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ブックマーク / jp.ign.com (27)

  • 『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』の“用意されたコンテンツをすっ飛ばす楽しさ”に感じる矛盾

    『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』(以下「知恵のかりもの」)をクリアした。結論からいえば楽しいゲームだった。とはいえ、気になるところもある。「ゼルダの伝説」シリーズの総合プロデューサーである青沼英二は、「見下ろし型ゼルダのアタリマエ」を見直すと語っていたが、私は作から旧来の「アタリマエを見直す前のシリーズ」の態度も感じとれた。 これは確かに見下ろし型ゼルダとして新鮮なのだが、ときに矛盾も感じられるようなものでもあった。 「高さを操作できる見下ろし型ゼルダ」が常識を破壊する 「知恵のかりもの」は、謎の裂け目に飲み込まれたハイラル王国を救うため、ゼルダ姫が冒険をするアクションアドベンチャーゲームである。 ゼルダ姫はリンクと異なり通常は剣を振り回すわけではないので(岩や箱は投げるし、剣も振れないわけではないのだが)、仲間の「トリィ」から借りた力により、さまざまなオブジェクトや敵を「カリモノ」とし

    『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』の“用意されたコンテンツをすっ飛ばす楽しさ”に感じる矛盾
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    unijam 2024/10/03
  • Nintendo Switchが任天堂史上最も長く世代交代していないコンソールに ファミリーコンピュータの最長記録を破る

    Nintendo Switchが、ファミリーコンピュータの記録を破り、任天堂の家庭用コンソールとして最も長く世代交代していない機種となった。 VGCが伝えたとおり、Nintendo Switchは2024年7月11日時点で2687日間、次の世代に代わることなく現行機として販売され、ファミリーコンピュータの2686日間を上回った。ファミリーコンピュータはその後、スーパーファミコンに世代交代したが、Nintendo Switchの後継機が発売されるのはまだ先であるため、現行機が新記録を保持することになるだろう。 そのことは、来年にかけてNintendo Switchで『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』や『スーパー マリオパーティ ジャンボリー 』、『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』、『レイトン教授と蒸気の新世界』、『ドンキーコング リターンズ HD』、『メトロイドプライム4 ビヨンド』

    Nintendo Switchが任天堂史上最も長く世代交代していないコンソールに ファミリーコンピュータの最長記録を破る
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    unijam 2024/07/14
  • 「ゼルダの伝説」に登場するマスターソードのレプリカを持ち歩いていた男が英国で逮捕 懲役4カ月と約3万円の罰金が科せられる

    「ゼルダの伝説」シリーズに登場する「マスターソード」の約15cmのレプリカを公共の場で所持していた男に、懲役4カ月の刑が科せられた。 Eurogamerによると、英国のウォリックシャー州ヌニートンに住む48歳のアンソニー・ブレイが、任天堂の「ゼルダの伝説」シリーズに登場する武器「マスターソード」のレプリカを町の中心地で堂々と所持していたのを目撃されたという。 ウォリックシャー州警察は現地時間2024年6月8日、ブレイが手に何かを持って歩いている様子を防犯カメラで発見。ブレイはマスターソードを見えるように手に持って警官に近づいたとされ、その時点で刃物を所持していたとして逮捕された。 その後ブレイは、マスターソードは手持ち無沙汰を紛らわすためにインターネットで購入したフィジェット・トイだと主張。しかし警察は、鋭く尖ったものであるため、凶器として使用される可能性があり、「それを自分に対して使用す

    「ゼルダの伝説」に登場するマスターソードのレプリカを持ち歩いていた男が英国で逮捕 懲役4カ月と約3万円の罰金が科せられる
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    unijam 2024/07/04
  • 【コラム】『ペーパーマリオRPG』は「魅力的なキャラクターや状況」を作りすぎたせいで自分の首を締めたのではないか

    2024年5月23日にリメイク版『ペーパーマリオRPG』が発売された。この「ペーパーマリオ」シリーズは、なかなか複雑な状況下にある。 『スーパーマリオRPG』から枝分かれしてはじまったこのシリーズは、ニンテンドー3DSの『ペーパーマリオ スーパーシール』で一気に評判を落とし、それまであった独特のキャラクター要素などの魅力を失ってしまった(過去の記事で歴史の概要をまとめてある)。 シリーズ2作目となる『ペーパーマリオRPG』は、まだ勢いがあったころの作品であった。ゆえにインパクトが大きいキャラクターやブラックジョークが残っているものの、2024年のいま改めて作を遊ぶと、「キャラクターが魅力的である」と同時に「一部では一線を越えている」とも感じられるのである。 作のマリオはモテモテで、性愛を感じさせる要素が多い 遊技場およびその隣の店には、ウサギ耳ならぬネコ耳のテレサがいる。 私が『ペーパ

    【コラム】『ペーパーマリオRPG』は「魅力的なキャラクターや状況」を作りすぎたせいで自分の首を締めたのではないか
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    unijam 2024/05/30
  • 目がくらむほどリッチな『ファイナルファンタジーVII リバース』が明らかにする「昔と今のゲーム環境の違い」

    リメイク版「ファイナルファンタジーVII」シリーズを語るときは、やはり「リッチ」と「水増し」という言葉がちらつく。このシリーズにおいて、これらの要素は表裏一体だ。 前作となる『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、ミッドガル脱出までを描きつつ1のフルプライスタイトルにする必要があった。ゆえに列車墓場がやたら長いダンジョンになったり、ボタンを押すだけのミニゲームがなぜか豪勢になっていたりした。 これは間違いなく豪華なものの、ゲームを分割して売るための水増しと解釈できなくもない。かくいう私も、驚きと呆れが同居するような気持ちになった。 第二作となる『ファイナルファンタジーVII リバース』でもその姿勢は変わらず原作をとことんリッチにしているのだが、今回はそれが良い方向に働いている。そして同時に、「昔と今のゲーム環境の違い」を明確にしている作品でもあるのだ。 リッチであるがゆえに生まれる

    目がくらむほどリッチな『ファイナルファンタジーVII リバース』が明らかにする「昔と今のゲーム環境の違い」
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    unijam 2024/03/06
  • ウーピー・ゴールドバーグ、『ディアブロ IV』をどうかMacで遊ばせてほしいとBlizzardに懇願

    『ディアブロ IV』はBlizzard史上最速で売れたゲームとなった。それなのに、1人の消費者がゲームをプレイできないでいる。 その消費者とは、映画『天使にラブ・ソングを…』で知られる女優、ウーピー・ゴールドバーグだ。彼女は『ディアブロ IV』を、前作と同じようにMacでプレイすることができると思い購入した。ところが、ゴールドバーグにとっては気の毒なことに、『ディアブロ IV』はPC、PlayStation、Xboxでしかプレイできないのだ。 この件を最初に報じたのはEntertainment Weeklyだった。Instagramに投稿された動画の中で、ゴールドバーグはBlizzardに対し、『ディアブロ IV』をどうかMacでリリースしてほしいと懇願している。 「Blizzardさん、お願いしたいことがあります」とゴールドバーグは言う。「ウーピーです。私がどれだけ『ディアブロ』を愛して

    ウーピー・ゴールドバーグ、『ディアブロ IV』をどうかMacで遊ばせてほしいとBlizzardに懇願
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    unijam 2023/06/10
  • AI搭載版『ポートピア連続殺人事件』が4月24日にSteamで無料配信決定、『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』として名作ADVが蘇る スクエニAI部に経緯を訊いた

    スクウェア・エニックスは、堀井雄二氏が手掛けた『ポートピア連続殺人事件』を題材に、先端AI技術を搭載したテックプレビュー『SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』を2023年4月24日にSteamにて無料配信すると発表した。また公式サイトをオープンしている。 AIの一分野である自然言語処理(NLP)の技術を使った「NLPアドベンチャー」と銘打っており、日英の言語に対応している。 「THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE」とは 『SQUARE ENIX AI Tech Preview: THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』(以下、THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE)は、『ドラゴンクエスト』シリーズで知られる堀井雄二氏が手掛けたADV

    AI搭載版『ポートピア連続殺人事件』が4月24日にSteamで無料配信決定、『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』として名作ADVが蘇る スクエニAI部に経緯を訊いた
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    unijam 2023/04/21
  • Netflixドラマ版『バイオハザード』は「もはやバイオではない」 ── という部分から考える「バイオらしさ」とは

    カプコンの人気シリーズ「バイオハザード」はこれまで何度も実写映像化されており、ゲーム以外でも人気を誇る作品だ。 そして、2022年7月14日からNetflixで新作の実写ドラマ『バイオハザード』が配信開始となった。私はミラ・ジョヴォヴィッチ版の映画も一通り見ているし、2022年1月に公開された『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』も視聴してコラムを書いたので、期待半分不安半分でこの新作にも手を出した。 長い長いシーズン1全8話を見終えたあと、私は「もはやこれはバイオハザードではない」と断言してしまった。ミラ・ジョヴォヴィッチ版の映画も、『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』も悪い評判はあれど、「バイオではない」とまでは思わなかったというのに。 原作を意識する要素はたくさんあっても「らしくない」 Netflix『バイオハザード』(2022Netflixドラマ版『バイオハザード

    Netflixドラマ版『バイオハザード』は「もはやバイオではない」 ── という部分から考える「バイオらしさ」とは
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    unijam 2022/07/26
  • 『ジョーカー』続編が正式発表 タイトルは『Joker: Folie à Deux』に

    『ジョーカー』の続編が制作中であることが正式に発表され、監督のトッド・フィリップスは、そのタイトルが『Joker: Folie à Deux(原題)』となることを明らかにした。 ホアキン・フェニックス主演の映画『ジョーカー』で監督と脚を務めたトッド・フィリップスは、続編で、共同脚のスコット・シルヴァーとふたたびタッグを組むことになる。フィリップスは自身のInstagramで脚の赤い表紙をシェアした。投稿には脚を読んでいるホアキン・フェニックスの写真も添えられている。 プロットについての情報はほとんどないが、タイトルの「Folie à Deux」とは日語では「フォリアドゥ(感応精神病)」などと呼称される精神障害のひとつで、ある患者が発端となって、その精神症状が複数の人々に同一の形であらわれる状態を指す。ジョーカーはバットマンやハーレイ・クインとの精神的な依存関係でも知られるキャラク

    『ジョーカー』続編が正式発表 タイトルは『Joker: Folie à Deux』に
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    unijam 2022/06/10
  • 映画『バブル』レビュー:「こういうゲームをやったような気がする」という疑似記憶が作られるアニメ(悪い意味で)

    まるでビデオゲームをアニメ映画にしたみたいな作品だ……。『バブル』を観ながら僕はそう思っていた。オリジナル作品なのに、なぜかゲーム原作映画によく似た空虚さがそのまま出ている。 幸いIGN JAPANはビデオゲーム映画のジャンルを取り扱う媒体だ。弊誌を両ジャンルのファンが読んでいることも多いだろう。せっかくなので「ビデオゲームを原作とした映画みたいな作品」がもたらす問題ごと、作を評してしまおう。 なぜだかこんなアクションゲームを遊んだような気がする ……僕は『バブル』を観ているあいだ、頭の中で「このアニメにはこんな感じの原作ゲームがあったんじゃないか。なんならプレビューすら書いたような気がする」って疑似記憶ができあがっていくのを感じた。こんな具合だ。 原作の『バブル』(2018年)は “新機軸の対戦。駆け抜けろ。飛べ。奪え”というコンセプトを持つ、マルチプレイヤーによるパルクールバトルア

    映画『バブル』レビュー:「こういうゲームをやったような気がする」という疑似記憶が作られるアニメ(悪い意味で)
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    unijam 2022/05/15
  • なぜ公式音源ではなく「カービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞したのか?さらば「非公認」~ゲーム音楽アレンジ/リミックスの新時代

    『星のカービィスーパーデラックス』のアレンジ楽曲「MetaKnight'sRevenge」が、第64回グラミー賞を受賞したことで話題を呼んでいる。大変おめでたいことであり、さっそくこれを聴いてみたという方も多いと思うが、そのアルバムクレジットにはNintendoやHAL研究所の権利表記が全くないことにお気づきだろうか。 先日の糸田氏による記事でも指摘があったように、ここにはアメリカにおける音楽著作権法の改定が影響している。実はここ数年の間に、海外におけるゲーム音楽アレンジ/リミックスを取り巻く状況は激変しているのだ。音楽サブスクリプション(特にSpotify)を日常的に使っている人ならお気づきだろう。こうした「許諾なしのゲーム音楽アレンジ楽曲」が堂々と、しかも商品として罷り通るようになってきているのだ。その背景で一体何が起きているのか。いい機会なので、その背景について解説しよう。 Spot

    なぜ公式音源ではなく「カービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞したのか?さらば「非公認」~ゲーム音楽アレンジ/リミックスの新時代
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    unijam 2022/04/10
  • 日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!

    『Dying: 1983』や『DYING: Reborn』を手掛けた中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによる新作RPG『昭和米国物語(Showa American Story)』が発表された。プラットフォームはPS4/PS5/PC。 舞台は昭和66年のアメリカで、強大な経済力を手にした日文化的植民地となっている。言うまでもなく架空の設定だが、日経済がピークを迎えていた昭和末期、多くのアメリカ人が恐れていたような実態がもしも当に起きていれば、というような設定と言えるだろう。鯉のぼりや招きに地蔵、それからラムネのような飲み物といった日的な要素で彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏ってしまう「if」の世界線は日人にとっても感慨深いものがありそうだ。 だが、作はそんな世界設定を真面目に描くというよりも、B級映画のような雰囲気だ。この世界には10年ほど前からゾンビや化け

    日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!
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    unijam 2022/01/08
  • KONAMIの「BEMANI特許」とは何だったのか 失効から3年のいま振り返る、近代音楽ゲームの基本特許

    BEMANI特許(あるいはビートマニア特許)と俗称される特許がある。KONAMI(現・コナミアミューズメント)が1997年にリリースし、音楽ゲームブームの基礎となった「beatmania」の基システムを請求、KONAMIがBEMANIブランドで展開する音楽ゲームビジネスの柱の一つとなっていた、日国特許第2922509号のことだ。 この特許は1998年7月31日に出願、1999年4月に登録。日の特許の権利期間は出願から最長で20年間と定められており、2018年7月31日をもって失効している。 BEMANI特許は音楽ゲーム分野の工業所有権(産業財産権とも。特許権、実用新案権、商標権、意匠権の総称)の代表格であり、これまでの約20年間にわたり、ゲームファン界隈の巷間でたびたび語り草となってきた。 しかし、特許の権利範囲はしばしば誤解され、不十分な理解に基づいた語りが多く展開されてきた実情

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    unijam 2021/08/15
  • Nintendo Switchで「強引移植」が増えつつある?人気ゲーム機の光に付随する“影”

    Nintendo Switchの販売台数は2020年12月末時点で7987万台を越えており、大ヒットしたWiiを超える勢いを持っている。今後もさらなる展開が行われることを考えると、いまのNintendo Switchはかなり脂が乗っている状態といえるだろう。 ゲーム機が売れればソフトも売れる。少し古いゲームだとしても改めてNintendo Switchで出せば売れるし、インディーゲームを手軽に遊ぶハードとしても人気があるわけで、多くの作品がこのハードにやって来ているわけだ。 2021年2月、PCで展開されている『リーガルダンジョン』というインディーゲームがNintendo Switchに移植された。作は警察官として捜査書類を読み、犯罪者を検挙するため意見書を作るアドベンチャーゲームだ。 文字を読んで推理をしていくゲームなので人を選ぶようだが、嗜好に合う人からは評価されている作品である。ゆ

    Nintendo Switchで「強引移植」が増えつつある?人気ゲーム機の光に付随する“影”
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    unijam 2021/03/18
  • スイッチ版『スーパーマリオ 3Dワールド』から学ぶ「約7年前のゲームをおもしろくする職人芸」―― あるいは「文章化しにくいおもしろさの問題」

    「ほとんど同じゲームを遊んだはずなのに、得られた体験がかなり違う」という経験をしたことはあるだろうか。私の場合、2021年2月12日にNintendo Switchで発売された『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』がそれにあたる。 作は2013年11月にWii Uで発売された『スーパーマリオ 3Dワールド』に新モード「フューリーワールド」などの要素を追加して移植した作品だ。にも関わらず軒並み高評価で(IGNでは7点だが9点以上をつけるメディアも多い)、約7年前のゲームなのに受け入れられている。 古いゲームなのに陳腐化しない理由は複数あり、ひとつは作が特殊な作品かつ後継作が出ていないから。そしてもうひとつ重要なのが、Switch版には実は職人芸ともいえる小さな差が仕込まれており、それが大きなおもしろさを生んでいるのだ。 Wii U版は投げ出したのに、なぜか楽しくクリアで

    スイッチ版『スーパーマリオ 3Dワールド』から学ぶ「約7年前のゲームをおもしろくする職人芸」―― あるいは「文章化しにくいおもしろさの問題」
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    unijam 2021/02/23
  • 『ブラックパンサー2』ではティ・チャラ王がすでに故人となり、妹のシュリが主人公になると報道――チャドウィック・ボーズマンの死去を受けて

    MCUでブラックパンサーを演じ、同キャラクターの単独映画で輝かしい興行成績を打ち立てたチャドウィック・ボーズマンの突然の訃報に接し、マーベルファミリーとハリウッドのコミュニティをはじめ、世界中のファンは悲しみに包まれた。そして、ボーズマンの死去により、MCUのブラックパンサーはこれからどうなるのかという極めて現実的な課題も残されている。特に『ブラックパンサー』の続編の扱いは制作陣の頭を悩ませているに違いない。そこで最近、来のブラックパンサーであるワカンダのティ・チャラ王がそもそも続編には登場しないという可能性が報じられた。 報道によると、「信頼できる情報筋」――タスクマスターがブラック・ウィドウ単独映画のヴィランになることや、ミズ・マーベルを主人公としたDisney+のドラマシリーズが制作されることなどを事前にリークした人物――からその情報が寄せられたという。ティ・チャラ王はオリジナルの

    『ブラックパンサー2』ではティ・チャラ王がすでに故人となり、妹のシュリが主人公になると報道――チャドウィック・ボーズマンの死去を受けて
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    unijam 2020/09/09
  • 「ペーパーマリオ」開発者、「マリオの世界に影響を及ぼす」新キャラクターを作ることができなくなったと明かす

    VGCのインタビューで、任天堂の田邊賢輔は、クッパやカメックといったアイコニックな敵が多いシリーズにおいて新たな悪役をデザインするプロセスについて質問を受けた。それに対し田邊は「『ペーパーマリオ スーパーシール』以降、マリオのキャラクターに変更を加えたり、マリオの世界に影響を及ぼすオリジナルキャラクターを作ることができなくなりました」と答えている。 つまり『ペーパーマリオ オリガミキング』の開発チームは、キノコ王国のアイコニックな悪役たちに変更を加えることができなかったため、既存のマリオの世界以外で新しいキャラクターを考えなければならなかったということだ。また、新たなキャラクターはマリオのキャラクターに似せることもできないようだ。「オリー王や文房具のボスのように、マリオの世界にまったく関係ないデザインで、オリジナルキャラクターを作る必要があるのです」 その結果、『ペーパーマリオ オリガミキ

    「ペーパーマリオ」開発者、「マリオの世界に影響を及ぼす」新キャラクターを作ることができなくなったと明かす
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    unijam 2020/07/19
  • 迷走を続ける「ペーパーマリオ」シリーズは『オリガミキング』で生まれ変われるか ─ 20年で積み上がった問題を振り返る

    一口に同じシリーズといえども、制作スタッフが変わったりジャンルそのものが変わってしまうことがある。ニンテンドー3DSで発売された『ペーパーマリオ スーパーシール』以降、シリーズは“クオリティこそ高いものの迷走した作品”が発売されている。 最新作となる『ペーパーマリオ オリガミキング』を語るうえでも、このシリーズがいままでどのように歩んできたのかは重要だ。改めて、なぜ「ペーパーマリオ」シリーズの方向性が妙なことになってしまったのかを語ろう。 4作目から迷走をはじめる「ペーパーマリオ」 『マリオストーリー』(2000) 「ペーパーマリオ」シリーズという名のように、このシリーズは紙のマリオが活躍するのが大きな特徴だ。初代となる作品は2000年にニンテンドウ64で発売された『マリオストーリー』。このころのシリーズはRPGで、ゲームキューブ向けのシリーズ2作目『ペーパーマリオRPG』も、名前からわ

    迷走を続ける「ペーパーマリオ」シリーズは『オリガミキング』で生まれ変われるか ─ 20年で積み上がった問題を振り返る
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    unijam 2020/07/17
  • 『マトリックス』続編の撮影監督、スタンリー・キューブリックの影響で制作は「拷問のようだった」と語る

    スタンリー・キューブリック人は『マトリックス リローデッド』と『マトリックス レボリューションズ』の製作には関わっていないが(故人だからね)、両作の撮影監督は、キューブリックのレガシーのせいで「マトリックス」続編の制作は「拷問のようだった」と語っている。そして、そのことが結果的に作品の質の低下にも繋がったという。 「マトリックス」続編の撮影監督を務めたビル・ポープは、同業者のロジャー・ディーキンスが主催するポッドキャスト「Team Deakins」に出演し、製作の舞台裏を語った。同氏によると、「マトリックス」シリーズの監督であるウォシャウスキー姉妹がキューブリックに影響を受けたことで、同時に撮影された「リローデッド」と「レボリューションズ」の撮影はひどく辛いものになったという。 「1作目で良かったことが、残りの2作ですべてダメになってしまいました。我々はもう自由ではなかったのです。世間が

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    unijam 2020/07/16
  • マルチプレイヤー対戦でキレ落ちした相手の代わりにAIがプレイするようになることをソニーの特許が示唆

    この技術で実現できることが概要に書かれている。「マルチプレイヤーゲームが終了する前に相手のプレイヤーがやめたり、反応しなくなったりしたとき、その相手のプレイヤーに代わってコンピューターの操作によるプレイヤーがゲームを続ける。コンピューターのプレイヤーは、相手のプレイヤーのそれまでの動作の分析にもとづいて計算されたアクションを選んでプレイする。それによって、中断することなくマルチプレイヤーゲームを続けることが可能となる。この相手のプレイヤーのプレイスタイルは保存される」 例えば、対戦型格闘ゲームをプレイしているとき、キレ落ちや回線の不具合などで対戦相手が途中でいなくなっても、この技術があれば、それまでのインプットをたどり、それを複製することで対戦を続けられるようになるということだ。これは多くのゲームでとても役に立つだろう。反応をやめたり、AFKやキレ落ちなどをしたりするプレイヤーのために、ほ

    マルチプレイヤー対戦でキレ落ちした相手の代わりにAIがプレイするようになることをソニーの特許が示唆
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    unijam 2020/06/13