古典の扉を開くと、様々な世界が広がっています。 「古典って難しそう......」と感じる人もいるかもしれませんが、教科書に載っている「文学作品」ばかりが古典ではありません。 様々な古典の世界に触れてみませんか?
【まとめ】 …2008年08月03日 まとめ(2)-最終章 明朝体を中心とした考現学的な話題や問題提起をテーマとして,とりあえず100回ぐらいまでは続けようという「適当な」目標を立ててスタートしたこのブログも,ついに(!)100回を迎えた。当初の予定にしたがって,今回を以って一応の幕を閉じることにしたい。 もとより内容や構成に関してしっかりした計画を立てて臨んだわけではなく,常々疑問に思っていること,その時々に感じたこと,または時事的な話題を書いてきただけである。したがって全体を読み直してみても,何の統一も脈絡もなく,通して読んでいただくと,たぶん,かなり支離滅裂な感じを受けられるかもしれないし,かならずしも重要なことを優先的に記してきたとも言えない。 そういう意味では,まだまだ書きたいこともあるので,また別のブログを立ち上げて論じていきたい。とくに,「これだけは主張しておきたい」と思
2007年10月18日14:29 管理人の本が出ます。 このたび、少年犯罪データベース主宰の私は、築地書館から『戦前の少年犯罪』という本を出すことになりました。 10月25日の発売ですが、書店に並ぶのは29日以降になりそうです。すでにアマゾンでの予約を受け付けております。 いままでウェブ上で少年犯罪データベースを展開してきたわけですが、戦前に幻想を持っているような年配の方にも情報を届けるには本の形式のほうがいいかと思い立ったものですから。 少年犯罪データベースをご覧になっているみなさまには、戦前のほうがいまよりも小学生による殺人事件なんかが多くて、少年による親殺しも多発していたことはすでにご存知であろうかと思います。しかし、たとえば、噂には聞いたことのある旧制高校生というものがどれほどひどい存在だったかはとんと知りますまい。 毎日のように街中で暴れて民家に火をつけて回るわ窓ガラスは何百枚も
8ページ目の「Discomedusae(クラゲの一種)」。中央の二匹(Desmonema annasethe)の流れる触手が、ヘッケルの後妻の長い髪を思わせる(本文参照)。 『自然の芸術的形態』[1](ドイツ語: Kunstformen der Natur、英名“Art Forms of Nature”、邦訳『生物の驚異的な形』他)は、ドイツの生物学者エルンスト・ヘッケルが著した本である。彼が描いた様々な生物のスケッチが収められている。印刷はリトグラフ及びオートタイプ法による。 概要[編集] 元々は1899年〜1904年にかけて出版された10冊組の本で、1904年に全100枚の絵を収めた完全版が出版された。中に収められた生物の大部分は、ヘッケルによって初めて描かれたものである。ヘッケルのスケッチや水彩を版画に起こしたのは、版画家の Adolf Giltsch であった。彼はヘッケルの下絵に
※以下、全ての新着を紹介すると膨大なので、追加した主要リンクのみの紹介。 5/30: Googleツールバー用 カスタムボタン工房 5/28: Googleイメージ検索で「顔写真」や「ニュース画像」を限定検索! 5/28: YouTubeプレイヤーに3つの新機能! 5/25: Google Calendarがついに携帯に対応! 日本語対応も。 5/25: Google 翻訳に言語横断検索登場! 5/24: Googleが「Adsense For Video」テスト開始 5/24: GoogleがFeedburner買収へ 5/23: 今ホットな話題が分かる「Google Hot Trends」公開 5/23: Googleカレンダーをオフラインで使う方法
早朝のオアシスで青い服の人たちと出会う。 ここにはノマドがいると聞いていたが、服装は トゥアレグを連想させる青い服または青いターバンの人が多い。トゥアレグ族はナイジェリア・マリ・ニジェールを中心にアルジェリア・リビアの砂漠地帯にも分布している。その分布図の北端にここはかなり近い。がトゥアレグ文化圏にもほど近いということで、青の服が一般的なのだろうか。 ラクダや馬に頻繁に乗るため、ズボンは股下がダボダボして下のほうまである不思議な形のズボンをはいて、上も同じ布でできている。その上にもう一枚ガウン状のはおり物を着る。 そして、より砂漠の民らしいのがこの感じ。ターバンの橋を首に回さずに反対側の耳に回せば口から鼻まで覆った目だけの姿になる。これは風が出て砂が飛び始めると、必需の姿となる。 ☆この後、池のそばの唯一の店に行ってターバンを購入、ターバンは幅は40cmほどで、長さは3mほどで巻き方も教わ
まずは図書館関係者は必読と思ったエントリーを3本。 ・「フロアマップにスタッフの居所は要か不要か」(HVUday、2007-10-08) http://hvuday.seesaa.net/article/59544685.html 日本の図書館員の方々はどう考えるだろうか? 次回のライブラリー・アカデミーで話題にしてみようかな。 ・「うちのあの資料もネットで公開しちゃおうよ、とわりと気軽に考えてる図書館さんはいねぇが。(←なぜに、なまはげ?(笑))」(HVUday、2007-09-24) http://hvuday.seesaa.net/article/56887626.html 自分自身、ネットで公開を!と気軽に吹聴しているだけに考えさせられる。 ・丸山高弘「ロールモデル(役割モデル)と図書館」(丸山高弘の日々是電網 The First.、2007-09-14) http://maru3
いま 「団塊」 についての本が続々と刊行されているみたいですね。 この世代がいままさにごそっと退職するという。 一方で、格差社会なんかとからめたりして 「ロストジェネレーション」 という世代も注目されています。 世代論といえば、 以前とある著名なノンフィクション作家S・Sさんと話していたときのこと。 あたしはあたしの世代の前後に意識の断層があることに気づいて、 得意げにその話を披露したのですが、 それを聞いたSさんがひとこと、 「鞠小路よ、どの世代もそういうものだよ」。 1年上とも1年下とも違和感があるのは当然だと。 そもそも太古の時代から、 大人ってのは「わかってくれない」ものだし、 「今どきの若い奴らは……」という接頭語は絶えることがなかった、と。 つまりは 「結論を世代のせいにするな。それではものを考える意味がない」 と。 それ以来あたしはこういうククリで考えることはやめにしました。
ヘレニズムの伝統 <記号>という観念の生成にヘレニズムの伝統が大きな寄与を果たしたことは、すでに厖大な資料によって明らかにされている。記号学の分野でこの点を強調したのは、ハンガリー出身の記号学者トマス・シビォクであった。ここではG. Manettiが原資料や多くの研究を渉猟してまとめたすぐれた研究(Theories of the Sign in Classical Antiquity, Indiana U. P., 1993、オリジナル版はイタリア語)に依拠しながら、私見を交えて問題の解明にあたることにしたい。 結論を先取りして言えば、古典ギリシアにおいて形成された<医術>――現代の学問としての<医学>と区別して一応こう呼ぶが、本質的な意味では、認識-実践のシステムとして両者に違いはない。たとえ差異があるとしても、絶対的なものではなく単に程度の差に過ぎない――において、<記号>という観念が
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 一気に10光年ぐらい引き離された感じがした。ただ唯一の国立図書館の力を見せつけられた。 「10月中旬より提供予定」と告知されていた国立国会図書館デジタルアーカイブポータル PORTAが公開されたとカレントアウェアネス-Rで告知されていた。 とりあえずユーザ登録。このページを読んだらすぐ登録すべきだ。 検索そのものは以前のプロトタイプとそれほど変わらない(ように見える)。エンジンはGETA。ただし使いやすさは格段にアップしている。 ここで強調すべきなのはこのサイトの「ポータル」度の強さだ。ユーザ登録してパーソナライズ可能な実装を列挙してみる。詳しくはヘルプを。 ユーザ種別に応じた検索対象等の設定 一般、図書館員、自然科学系、人文科学系、子ど
1. 実害がないんだから、あなたの商品の宣伝にもなっているんだから、いいじゃないか、と。相手が「プロ」だと、こういう物言いが庶民様相手に説得力を持つらしい。 なんでそんなこと、勝手に「いいじゃないか」なんていえるのか。 もちろん、いうのは自由。だけど、「はい、論破!」みたいな能天気が見え隠れするので、私はイライラする。 もう何度も何度も書いて書き飽きたことだけど、だったらあなたのブログを私が勝手に転載しまくってもいいのか? 改変して電波文を作って公開し、大勢で面白がってもいいのか? 原作に敬意を表してリンクくらい、してやんよ。はてなアカウントを持ってるなら投げ銭も添えておいてやんよ。どうだ文句ないだろう。 文句ありまくり、という人が多いはずなんだ。違います? 2. ニコニ考 - ニコニコ道が見えてきた この記事に賛同してる人の中のどれだけが、自分の記事も線引きを曖昧に利用されていいと思って
→紀伊國屋書店で購入 発明とモードに狂うのは内がうつろなればこその たとえば知る人ぞ知る愉しい図版集、デ・フリエスの“Victorian Inventions”(邦訳『ヴィクトリアン インベンション』)をのぞくと、19世紀末人士が発明狂の新時代をどんな具合に夢みていたものかわかる。自転車、自動車、汽車、気球、飛行機のヴァリエーションから光学器械、蓄音装置、電話電信、ありとあらゆるものが、既に現実化したもの、ただ単に途方もない空想のもの、一切区別なくずらずら並ぶページは実に面白い。デ・フリエスの大冊は後に『創造の魔術師たち』と名を変えて別の版元から出た邦訳でも愉しむことができる。ガラス球の中でペダルを漕ぐとその球ごと進んでいく自転車だの、体の中を透視撮影だの、行き倒れ死体を適温で保存したものを身元捜しと称して路上の見世物にするだの、なかなか珍にして妙なアイディアに瞠目。あとの二者がそれぞれ、
→紀伊國屋書店で購入 「寄る辺のなさ」を埋め合わせるものは何か いま、人々は日々を生きる中で、「寄る辺のなさ」の感覚を強めている。この「寄る辺のなさ」(=流動化・不安定化=「プレカリテ」)の根には、生活を成り立たせる物質的基盤(雇用や収入)が揺らいでいるという現状がある。でも、この「寄る辺のなさ」を、そういった物質的な側面から捉えるだけでは不十分だ。人間の存在のあり方そのものにかかわる精神的な面での「寄る辺のなさ」を解読し、分厚く正確に記述する営みがもっと必要だ。 日本では、ごく最近まで、あるいは現在も、社会の中で特に「寄る辺のない」状態にある人々に対して、「それはあいつらが駄目な奴らだからだ」という語り方がされることが多い。たとえば「ニート」もそうだった。「ニート」は意欲や自信がなく一歩を踏み出せない「駄目な奴ら」として語られてきた。私はそういう「ニート」バッシングに抗うために、『「ニー
書誌情報:社会評論社,431頁,本体価格2,400円,2006年8月15日 世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏 (国際地理BOOKS (VOL.1)) 作者: 吉田一郎出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (29件) を見る - アメリカのグアンタナモ(グァンタナモとも表記)基地はキューバにある。アメリカがアフガニスタンやイラクで拘束した「イスラム過激派のテロ容疑者」を収容しており,捕虜虐待で有名になった。アメリカと敵対的関係にあるキューバに基地があるのはなぜかと気になっていたところ出会った本が本書だ。 本書では飛び地を,(1)周囲のすべてを他国に囲まれた,内陸の飛び地(例:ナヒチェバン,リビア),(2)陸上では他国の領土によって隔絶されているが,海などに面している飛び地(例:カリーニングラー
「ゲージパンチ」という穴あけパンチがある。ご存知だろうか? 知らない方は、まずこのパンチの存在を知ってほしい。書類のファイリングに大活躍の超便利アイテムなのだ。 「ゲージパンチ」という穴あけパンチがある。ご存知だろうか? 知らない方は、まずこのパンチの存在を知ってほしい。それだけですでに“ハック”と言っても過言ではないほどの超便利アイテムなのだ。 ひと言でいうと、ルーズリーフバインダー用の穴を簡単に空けられるパンチ――である。普通のパンチは、2穴を利用している人が多いが、このパンチを使えばA4用紙なら30穴、B5用紙なら26穴を誰でも簡単に開けられる。紙を挟んで固定する「ゲージ」と、1度に6個の穴を開ける「パンチ」が1組になっていて、30個の穴を5回に分けて開ける仕組みだ。30個いっぺんではなく小分けにすることで、ヒトの握力でもたくさんの穴を開けることを可能にしている。 ルーズリーフのユー
ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基本的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
07.09.29 ▼今度は急に寒くなった。 ▼「大人の科学マガジン Vol.17」刊行。付録はミニテルミン。僕はローランド創業者の梯氏インタビュー記事を執筆させてもらいました。 ▼ミニテルミンも組み立てたが、乾電池がない。単三乾電池が4本いるので事前に準備しておくように。チューニングもかなり難しいみたい。 ▼AstroArts。海王星の南極が熱い ▼AstroArts。銀河団に突進する銀河のすがた ▼日経。東大、博士課程の授業料「ゼロ」・頭脳流出歯止め狙う。10億円を経費削減で工面するそうだ。 ▼アスキー。バンダイ、かめはめ波とスカウターで敵を倒す体感ゲームを発売 ▼【ポピュラー・サイエンス・ノード】本日現在購読申込者数:7,308。 07.09.28 ▼また急に暑くなった。 ▼雑誌「anan」 2007年09月26日発売号で、将来身近に出てくるだろう科学技術に関してコメントを求められたの
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「初音ミク」で画像を検索してもヒットしない──こんな現象がネットで話題になっている。Google、Yahoo!などで画像検索しても、肝心の初音ミクのイラストが出てこなかったり、「見つかりませんでした」となる。Web検索では通常通り検索結果が返ってくることから、ユーザーが不思議がっている(→続報)。 情報を総合すると、画像がヒットしなくなったのは10月17日夜ごろから。Googleで画像検索すると、表示される画像サムネイルの中に、おなじみの初音ミクのイラストは見あたらない。無関係なイラストが表示されるサイトに飛んでみると、そこには初音ミクのイラストが掲載されている場合もあり、「さすがはGoogle、巧妙に避けている」と変に感心されるほど。 Yahoo!JAPANで画像検索すると「次の条件に一致する情報は見つかりませんでした。検索キーワード:初音ミク」という、ちょっと考えにくい結果が返ってくる
はてなで日記を書き、twitterで呟きつつ、Skypeで会議する。 …そんなインターネットを使い倒している人たち、情報の自由を享受しているユーザーたちの利益を政治的に代弁する組織を作ります。 今まで情報技術に関わる政治的意思決定は、得てして「偉い人にはそれがわからんのですよ」となりがちでした。でも、ただ諦めて無力さを嘆いてみせるだけだと、本格的にまずい。規制によってどんどん窮屈になってしまい、私たちが空気のように感じている情報の自由さが失われていきます。 もう一度言いましょう。 ネットワークの自由には価値があります。 でもネットワークの自由は古い制度に縛られています。 なのに、ネットワークの自由を主張し擁護する組織的主体はありません。 だから作ることにしました。 それがMIAUです*1。 組織の目的 私どもMIAUは、「情報技術を応用することで、現在よりも自由で幸福な社会を作れる」と考え
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