ホメオパシー団体の認定講師として反ワクチン活動を繰り広げてきた経歴を隠蔽して、昨年11月の富山市議選補選で初当選した上野ほたる市議。任期満了に伴う今年4月の市議選でも、やはりホメオパシー活動家としての経歴を隠蔽したまま再選を果たしました。この上野市議について6月11日と25日にNHKが、ホメオパシー活動家としての経歴やそれを隠蔽して当選した事実に一切触れないまま好意的に紹介するドキュメンタリーを放送しました。 ■上野氏とホメオパシーの関係 上野氏の公式サイトによると、上野氏は〈介護施設に事務職として勤務〉していた32歳。〈食や健康に関するセミナーの主催等、ママ向けの発信も行う〉と書かれていますが、具体的にどのような「セミナー」なのかは書かれていません。 しかし本紙既報の通り、上野氏は「ホメオパシーセンター新潟上越」認定のワクチンセミナー講師として、インフルエンザ等のワクチンの危険性を訴える