由(木原 洋美) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2f13f310052c885cfefc2448bda61ee0114d04c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F4%2F1200m%2Fimg_b4c3faa930c9f66da25c56e3b5449e45249773.jpg)