米サウスカロライナ州パリスアイランドにある海兵隊の新兵訓練基地で指示を聞く新兵ら(2013年2月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【11月11日 AFP】米海兵隊の訓練基地で起きたイスラム教徒の新兵虐待事件をめぐり、指導教官の1人に10日、禁錮10年の刑が言い渡された。求刑の禁錮7年を上回り、さらに被告の不名誉除隊も言い渡された。この事件で虐待されていた新兵のうち1人は昨年死亡している。米メディアが報じた。 軍の裁判所に当たる軍法会議は前日9日、イラク戦争への従軍経験がある海兵隊のジョセフ・フェリックス(Joseph Felix)一等軍曹に対し、有罪を言い渡していた。フェリックス被告は、サウスカロライナ(South Carolina)州パリスアイランド(Parris Island)にある基地で新兵の訓練中、イスラム教徒の新兵10人以上を