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ここポイントと大学問題に関するumetenのブックマーク (25)

  • 「大学が終わっていく」、立て看掲げた東洋大生(前)|NetIB-News

    取材に応じる船橋さん(2019.2.6筆者撮影) 東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)に立て看板を設置し、ビラをまき始めた学生が「退学を勧告された」事件について、当学生の船橋秀人(ふなばし・しゅうと)さん(23)に2月6日、話を聞いた。創立者、井上円了の思想に憧れて入学した彼は、「大学が終わっていく」現状を憂える。 4年生の船橋さんは1月21日、同キャンパス南門付近に「竹中平蔵による授業反対!」と書かれた立て看板を設置し、「この大学はこのままでいいのだろうか?」と題するビラをまいた。10分後に大学職員に制止され、学生部の部屋に連行され、2時間半、叱責(しっせき)された。 大学に掲げられた立て看板(船橋さん提供) 「竹中さんのことは、予備校時代に知った。2003年の労働者派遣法の改正を主導し、非正規雇用の労働者をこれほどまでに増やした。パソナの会長をしながら政府の諮問機関で利益誘導している

    「大学が終わっていく」、立て看掲げた東洋大生(前)|NetIB-News
    umeten
    umeten 2019/02/09
    (竹中は)2003年の労働者派遣法の改正を主導し、非正規雇用の労働者をこれほどまでに増やした。パソナの会長をしながら政府の諮問機関で利益誘導していることより、それ自体が問題。左右を問わず誰が見てもおかしい
  • 岸本佳典総務部長がハラスメント事件にコメント | 京都大学時間雇用職員組合 Union Extasy

    今日付けの京都新聞に 「京大教授、不適切関係で辞職 自ら認める セクハラか」 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091700047&genre=C4&area=K00 という見出しの記事があります。 大学のいう不適切な関係と学生の訴えるセクハラでは、だいぶ意味合いが違います。セクシャルハラスメントならば犯罪行為です。 報知新聞では大学を代表して、岸佳典総務部長がコメントをしています。 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090916-OHT1T00230.htm 「人が反省し辞職しており、退職金の受け取りも放棄しているので、懲戒解雇と同様の効果があると考えている」 人が勝手に辞めるのと、罪が認定されて懲戒免職になるのでは社会的には全く意味が違うでしょう。 このブログでも書いたとお

    岸本佳典総務部長がハラスメント事件にコメント | 京都大学時間雇用職員組合 Union Extasy
    umeten
    umeten 2009/09/17
    >岸本佳典総務部長が、霊長類研事務長だったときのご自身の私的流用事件、文学部事務長時代のある教授のアカハラ事件等の経験などから、ハラスメント対応を組織防衛的なものへ改変しようしたのでは、と考えています
  • 『「精神科医には、当たり外れがある」鬱病だった私が思ったこと - ブログというか倉庫』へのコメント

    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

    『「精神科医には、当たり外れがある」鬱病だった私が思ったこと - ブログというか倉庫』へのコメント
  • なぜ「大してうれしくない」か - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    今年、南部先生、小林先生、益川先生がノーベル賞に輝かれた。 そのニュースを実験室で知り「おお、このメンバーなら誰も文句がつけられない。つけられるとしたら遅かったことくらいだ。」と思った。ただ、組み合わせが少し妙なので「何で?」と思い、確認すると「自発的対称性の破れ」とある。なるほど〜。 しかし、これは難しい。特に南部先生の業績は説明できる気がしない、というかそれ以前に説明できるほどきちんと分かっている自信がない*1、笑。実際にテレビ局から電話がかかってきた。私はにやりと笑ってこういった。「おう、おまえか。言いたいことは分かる。だが、これは相当難しいぜ。」ざっと説明するが頭を抱える彼。「明日の朝までに、また聞きなおすよ。」 集まり NHK のニュースをみる。いかにも分かってそうな顔で「自発破れ」といっているのがちょっと面白かった。 そして、問題の益川先生の発言である。 「いや、大してうれしく

    なぜ「大してうれしくない」か - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
  • 18年も前にポスドク問題の帰趨は見えていた:基礎研究を「益なきもの」と蔑む国に博士とアカデミアの未来などない - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題&大学・大学院】 日米の研究開発体制を考える(抄録) / PDF - 学術情報センター紀要(CiNii) ポスドク一万人計画 - Wikipedia語版 どうもポスドク問題絡みでまた自己責任論が湧き上がっていたようですね。別に火に油を注ぐ意図はないので話題になっているエントリへのリンクは張りません。まぁ、茨の道なのは当たり前だといえばその通りでしょうし、少子化でそもそもポストが減るのは目に見えていたのだからそもそもアカデミアで職を探そうという方がおかしいというのもその通りだとは思います。 ところで、ポスドク問題の出発点というのはそもそもどこにあったのでしょうか? というと誰しもポスドク1万人計画を思い出すだろうと思うのですが、そのポスドク1

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    umeten 2008/08/21
    「創造性を発揮するのは、他人と変わった独自の思考をする少数の人々であるのに日本の社会では単一化・画一化を陰に陽に奨励する文化が長らく続いていて、個性の強い者・変わり者が自由に伸びていくことができない」
  • 「精神科医には、当たり外れがある」鬱病だった私が思ったこと - ブログというか倉庫

    以前 ちらっとだけどっかで書いたことがありましたが、私は以前病と診断されて、一時期投薬治療を続けていました。それなりに長い期間です。 現在でこそ治っていますが、その際に精神科医ついて分かったこと/感じたことをこの際だから書いておきたいと思います。 で、 書いておきたい事というのは「精神科医は、当たり外れがある」です。 これはもう絶対間違いありません。 なんでもかんでも病と診断して、最新の抗うつ剤を出しておけばいい・・・と適当に考えたのかなんなのか分かりませんけども、患者とちゃんと向き合わない精神科医は実在します。個々の医者を比較した場合のこの差たるや・・・正直今でも思い出してびっくりするほどです。 気分が乗らないから・・・位の気持ちでいるところを病と診断されて、飲まなくても良い抗うつ剤を飲んでいる人、あるいは合わない薬を飲んでいる人は恐らく――あくまで素人の想像ですが――実在するので

    「精神科医には、当たり外れがある」鬱病だった私が思ったこと - ブログというか倉庫
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    umeten 2008/08/16
    そのとおり。その点で、現実の現場ではどうか知らないが、ネット上での「シロクマ先生」はハズレ。
  • 私立大学関係者必見、偏差値が高い「名門大学」を作る方法

    受験生の総数が全大学の入学定員総数を下回る「大学全入時代」の到来を受けて、各大学は生き残りを賭けた激しい争いを強いられるようになりましたが、そんな中、偏差値が高い「名門大学」を作る方法があるようです。 この通りに大学を改革していけば、大学同士のサバイバル競争に勝ち残れるかもしれません。 詳細は以下の通り。 ・生き残る大学≒偏差値の高い大学 大学を語る上で、重要な役割を果たす要素として「偏差値(学力偏差値)」があります。偏差値はランキングという形で公開されるなど、各大学の実力を測る指標として用いられており、大学受験を控えた受験生たちにとって大きな役割を果たします。 また、受験生の大半は大学進学について「○○大学で××を勉強したい」という確固たる目標があるわけではなく、漠然と「△△学部に進学したい」などと思っていることが多いため、仮にA大学の△△学部とB大学の△△学部の両方に合格した場合、たい

    私立大学関係者必見、偏差値が高い「名門大学」を作る方法
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    umeten 2008/06/29
    受験における統計のトリックの悪用法について。
  • 英米と比較した日本の法学教育・新司法試験制度について - 夜明けの曳航

    銀行総合職一期生、外交官配偶者等を経て大学の法学教員(ニューヨーク州弁護士でもある)に。古都の暮らしをエンジョイ中。 去年雑誌に発表して、複数の弁護士の方から反響をいただいた論考だが、自分もその片棒を担いでいる制度について批判することになるので、掲載をためらっていた。しかし、そろそろこちらでも発表しようと思う。 裁判員について書いたおととしのエントリーもここにもう一度貼っておく。 http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=2c281cde9768e584ea315a5ff12b3efd 一、はじめに 司法制度改革の目玉として、2004年4月にスタートした法科大学院は、この春、2度目の卒業生を送り出したところである。 私は、地方の国立大学の法科大学院で民法、英米法等を教えている者であり、現場の教員として思うところはたくさんあるが、稿

    英米と比較した日本の法学教育・新司法試験制度について - 夜明けの曳航
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    umeten 2008/04/29
    >2003年統計:法曹一人当たりの人口、米国277人、英国574人、ドイツ631人、日本5510人/しかし、米国には日本の弁理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、税理士がいない/それらを加えると法曹一人当たりの人口は720人
  • 愚劣な言論を擁護する - Living, Loving, Thinking, Again

    忠誠という徳が試されるのは所謂名君に対してではなく、所謂バカ殿に対してであろう。言論の自由ということに関しても同様にことが愚劣な言論に関わるときにこそ、それへのコミットメントが厳しく問われるということになろう。青山学院大学は今回その試練に直面し、不合格であることが証明されてしまったわけだ。 「光市事件の死者は1.5人」 准教授の記述で青山大学長が謝罪 4月25日22時33分配信 産経新聞 青山学院大学(伊藤定良学長、東京都渋谷区)は25日、同大学の教員が個人HP(ホームページ)に記した記述が不適切だったとして、学長名義での謝罪文を大学HPに掲載した。 問題となった記述は、国際政治経済学部の瀬尾佳美准教授(環境経済学)の個人HP内のもの。この中で「私は死刑廃止論者ではない」としつつも「少年に対する死刑には原則反対」と主張、山口県光市の母子殺害事件で殺人や強姦致死などの罪に問われた元会社員の被

    愚劣な言論を擁護する - Living, Loving, Thinking, Again
  • 准教授の個人blogの記述に勤務先大学学長が謝罪 - Matimulog

    最近話題の青山学院大学准教授のブログの件で、ついに青学の学長が謝罪の見解(PDF)をだした。 (前略)「学の姿勢に照らして、当該教員の記述は適切でなく、また関係者のみなさ まに多大なご迷惑をおかけしたことはまことに遺憾であり、ここに深くお詫び申し 上げます。 今後このようなことが繰り返されることのないよう努めてまいります。」 当の教員も、「おいしいものがべたい」で謝罪の意を示している。 彼女の基姿勢は、オンとオフとを区別して、オフでは思いっきり音を言いたいというところだったのだろうが、その区別を尊重することなく、職場やゼミ学生にまで攻撃の手を広げる輩の存在を少々甘く見すぎていたというところだろう。 だいたいfc2なんていう匿名性の高いプロバイダを使っているのだから、思いっきり音を言いたいのなら匿名でやればいいのにという気もする。もちろん匿名であるが故のデメリットは、引き受けた上で

    准教授の個人blogの記述に勤務先大学学長が謝罪 - Matimulog
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    umeten 2008/04/26
    >軽々しく謝ったりせず、批判や抗議のメールや電話には発言者の瀬尾准教授に伝えるにとどめ、執拗に大学自体を攻撃する者に対しては威力業務妨害等に触れる限り刑事告訴や被害届も辞さない対応をすべきであった。
  • 2007-11-19

    【その1からのつづき】 「「ひきこもり」のリアルを知るために 井出草平著『ひきこもりの社会学』刊行記念座談会」(荻上式BLOG) この座談会は「ひきこもりのリアル」と題されているが、読者は一定の社会学的知見を得るだけで、「ひきこもりのリアルを語れるようになった」というナルシシズムにひたるだろうか。ここでは「リアル」という呼び水と語られた内容がイマジネール(想像的)に利用され、座談会の参加者までが相互承認に陥ってしまう。必要なのは、その相互承認のロジックを分析することだ。その分析自体がすでにひきこもり問題への着手であり、これは調査事業それ自体とは別枠の事業にあたる。 井出: 研究の終了予定は、家族が2年後、不登校調査が3年後、海外比較が5年後くらいですかね。それくらいで一定の成果は出せるかなと思っています。ここまで行けば「ひきこもり」という現象の輪郭はほとんど描けると思います。 (略) 井出

    2007-11-19
  • 「いじめはスポーツで解決すべし!!」の読み解き方 - つぶやきば@はてなブログ(跡地)

    スポーツ総合研究所blogの「いじめはスポーツで解決すべし!!」というエントリーにブクマコメントが沢山付いていますが、私も広瀬一郎氏の『スポーツマンシップを考える』を読んでいなかったら皮肉たっぷりなコメント付けていたんじゃないかと思います。 『スポーツマンシップを考える』の序章を簡単にまとめるとこんなことが書いてあります。 小4の娘が持っていた国語辞典で「スポーツマン」を引いてみた 「運動能力に秀でた人」と書いてあった 「これはおかしい」と思った広瀬氏はオックスフォード英英辞典を引いてみた 「Sportsman=Good Fellow(良い仲間)」と記されていた 翌日、屋に行っていろんな国語辞典を引いてみた 「運動の好きな人」「運動を良くする人」等の表記が並んでいた その後米国の友人にスポーツマンシップとは何かたずねると「言葉で説明するのは難しい」が、「英語には"He is a good

    「いじめはスポーツで解決すべし!!」の読み解き方 - つぶやきば@はてなブログ(跡地)
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    umeten 2007/06/02
    >体育は決してスポーツではないのです。
  • 大学は理想に殉じ、底辺の学生を見捨てる。

    大学はサービスが悪い(2007-03-21) はてなブックマーク - 大学はサービスが悪い 1. 初等中等教育でなら生徒の保護者が顧客になるけど、高等教育では学生自身が顧客と捉えるべきでは?金の出所は顧客側の問題だし。 なぜですか? お金を出している人が、現に、大学に文句をいっているわけです。資主義経済の社会では、当然のことです。リスクを負ってお金を出す人の要望に応えないで社会が発展するのは例外。大学が例外だというなら、まずそれを論証すべきです。 私が考える限りでは、お金を出している人の希望通り、学生にきちんと講義を受けさせる方が、大学が生み出す社会的利益は増大すること間違いないと思うわけです。 自律できず向学心の乏しい学生を「お願いします」と預けられた大学が「こんなのどーしようもないよね」と嘯くなら、助成金の原資を負担する納税者の一人として私は「税金泥棒!」といわせていただく。私は学生

  • 無言の日記−五月の庭 - 『やおい小説論』は論文としてどうなのかしら?

    さてと、今年のベストをちゃちゃっと発表する前に恒例のDis行きますかって、当はねえ、こういう罵倒芸みたいなのもうやめたいんだけどねえ、まあ折角だから対抗言説をあげとくことにするわ。 やおい小説論―女性のためのエロス表現 作者: 永久保陽子出版社/メーカー: 専修大学出版局発売日: 2005/03メディア: 単行 クリック: 47回この商品を含むブログ (34件) を見るいろいろとお勉強しようと思ってやおい論を読んでみたんだけど、その中でも一番前評判が高かったのが「やおい小説論」だったのね。昨今はエンターテイメントと絡めたりされてる腐女子という存在、どうも軽めのメディアとの相性が良いみたい。きっと、やおい論やってる方はヤキモキしてると思うのね。だってやおいの人々ってやおい論すごく好きよね、作品論じゃなくて、なぜ自分たちがそういうものを愛好するのかって語りたがるの。それって良いことだと思う

    無言の日記−五月の庭 - 『やおい小説論』は論文としてどうなのかしら?
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    umeten 2006/12/28
    文体が読みにくいやおい研究本の書評。カルスタの博論の審査基準の甘さの指摘。「竹内手塚」本にしても、要するに、査読側にロクな興味関心がないというところが、甘~いディプロマミルを生み出しているのだろう。
  • 東浩紀,北田暁大,宮台真司,大澤真幸,鈴木謙介『波状言論S改』 - 反・反ヤンキー主義者宣言

    波状言論S改―社会学・メタゲーム・自由作者: 東浩紀, 北田暁大, 宮台真司, 大澤真幸, 鈴木謙介出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/11メディア: 単行第2章 リベラリズムと動物化のあいだで北田暁大+鈴木謙介+東浩紀 2004/2/14ゲートを閉じさせる欲望p172-173鈴木: (略) あるいは「監視社会ができます」という言説に対して、監視して「ゲーテッド・コミュニティをつくることのなにがいけないの?」と返される。「いや、ゲートの外側には貧乏な人たちが排除されているじゃないか」と言っても「ああ、それは格差批判だね、じゃあ格差を解消すれば問題はないね」という話になる。つまり、それでは格差を批判しているだけで、ゲートを閉じることの批判になっていない。あらゆる場所でそういうことがおこっていて、ものすごくしっかりと理論的に詰めていかないことには、ゲートを閉じることや、監視や管理す

  • 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』、疑惑の論文それ自体への言及 - 伊藤剛のトカトントニズム

    大人のミヤモメモ id:hrhtm1970:20061124:1164301675 うちのブログをお読みの方は、かなりの割合ですでにリンク先の宮君のブログをお読みだと思いますが、うちの更新はチェックしていても宮君のほうはしていない方もおられると思うので、触れておきます。 などともってまわった物言いをしているのも、問題ののもととなった、この「博士論文」それ自体を一部とはいえはじめて読み、言葉を失ったからです。宮君から話はきいていたけれど、ここまでひどいとは……。いや、しかし、ホント、すげえな。とにかく、読んでみてください。宮君もよくここまで丁寧に扱ったものです。それほど、ひとを呆れさせ、まともに取り合う気をなくさせる代物です。 とはいえ、宮君の文中にもぼくの名前が出ているので、萎え萎えになる気持ちをどうにかしてひとつだけ言及しておこうと思います。竹内一郎氏が、現在の日のマン

    竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』、疑惑の論文それ自体への言及 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    竹内一郎氏が『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞した件について、緊急声明的に問題提起を行なったところ、予想以上に大きな反響をいただき、また、多くの有力な援護射撃をいただくことができ、心強く感じました。マンガ論の蓄積が今、どの程度の地力を持ちえているのかを確認する機会を提供してくれたという点では、竹内氏とサントリー学芸賞の選考委員諸氏にも、お礼を言うべきなのかもしれません。 さて、この件がどのような意味で「問題」なのかについては、すでにさまざまな形で上に触れた有力な援護射撃の中で指摘されていますが、今一度、私なりにまとめておきたいと思います。 まず、大きく分けて、二つの問題があります。 ①この著書そのものの質の問題。 ②この著書がサントリー学芸賞を受賞してしまったことの問題。 ①については、すでにこの著書が刊行された時点で、「漫棚通信」、「紙屋研究所」、「白拍子なんと

    竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 - 宮本大人のミヤモメモ(続)
  • 『手塚___起源』授賞「問題」について - 夏目房之介の「で?」 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

    竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』のサントリー学芸賞受賞に関して、まず批判的な反応がマンガ論系ブログで始まり、その後けっこう「ある種の反響」というか、どっちかつうと「盛り上がってるみたいだぜ」的な「盛り上がり」のようなものになりつつあります。 でも、これもブログの特徴のひとつでしょうが、最初の反応に反応している二次的な反応群は、ほとんどが『手塚~起源』を読んでない人だったりします。そもそもが「お気楽」なブログなわけだから、別に当該のを読んでなかったら書いちゃいけないとかって話じゃないですが、最初の反応と二次的反応のあいだには、マンガを考えたりする上での「切実さ」に大きな距離があります。 くりかえしますが、それが「悪い」わけではない。が、 この受賞問題がブログで「問題」化する事態に対しては、いくつか基礎的に考えておいたほうがいい事柄があるように思います。 ブログというのは(A)「

    『手塚___起源』授賞「問題」について - 夏目房之介の「で?」 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
    umeten
    umeten 2006/11/14
    マンガ学会の院生発表の質ってのはその後どうなったんですかね?『手塚~』にも劣るようなものばかりだった記憶が。
  • もうひとつやるよ!倒錯社大学開校のお知らせ - たいしゅううんどう

    つーわけでもうひとつ隠しタネを放出します。これも暇な人は来てくだされ。倒錯社大学/自宅兼研究所兼カフェばしょ:京王線代田橋から約10分→とうきょうとすぎなみくいずみ1丁目34-7 くりすたるほーむず201(たぶん、目印に看板を立てるよてい)にちじ:11月12日(日) 14:00〜 (よてい)ぎだい:ぜつぼうのコミュニケーションについてないよう:じつは、コミュニケーションは多すぎるんじゃないんだろうか。誰もがつながりを求めようとしながら、つながりを求めることによってつながることに対する飢餓感が生まれてしまうのではないだろうか。問題はコミュニケーションではなくて、徹底して考えることができるような《知のアジール(知の聖域)》の復権なんじゃないんだろうか。「自宅研究所=草研究所」の潜在性(可能性じゃないよ!)とマニフェストを考えてみよう!おかね:特になし。おさけがのめるひとはおさけ。先を走っている

  • 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    大人氏「みやもメモ」で知ったんですが「サントリー学芸賞」(芸術・文化部門)なるものを、あの竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)がとっちゃったらしいです。驚いたなぁ。サントリー学芸賞って、そんなレベルだったんだ。しかも伊藤剛『テヅカ イズ デッド』(NTT出版)をおさえてってことでしょ。しょうもな。 〈社会・風俗〉部門の マイク・モラスキー『戦後日のジャズ文化 ―― 映画・文学・アングラ』(青土社) は、個人的にイイと思うよ。面白かったし、学術的配慮もしてあった。でもさ、『手塚~起源』は、もう笑うしかないじゃん。ほとんどページごとに突っ込みどころがあるじゃん。いやはや。宮氏ならずとも「コラコラ」っていいたくなるよなぁ。 〈選考委員はこの著作を今までこの部門では受賞作のなかった後発の分野の著作として、甘く採点していたのではないかという疑念を抱かざるを得ないのです。〉

    『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ