定着率96.7%。人材流動性が高いと囁かれる受託開発会社の中で、特筆に値する数値を誇る会社がある。 2003年創業、従業員数90名、金融・通信・製造などのシステム開発を担っている、一見すると“普通の”システム開発会社、TSOneだ。 人材会社の求人制作担当者に聞いたところ、一般に二次請け、孫請けの受託開発会社では離職率がだいたい10~20%。「3年で社員の3割が入れ替わる会社もざら」だという。 こういった開発会社のエンジニアは常駐先で働くことが主で、流れてくる業務を「こなす」仕事が多くならざるを得ない。そのため、人によっては自分が思うようにスキルアップができず、やりがいを感じにくいため、転職や独立などで職場を変えることも多いのだ。 そんな現状に対して、なぜTSOneは前述のような数値を残すことができるのか。行っている愚直な離職対策の取り組みの一つは、「社内勉強会」であると佐藤幸二社長は言う
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