国際子ども図書館所蔵の児童書を含む国立国会図書館の蔵書の魅力を、幕末・明治の日本の歴史をテーマに、事典形式で紹介します。
過日、弊社の店頭にお客様がお見えになり、お爺さまの本の買い取りを依頼されました。みると明治期の本で内容も面白そう。状態も明治期の本としては装丁が多少傷んでいる程度で、印刷や紙の状態も100年経ったものでは仕方がないと言うものでした。しかし、その時国立国会図書館の近代デジタル・ライブラリーの事が頭をよぎり、お客様にそのサービスについて説明し、安く買うことはお客様に失礼であることも説明しました。 翌日、そのお客様より電話があり、下記の2冊とも近代デジタル・ライブラリーで全ページ閲覧出来ることを知らされました。買わなくて良かったと思うと同時に、今まで大切に保存していた書物を適正な価格で売ることが出来なくなっている現状を痛切に感じました。同時に我々もより高く買い入れて売る機会を失っている状態に憤りを感じました。 「学海探求之指針」 明治21年3月刊行 海軍水路部編 12,519,4p 6図付 発行
国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」でインターネットに無料公開していた著作権の切れた書籍が、当分の間、館内での閲覧だけに制限されることになった。 ネット公開について出版社側から抗議があり、国会図書館が検討会議をした結果、「出版事業の維持に直接の影響を与える可能性を現時点では否定できない」として、当面インターネットでの提供を停止する。 「紙の本が刊行中のネット公開に納得いかない」 国会図書館は、2014年1月7日、「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」という資料を公開した。それによると、出版社から「近代デジタルライブラリー」での公開停止を求められたのは、『大正新脩大蔵経』(全88巻)と『南伝大蔵経』(全70巻)の2種類で、どちらも「仏教学における基本資料」とされる仏教の経典だ。 編者の高楠順次郎氏は1945年に亡くなり、95年には死後50年が経過したことから、すで
国立国会図書館は8月17日、全国の図書館の蔵書や論文などを横断検索できる「国立国会図書館サーチ」の「開発版」を試験公開した。ユーザーからの声を聞いて機能を改善し、2012年1月の正式公開を目指す。 キーワードやフレーズを入力すると、国会図書館や、全国の公立図書館の蔵書、論文検索「CiNii」、各大学図書館が所蔵する電子資料など、34のデータベースから収集した約5500万件の書誌情報を検索。全文電子化されたデータなら、全文検索も可能だ。 検索結果をグルーピングしたり、英語や中国語から日本語に翻訳して検索したり、関連キーワードや所蔵館、資料の種別から絞り込み検索することが可能。検索結果をTwitterに投稿したり、検索結果一覧をRSS配信するといった機能も備えた。 市町村立図書館の所蔵検索は、「カーリル」のシステムを利用。検索結果に表示された書籍が近くの図書館にないか調べられる。Amazonな
Googleブック検索やAmazonのなか見!検索など、書籍の中身をインターネット上で検索できるサービスが始まっている。6月には著作権法が改正され、国立国会図書館が図書館内の資料をデジタル化できるようになった。今後はこのデジタル化した書籍をインターネットを通じて誰でも利用できるようにする考えだ。 このように書籍のデジタル化が進む状況に、作家や出版社はどのように対応していくべきなのだろうか。インターネットなどの学術利用をテーマにしたサイト「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」が8月17日、「この先にある本のかたち−我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」と題したイベントを開催。国立国会図書館長の長尾真氏、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 准教授の金正勲氏、ITジャーナリストの津田大介氏、データセクション取締役会長兼CIOの橋本大也氏が議論した。 長尾氏はまず、著作権法の改
◇時代に合う法律と制度を--国立国会図書館長・長尾真さん(72) --米検索大手・グーグルの書籍全文検索サービスが、波紋を広げています。日本での書籍デジタル化はどこまで進んでいるのでしょうか。 ◆国会図書館ではデジタル化した蔵書を2002年から提供し始めました。明治、大正期の著作権の切れた出版物を中心に約15万点を「近代デジタルライブラリー」として公開しています。費用は約14億円で、1万点のデジタル化に約1億円かかる計算です。 --今年度の補正予算で約127億円の大幅増額が決まりましたね。 ◆膨大な文化遺産をデジタル環境で使えるだけでなく、デジタル化作業の雇用促進にも寄与するという提案を理解してもらった結果です。2年間で約90万点を加えることができます。約3400万点の蔵書のうち、デジタル化が必要なのは約1000万点ですから約1000億円。大きな金額ですが、それで日本の出版物すべてをデジタ
小泉容疑者「国会図書館で片っ端から」元次官住所調べる2008年11月26日3時0分印刷ソーシャルブックマーク 元厚生事務次官宅への連続襲撃事件で、銃刀法違反容疑で警視庁に逮捕された、さいたま市の無職小泉毅(たけし)容疑者(46)が取り調べの中で、自分で住所などを下調べした元次官や官僚など約10人の名前を、資料なしで間違えずに取調官に話していたことがわかった。名前やおおよその住所などの個人情報を記憶していたとみられる。捜査関係者が明らかにした。 出頭時の車内からはこの10人の自宅周辺の住宅地図のコピー約10枚と、実際に家を襲われた元次官2人を含む3人分の自宅周辺の地理を手書きしたメモがあった。図書館にある職員録などを閲覧して10人の住所を調べあげ、うち3人について下見をするなど具体的に計画。2人を対象に実行に移したと見られるが、こうした下調べをするうちに10人の名前を覚えたとみている。同容疑
【ニューヨーク=宮本岳則】米国株相場が調整色を強めている。ダウ工業株30種平均の前週の週間下落率は6.9%に達し、リーマン・ショック直後の2008年10月以来、10年ぶりの下落率となった。株価が下…続き[NEW] NY株、週間で6.9%安 10年ぶりの下落率に 世界市場の動揺続く リスク回避で円買いも [有料会員限定]
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 一気に10光年ぐらい引き離された感じがした。ただ唯一の国立図書館の力を見せつけられた。 「10月中旬より提供予定」と告知されていた国立国会図書館デジタルアーカイブポータル PORTAが公開されたとカレントアウェアネス-Rで告知されていた。 とりあえずユーザ登録。このページを読んだらすぐ登録すべきだ。 検索そのものは以前のプロトタイプとそれほど変わらない(ように見える)。エンジンはGETA。ただし使いやすさは格段にアップしている。 ここで強調すべきなのはこのサイトの「ポータル」度の強さだ。ユーザ登録してパーソナライズ可能な実装を列挙してみる。詳しくはヘルプを。 ユーザ種別に応じた検索対象等の設定 一般、図書館員、自然科学系、人文科学系、子ど
国立国会図書館は、所蔵する明治・大正期の写真500点を閲覧できるWebサイト「写真の中の明治・大正 東京編」を8月29日にオープンする。 有名建築や観光名所などの写真を、解説や関連資料へのリンクとともに掲載する。地図、カテゴリー、キーワードから検索でき、地図は現在と明治、大正時代のものから、カテゴリーは「官公庁」「経済産業」「寺社」「風景」などから選べる。
昨年の本委員会でもって、国会図書館というのは、国会議員が国政調査のための資料をそこに集めてあるわけでありますから、そこで調べていくと、間違った資料をもとに間違った考えを頭に植えつけて、結果的に間違った法律をつくるというようなことになると国民に迷惑がかかるし、ここらのことは非常にスピード感を持って解決していただきたいなと。 前回は、日本国全部の税金を使った図書館ということを申し上げたんですけれども、私は国会議員として、国会議員が調査に当たる、その中心の場である国会図書館の資料に、明らかに間違いだ、一次資料で確認できる、そういうものについてはきちっと訂正をしていただきたい。前回は、富田メモのように、写真だけでも上に張りつけたらどうだというようなことを申し上げましたけれども、今はなかなか難しいようでありますから、それだったら、インターネットでホームページでもつくって、そういう間違いの訂正というか
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