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クラシックと音源に関するushiwatatのブックマーク (155)

  • Lewis Layton(4)~サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78「オルガン付き」 – PCオーディオ実験室

    昔話の続きをさせてください。 スピーカーをガンガン鳴らすだけでなく、その真ん中にたとえ虚像であっても、まさにそこで演奏者の姿が立ちあらわれるような再生を1度経験してしまうと、その魅力はかなり麻薬的です。 これを世間では「スピーカーが消える」と表現するのですが、これを小型のスピーカーで実現するのはそれほど難しいことではありません。しかし、小型スピーカーでは低域再生などに限界がありますし、スケール感も小型にならざるを得ません。 そこで、小型ではなくて大型のスピーカーでも「消したい」と思うのが人の性なのですが、これが結果として、オーディオの世界をとんでもない「負」のスパイラルに巻き込んでしまいました。 何故ならば、スピーカーを消すためには「箱」は鳴ってはいけないからです。 昔は「ガンガン鳴らす」ために「箱」を盛大に鳴らしていたものを、今度はそれをぴたりと止めないといけなくなったのです。 この「箱

    Lewis Layton(4)~サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78「オルガン付き」 – PCオーディオ実験室
  • V1_A1,A2 ストラディバリの呪い? - セルヴェ「想い出とカプリス」

    Adrien-Francois Servais : Souvenirs & Caprices Anner Bylsma & Smithsonian Chamber Players 1986 DHM ● Souvenir de Bade, Op. 20 ● Caprice sur des motifs de l'opéra Le Compte Ory, Op. 3 ● Souvenir de Spa, Op. 2 ● Two Caprices, Op. 11, Nos. 2 & 4 ● Grand duo de concert sur deux airs nationaux anglais 今回ご紹介するのは、私が古楽器の楽器メーカーを初めて意識した録音でしょうか。 アンナー・ビルスマのバロックチェロによる録音は、マルコム・ビルソンとのベートーヴェンのソナタやハイドンの協奏曲など、このセルヴ

    V1_A1,A2 ストラディバリの呪い? - セルヴェ「想い出とカプリス」
  • ノン=メジャー・レーベル頌(その2)

    ナイーヴ:フランスのレコード会社によく見られることだが、その実態がよく分からない点では、このナイーヴ(naïve)もそのひとつと言える。ウェブサイトのデザインも、ハルモニア・ムンディ・フランスと似て、操作が解りにくい。ウェブサイトから分かる範囲で云えば、ナイーヴは、音楽CD、DVDやの制作、販売を行っているようだ。CDに関しては、アストレーやOpus 111を買収しているようだが、それらの録音資産のどれだけが再発されているかもよく分からない。それらの買収した録音以外にもクラシックからジャズ、ロック・ポップス、レゲエ、ワールド・ミュージック、ヒップポップなどあらゆる種類の音楽のCDがあるようだ。 「私的CD評」では、以前にアストレー・レーベルで販売されていたブランディーヌ・ヴェルレのチェンバロ演奏によるバッハの「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」や「インヴェンションとシンフォ

    ノン=メジャー・レーベル頌(その2)
  • ノン=メジャー・レーベル頌(その1)

    レコード(CD)の売り上げが年々減少しているそうだ。インターネット経由のデータでの購入や音楽媒体の多様化などが原因といわれている。それによって、有名な演奏団体や演奏家を専属として抱え、費用をかけて録音し、世界的な販売網で大量に販売するという手法が通用しにくくなった結果、レコード業界の再編が進んでいる。 筆者がレコードを聞き始めた50年ほど前にレコード店で手に入るものは、欧米の大手レコード会社の子会社か提携している日の会社が製造し販売しているレーベルしかなかった。イギリスEMIのエンジェル、デッカのロンドン、ドイツ、ポリドールのドイツ・グラモフォンとアルヒーフ、テレフンケン、オランダのフィリップス、アメリカのRCAビクターとCBSコロンビアといったいわゆるメジャー・レーベルである。現在こうしたメジャー・レーベルは、ユニヴァーサル・グループ(ドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップス)、ワー

    ノン=メジャー・レーベル頌(その1)
  • My favorite Goldberg Variations | just beside you

    バッハ/ゴールドベルク変奏曲BWV.988 この『My favorite』の一曲のために、私が購入したLP,CDなどを一挙公開いたします。 ジャケット写真とともに私の『お薦め度』を、満点★5で付けさせていただきました。私はクラシック音楽愛好家ではありますが、 音楽についてはいわゆる《ど素人》です。この★☆印はそんな素人の私が所有しているディスクの、主観的・妄想的な思い入れとご理解下さい。他意はありませんので、★☆印にお腹立ちならずに、御心広くご覧いただきたいと願っています。( ジャケット写真はクリックすると少しだけ大きくなります ) グレン・グールド(p)<55> COLUMBIA ML 5060 ★★★★ グールドのデビュー・レコードであったこの曲ですが、主題のアリアをはじめとして、あっという間に終わってしまいます。テンポが異様に速いというわけではなく、変奏すべてが反復なしで演奏されてい

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  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • バッハ;無伴奏チェロ組曲

    特集 バッハ;無伴奏チェロ組曲 10種聴き比べ バッハ・イヤーである2000年の幕開けを記念して、年末・年始の休日に、買い溜まった無伴奏チェロ組曲の聴き比べをいたしました。 あれこれ20種ほどもあるのですが、CDが出ているデジタル録音の全曲盤から選定。9種は全曲を聴き、6種は1曲のみを聴きましたので、各曲10種づつということになります。 ちょっと大きなページになりましたが、御容赦ください。

  • ラヴェル ピアノ独奏曲全集比較

    テクニック的に極めて高度な完成度に到達しているピアニストによる全集である。技術面ではほぼ文句のつけようがない。ほとんどのピアニストが弾ききれずに減速してしまうパッセージもインテンポで弾きのける。作曲家自身の言葉より、ラヴェルのピアノ曲は基的にインテンポで弾くべきであり、それを体現しているといってよい。また、このピアニストは強弱表現が非常に精緻なことが特徴で、楽譜に書かれたデュナーミク指示を神経質なくらい守っている。短いスパンで急激にクレシェンド/デクレシェンドする表現や、速いフレーズに付けられたエスプレッシーヴォ指示(くさび型の記号)も明確に聞かせるため、他のピアニストでは機械的に処理されやすいパッセージが有機的なうねりとなって聞こえてくる。従来のフランス流ピアニズムにロシア系ピアニズムが加わったようなタイプのピアニストのため、デュナーミクのレンジが広く、ドラマティックな表現が随所に見ら

  • Yahoo!ブログ - エンジニア★流星群 @Tech総研

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  • http://www.katch.ne.jp/~naoto/romeRCA.html

  • ストラヴィンスキー-春の祭典レコード批評日本語訳

    ストラヴィンスキー《春の祭典》レコード批評 日語訳 イゴール・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky 鷺澤伸介:訳 (初稿 2009.12.30) (最終改訂 2018.4.8)

  • 音圧競争の弊害 – PCオーディオ実験室

    このシリーズを始めるときに、次のような断り書きを付しました。 「この検証においては同じ音源でもリマスターやCDの発売時期によって音質が微妙に変わりますから、検証に使って配布した音源に関してはマトリックス番号を記しておきます。」 実際、私が「Blue Sky Label」で配布している音源に対して、自分が聞いている音源とは少し音が違う、おかしいのではないか?と言う質問が寄せられることがあります。 そして、当然の事ながら、こんな断り書きに対して「デジタルデータであるCD音源がCDが変わるたびに音質が変化するなどあり得ない、何を寝言を言ってんだ!」というお叱りの声も頂きました。 考えてみれば、このシリーズの最初にその様な「大前提」を示したのは、それが当然の共通認識になっていると思っていたからなのですが、どうやら事はそれほど簡単ではないようですので、もう少しこの問題を詳しく取り扱っておきたいと思い

    音圧競争の弊害 – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「DECCA」(2) – PCオーディオ実験室

    マルチマイク録音ってどんな録音方法なの それでは、オーディオマニアからは評判が悪く、一般的なユーザーからは好意的に受け取られることが多い「マルチマイク録音」とはどのような録音方法なのでしょうか。 これに関しては「ワンポイント録音」のようなややこしさはありません。 まずは基はワンポイント録音と同じで、センター1と左右2のマイクをメインマイクとして使います。見た目はワンポイント録音とほぼ同じなのですが、このメインマイクのセッティングに関しては「ワンポイント録音」の時のように神経質になることはありません。「マルチマイク録音」は基的にはコスト削減が最大の目的ですから、そのあたりにいらぬ手間を費やしたりしませんし、技術的にも気を遣う必要はありません。(当は神経質なまでに気を遣う必要があって、後述するような無駄な編集を極限まで減らすことが重要なのですが、その様な配慮がされることは多くはないよ

    優秀録音の検証~「DECCA」(2) – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「DECCA」(1) – PCオーディオ実験室

    50~60年代の優秀録音のレーベルを取りあえず概観したいと言うことで「Mercury」、「Columbia」、「RCA」と取り上げてきましたから、次は当然「DECCA」と言うことになります。そして、「DECCA」の優秀録音の源泉を問われれば「ffrr(Full Frequency Range Recording)」や「ffss(Full Frequency Stereophonic Sound)」、そして「Decca Tree」というマイクセッティングにふれないわけにはいきません。 特に、「Decca Tree」というマイクセッティングに関わる話は絶対にスルーできません。 しかし、この事を話題にする前提として、いわゆる「ワンポイント録音」とは何かと言うことを明らかにしておかなければいけません。 過去3回の内容を見ていただいた範囲でも、明確には述べていませんが、それでも書いていることは明らか

    優秀録音の検証~「DECCA」(1) – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~「RCA」 – PCオーディオ実験室

    ステレオ録音の夜明け 「Mercury」、「Columbia」と紹介してきましたから、次は当然「RCA」を取り上げます。前回も述べたように、それぞれのレーベルの「深掘り」は後の楽しみとして残しておき、ひとまずは50~60年代のレーベルを概観していきます。 「RCA」といえば、「Living Stereo」であり、それは50~60年代における「優秀録音」の代名詞みたいなものでした。そして、それは同時にLPレコードの規格が「モノラル」から「ステレオ」に移行していく時代の流れを象徴する存在でもありました。 「RCA」の出自は1901年に設立された「ビクタートーキングマシン(Victor Talking Machine Company)」にまで遡るのですが、その「ビクタートーキングマシン」もまた1895年にエミール・ベルリナーが設立したベルリーナ・グラモフォン社を母体としています。ですから、歴史

    優秀録音の検証~「RCA」 – PCオーディオ実験室
  • 優秀録音の検証~Columbia&現在のメインシステム – PCオーディオ実験室

    ソフトは王様~録音クオリティの検証2 こういうコーナーを始めたのですから、まずは肝心の再生装置を明示しておかなければいけませんね。何だ、そんなシステムで聞いていて何が分かるんだ!と言われそうでもあるのですが、やはり手の内は明かしておかないと不公平ですし、何よりも卑怯です。 最も、メインシステムに関しては毎年公開してたつもりだったのですが、気がつくと2014年版が最新で、それ以後は更新していないことに気づきました。基的なものの考え方が変わっている部分もありますし、ハードに関しても幾つか変更していますので、報告するにはいい機会かもしれません。 まずは、現時点のメインシステムの構成です。 「2014年最後のメインシステムの基構成」からの主な変更点は以下の3点です。 ネットワーク再生を捨ててメモリ再生を選択 イコライザによる操作を捨てて、24bit 176.4Khzへのアップサンプリング再生を

    優秀録音の検証~Columbia&現在のメインシステム – PCオーディオ実験室
  • ソフトは王様~録音クオリティの検証~Mercury – PCオーディオ実験室

    オーディオの世界では「ソフトは王様」と言われます。ですから、少し前になりますが「ソフトは王様か家来か?」という駄文を綴ったことがあります。しかし、これから取り組んでみたいテーマはその様な小難しい理屈をさらに小難しくひねくり回そうというものではありません。 ソフトは王様でも家来でもどっちでもいいのです。 数千万円を超えるようなお金投資してどんなに立派なオーディオシステムを設えてみても、そこで再生するための「ソフト」がこの世に一枚も存在しなければ、それはただのゴミにしかすぎないという「自明の理」を表現するための言葉として「ソフトは王様だ」と言っただけなのです。 もちろん、この関係を逆にしてみても理屈は同じです。 どれほど膨大な音楽ソフトのコレクションを誇ってみても、それを再生するためのオーディオシステムがこの世に存在しなれば、それもまたただのゴミの山なのです。 つまりは、何が言いたいのかと言

    ソフトは王様~録音クオリティの検証~Mercury – PCオーディオ実験室
  • いろいろな『ゴルトベルク変奏曲』 - USHINABE SQUARE

    クラシック音楽を聴きはじめた頃から今までずっと好きな曲がいくつかある。『ゴルトベルク変奏曲』はそんな好きな曲の中の一つだ。最初と最後のアリアと、全部で30曲の変奏曲の中には、好きな曲、それほど好きではない曲があるが、嫌いな曲は一つもなく、当然ながら不要な曲は一つもない。それだけで完結した、完璧に調和した、ひとつの世界を描いているのではないか。完全な美しさというのはこういうことを指すのかと思う。少し聴いてみようか、という軽い気持ちで聴きはじめたのに、冒頭のアリアから、最後のアリアまで、聴き通してしまうこともよくある。 私は昔、まずグレン・グールドとマレイ・ペライアを聴き、グレン・グールドは旧録音も聴き、グスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏版を聴き、他にも色々聴いてみて、次から次へとCDが増えていった。それらのうちのどれも違った趣があり、飽きずに、今でもかなりの頻度で聴いている。 そんな『ゴ

    いろいろな『ゴルトベルク変奏曲』 - USHINABE SQUARE
  • 駅売名曲海賊盤情報(手持ち集成)■第1集■

    1990年前後に隆盛を極め、やがて正規盤輸入盤の価格下落、CDRの普及とともに消えていった「駅売名曲海賊盤」の是非については既に明確な答えは出ていると思います。21世紀となった現在では、中古の格安物件として出現するのみ。海賊盤ならぬ「駅売名曲盤」は、PILZ系(架空演奏家名義が多い)音源、ロイヤル・フィル系(指揮者が表示されない場合も有)音源、出所不明音源(ダイソーなどが代表例)に取って代わられました。ワタシは懐かしさと、価格、なにより音源の魅力に惹かれて、後ろめたさも感じつつ、未だに中古で購入する機会もあります。今更ええ格好して、隠すことも空しい。 手持ち、けっこうたくさん在庫がありすぎて、しかも楽しく聴いてきた音源も多い。この類のサイト情報を求めてネット検索を掛けてみたけれど、「用語統一」されている訳でもないせいか、これといったものを探せません。(ありましたら連絡請う)もしかしたら、ワ