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ラッカとシリアに関するvaivieのブックマーク (43)

  • ラッカで解放後初の結婚式、喜びあふれる シリア

    シリア北部ラッカで、イスラム国(IS)からの解放後初めての結婚式を挙げた新郎(中央右)と新婦(中央、2017年10月27日撮影)。(c)AFP/Dell souleiman 【10月29日 AFP】シリア北部ラッカ(Raqa)西郊のジャズラ(Jazra)の民家で27日、結婚式が行われ、男女が一緒に祝福のダンスを踊った。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配下にあったつい数週間前までは、想像もできなかったことだ。 住民らがAFPに語ったところによると、米軍が支援するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が17日にラッカを完全に制圧して以来、市内で結婚式が執り行われるのは初めてだという。ISの残忍な支配が続いた3年間には、こうした光景はあり得なかった。 ラッカでは4か月以上に及んだ戦闘による市街地の破壊が深刻だ。ジャズラも破壊され、電気の供給は発電機に頼るしかないものの

    ラッカで解放後初の結婚式、喜びあふれる シリア
  • イスラム国の首都ラッカを解放したが、スケープゴートの危機にあるクルド

    <10月17日、2014年以降、イスラーム国の「首都」と称されてきたシリア北部のラッカ市が解放された。しかし、主力としてラッカを解放したロジャヴァ(西クルディスタン移行期民政局)は、新たなスケープゴートにされる危機にある> ロジャヴァ(西クルディスタン移行期民政局)の武装部隊YPG(人民防衛部隊)を主体とするシリア民主軍は10月17日、イスラーム国の「首都」と称されたラッカ市を完全制圧した。ロジャヴァは、この戦果を「テロとの戦い」の「最終局面」における勝利と位置づけている。だが実際のところ、それは彼らにとっての困難の始まりにも見える。 2017年10月23日の勢力図 シリア内戦の縮図としてのラッカ市 ラッカ市はシリア内戦の縮図とでも言える都市だ。22万人の人口を擁していた同市(現在の人口は推計で2万人)は、2011年3月の「アラブの春」波及を受け、散発的な反体制デモと治安当局の弾圧の場とな

    イスラム国の首都ラッカを解放したが、スケープゴートの危機にあるクルド
  • ISから解放もがれきの街に シリア・ラッカの光景

    【10月19日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の「首都」とされたシリア北部ラッカ(Raqa)全域が、4か月の戦闘を経て、米軍の支援するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」によって制圧された。がれきの街と化した現地ではSDFの隊員が監視や調査に当たっている。(c)AFP

    ISから解放もがれきの街に シリア・ラッカの光景
  • 「イスラム国」の首都ラッカ解放でISISが行く先

    シリア北部ラッカで解放を祝うシリア民主軍(SDF)の兵士たち(2017年10月17日) Erik De Castro- REUTERS <ISISが掃討されても、潜伏した残党狩や下部組織との戦いはこれから。しかもイラクやシリアは今も過激化の温床にぴったり> テロ組織ISIS(自称イスラム国)がシリアとイラクにまたがる「カリフ制国家」の樹立を宣言した2014年以降、首都と称されてきたシリア北部のラッカが解放された。 ニュースが流れたのは10月17日だが、当初は情報が錯綜した。 現地の監視団は、米軍の支援を受けた武装勢力がラッカを完全に制圧したと発表した。だが現地の武装勢力は、市内の病院は制圧したものの、スタジアムに立てこもったISISの残党が投降を拒んで最後の抗戦をしていると言った。それほど、敵も味方も混乱していた。 最後は米軍主導の有志連合の支援を受けるクルド人とアラブ人の混成部隊、シリア

    「イスラム国」の首都ラッカ解放でISISが行く先
  • 米支援のシリア民主軍、ISIS拠点ラッカの9割を制圧

    10月17日、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討を目指し米国などが支援する武装勢力「シリア民主軍(SDF)」(写真)は、ISが「首都」と位置付けるシリア北部ラッカを制圧した(2017年 ロイター/Erik De Castro) 過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討を目指し米国などが支援する武装勢力「シリア民主軍(SDF)」は17日、ISが「首都」と位置付けるシリア北部ラッカを制圧した。 SDFの報道官は、市内に仕掛けられた地雷を除去し、潜伏しているIS戦闘員がいないと確認した段階で正式な勝利宣言を行うと表明した。 ISはラッカを拠点に海外での攻撃などを計画してきたとされ、SDFは奪還を目指して4カ月にわたり戦闘を続けてきた。 米軍は、ラッカの約9割をISから奪還したとした上で、SDFは一部で引き続きIS戦闘員の抵抗に遭うとの見方を示した。 米軍主導の有志連合の報道官を務めるライアン・

    米支援のシリア民主軍、ISIS拠点ラッカの9割を制圧
  • ISの全シリア人戦闘員、ラッカから撤退 外国人戦闘員の退避は「許さない」 有志連合

    シリア・ラッカ中心部から避難して来たシリアの民間人ら(2017年10月12日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月14日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と称していたシリア北部ラッカ(Raqa)から同組織のシリア人戦闘員全員が撤退したと、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が14日、発表した。外国人戦闘員も撤退しようとしているとみられるが、米軍主導の有志連合は外国人戦闘員が同市を離れることは許さないと述べている。 シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「ISのシリア人戦闘員は全員、この5日間でラッカから撤退した」と述べ、その数は200人前後だとしている。戦闘員らは家族と共に同市を離れたが、向かった先については分から

    ISの全シリア人戦闘員、ラッカから撤退 外国人戦闘員の退避は「許さない」 有志連合
  • シリア・ラッカでISへの空爆激化、民間人数十人が脱出

    シリア・ラッカの中心部から西部の前線に避難してきた子ども(2017年10月12日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月13日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦が大詰めを迎えているシリア北部ラッカ(Raqa)で12日、最後まで抵抗を続けているIS戦闘員らへの激しい空爆や砲撃が再開されたことを受けて、戦場となった地区から数十人の民間人が決死の脱出をした。 米主導の有志連合による空からの支援を受けたクルド人・アラブ人合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は、ISが「首都」と称していたラッカの90%を奪い返した。しかしラッカ中心部には今も数百人のIS戦闘員と民間人が残っている。 12日未明、数十人がラッカ中心部アルバドゥ(Al-Badu)地区の前線を越えてきた。大半は女性と子どもだ。SDFは彼らをラッカ西部にあるコンクリート製倉庫に移送した。 子どもたち

    シリア・ラッカでISへの空爆激化、民間人数十人が脱出
  • ISの心臓部だったラッカ 廃墟の路地でBBC取材陣の横を銃弾が - BBCニュース

    シリア北部の主要都市ラッカで、米国の支援を受けるシリア民主軍(SDF)が、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が2014年に掌握した旧市街の中心部に到達した。 壊滅的な被害を受けた市街地からISの大部分は撤退したものの、まだ狙撃手が建物の屋根や路地の角に残る。米軍主導の有志連合がISを空爆するなか、SDFの兵士がIS狙撃手と銃撃戦を続ける。

    ISの心臓部だったラッカ 廃墟の路地でBBC取材陣の横を銃弾が - BBCニュース
  • 市民は「まさに地獄」状態 ISとの戦い続くシリア・ラッカ - BBCニュース

    過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)がシリア国内で「首都」と位置付ける北部ラッカでは、奪還を目指す米国主導の有志連合や、有志連合に参加するクルド系とアラブ系の連合勢力「シリア民主軍」(SDF)と、抵抗するISとの戦いが昨年春から続いている。 SDFはラッカの半分以上を支配下に収めたものの、いまだ中心部には多くて2万5000人の市民がISの狙撃手と地雷原によって「地獄そのもの」の状態で閉じ込められており、その半数は子供だとBBCのクエンティン・サマビル記者は説明する。

    市民は「まさに地獄」状態 ISとの戦い続くシリア・ラッカ - BBCニュース
  • ラッカの子ども、IS支配のトラウマ深刻 NGO「回復に数十年も」

    シリア北部ラッカから、市の北方にあるアインイッサに逃れてきたラーシダさん(左)と弟(2017年8月2日公開)。(c)AFP/SAVE THE CHILDREN/SAM TARLING 【8月28日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦が進むシリア北部ラッカ(Raqa)をめぐり、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」は27日、数年に及ぶISの恐怖統治や、米主導の有志連合による激しい空爆によって現地の子どもが大きな精神的苦痛を抱えていると指摘した。子どもたちの心の傷を癒やすには数十年かかる可能性があるとも述べ、支援の必要性を訴えている。 「ラッカの子どもは外見上は普通かもしれないが、内面ではこれまで目撃してきたことに苦しみ悩んでいる子が多い」。セーブ・ザ・チルドレンのソニア・クシュ(Sonia Khush)シリア事務所代表は語る。

    ラッカの子ども、IS支配のトラウマ深刻 NGO「回復に数十年も」
  • 中東の窓 : シリア情勢(ラッカとデリゾル)

    シリア情勢(ラッカとデリゾル) 2017年08月22日 17:08 シリアIS 最近詳しい情報がありませんが、ラッカとデリゾルにおけるISとの戦いは続いていて、民間人の被害も多い模様です。 断片的ですが取り敢えず ・ラッカについては、シリア人権網の情報によると、21日有志連合軍のラッカの複数地域に対する空爆で、民間人42名が死亡した由。 そのうち19名が児童で、12名が婦人の由 ・他方ロシア国防省は21日、ロシア軍機がデリゾルに向かうISの長い車列を攻撃し、200名の過激派を殺害したと発表した由 同省によれば、政府軍とロシア軍機が、ISをラッカの南部、ホムスの南部から放逐して以来、彼らはデリゾルに戦闘員を集結している由。 またロシア空軍は、兵器類も破壊した由なるも、攻撃場所及びん知事は不明。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria

  • 中東の窓 : ラッカなどの情勢(クルド勢力と有志連合の対立表面化?)

    ラッカなどの情勢(クルド勢力と有志連合の対立表面化?) 2017年08月09日 15:43 シリアクルド ラッカでのISに対する包囲網は益々狭められている模様ですが(al qods al arab net は市内では戦闘の激化と高温のために、状況は非常に厳しいとしていますが、住民等の惨状がしのばれます)、al qods al arabi netとal arabiya net は、ラッカの今後とデリゾル解放作戦を巡り、クルド人勢力YPG主体のシリア民主軍と有志連合(要するに米軍のことか?)との対立が深まっていると報じています。 確かにクルド戦力は、現在シリアで米国があてにできる最強最良の勢力でしょうが、クルド人と言う質上、双方の思惑の違い、と言うか利害の対立は、ある意味では遅かれ早かれ生じる問題だったと思いますが、こんごのISとの戦闘、さらには今後のシリア、トルコとの関係等にも関係する問題

  • ラッカ市民の食糧確保「重大な分岐点に」 支援団体

    シリア・ラッカで有志連合軍が空爆した後に上がった煙(2017年7月28日)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【8月1日 AFP】戦闘で荒廃しているシリア北部ラッカ(Raqa)で、料確保の問題が「重大な分岐点」にあると、人道支援団体が7月31日に明らかにした。現在、ラッカ市内の市場は休業状態で、住民は完全に備蓄料に頼っているが、それも底を突き始めているという。 ラッカでは2か月近くにわたって激戦が続き、米国が支援するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が市内の半分の地域をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還した。 ラッカ周辺で活動を続ける人道支援団体リーチ(REACH)は31日に発表した調査結果で、「この数週間、住民は市場で多少の料は購入できていた。しかし今では住民が完全に備蓄料に頼っていると、主要な情報提供者の大半が報告してきた」と訴えて

    ラッカ市民の食糧確保「重大な分岐点に」 支援団体
  • 中東の窓 : シリアのクルド勢力の選挙計画

    シリアのクルド勢力の選挙計画 2017年08月01日 10:26 クルドシリア イラクでは9月のクルド自治区の住民投票にキルクーク県も参加すると同県知事が表明したことは、昨日だったかに報告しましたが、今度はシリア北部のクルド人地域での選挙の話です。 al arabiya net は、クルド連邦評議会は27〜29日まで会議を開いていたが、北部シリアのクルド人地域に関して、3段階からなる選挙の実施に合意したと報じています。 それによると 第1段階の選挙が8月22日で市町、 第2段階が村落及び郡の選挙で12月3日から、 第3段階が1月19日で県レベルの選挙の由。 クルド筋によると、この会議には al jazeera、コバネ、イフリーン、テルアブヤド、al shahabah 等全てのクルド支配の北部シリアからの代表が参加した由。 http://www.alarabiya.net/ar/arab-a

  • 中東の窓 : ラッカ情勢

    ラッカ情勢 2017年08月01日 21:15 ISクルド 先ほどシリア・レバノン国境方面では情勢はかなり複雑だとのニュースを紹介しましたが、ラッカ解放作戦については、せんじつYPGを主力とするシリア民主軍が、ラッカの半分を解放したと報告しましたが、YPG,シリア人権網及び米軍等によれば、シリア民主軍は更に制圧地域を拡大している模様です。 al qods al arabi net は、シリア民主軍が1日、有志連合空軍の援護のした、ラッカの南部を制圧したと報じています。 シリア人権網によれば、ラッカの南部で東から進撃してきた部隊と西からの部隊が手をつないだことにより、ラッカの南部のISの勢力は一掃されたとしている由。 シリア民主軍報道官も、同軍は新たに落下の2地域をほぼ完全に制圧したと発表した由。 このため現在の戦闘は、市の中心の南で最も激しく戦われている由。 このようなシリア民主軍の攻撃に

  • 【IS動画・日本語訳+写真37枚】イスラム国(IS)戦術分析(21)◆戦闘員養成8・軍事キャンプと忠誠式 - イスラム国(IS)・イラク・シリア・クルド情勢

    ◆バグダディに忠誠誓いジハード戦士へ【動画+写真37枚】 イスラム国(IS)の軍事キャンプでの教練を終えた新兵は、必ず指導者バグダディに忠誠を誓う忠誠式をする。このあと「ジハード戦士」として各戦線に配置されていく。今回は、軍事教練達成と忠誠についてとりあげてみたい。バグダディへの忠誠は、アフリカやフィリピンにまで及びつつある。 動画のロードに時間がかかる場合があります 【IS動画・日語訳】セイフ・バハル軍事キャンプ(2015/09) 一部意訳・転載禁止 2015年9月公開のセイフ・アル・バハル軍事キャンプの動画映像。フラート県はISが勝手に作った県で、イラク西部とシリア国境にまたがる地域に位置する。当時はISがシリア・イラクでまだ広範に勢力基盤を保持していた時期。48秒目からがIS軍事キャンプの歌。また、前々回の映像と同じアブ・ハムザ・ムハジールのスピーチ(2008年)が使われている。映

    【IS動画・日本語訳+写真37枚】イスラム国(IS)戦術分析(21)◆戦闘員養成8・軍事キャンプと忠誠式 - イスラム国(IS)・イラク・シリア・クルド情勢
  • 有志連合のIS掃討による民間人死者、6月に最大744人 監視団体

    イラクのモスル西部で、イスラム過激派「イスラム国(IS)」とイラク政府軍との戦闘が続く旧市街から逃れてきた女性と子ども(2017年7月8日撮影)。(c)AFP/Fadel SENNA 【7月13日 AFP】米主導の有志連合がイラクとシリアで行っているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦をめぐり、ジャーナリストらでつくる在英の監視団体「エアウォーズ(Airwars)」は12日、有志連合による6月の民間人犠牲者が最大744人に上ったとする調査結果を公表した。この数字は前月比で50%余りの増加となる。 ロンドン(London)を拠点にソーシャルメディアや目撃者の報告などを用いてデータをまとめているエアウォーズは、同時並行で行われてきたシリア北部ラッカ(Raqa)とイラク北部モスル(Mosul)の解放作戦では「破滅的な」攻撃が頻繁にみられると指摘している。 一方、米軍は、有志連合が作戦

    有志連合のIS掃討による民間人死者、6月に最大744人 監視団体
  • IS「首都」ラッカ市内に米軍部隊、奪還作戦を支援

    シリア・ラッカ西部を巡回するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」の戦闘員(2017年7月12日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【7月13日 AFP】米軍は12日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ(Raqa)の市内に米軍部隊が入り、奪還作戦の助言活動を行っていることを明らかにした。 米軍の報道官を務めるライアン・ディロン(Ryan Dillon)大佐によると、特殊部隊を中心とする米軍部隊がクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」に同行し、助言や支援などの任務に当たっているという。 この部隊は戦闘そのものには参加していないが、空爆を要請するなど、イラク北部モスル(Mosul)での米軍の作戦行動よりも深くIS掃討作戦に関わっており、IS戦闘員との接触も多いという。 SDFはラッカ周辺の村々を数か月かけて

    IS「首都」ラッカ市内に米軍部隊、奪還作戦を支援
  • シリア「IS首都」、米主導の空爆で民間人224人死亡 NGO

    シリア・ラッカ西端のジャズラ郊外で銃弾を手にする、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配地域から避難してきた少女(2017年6月27日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【7月7日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ(Raqa)の奪還作戦で、市内への突入開始から1か月で少なくとも民間人224人が米主導の有志連合による空爆で死亡したと、在英NGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が6日、明らかにした。有志連合側は、「批評家」による「詳細な評価」が行われていないと反論している。 クルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は6月6日、米主導の有志連合による空爆に支援され、数か月にわたって包囲してきたラッカの市内に突入した。 監視団によると「SDFの

    シリア「IS首都」、米主導の空爆で民間人224人死亡 NGO
  • 終息に向かうIS、モスル解放の次に待つのは?

    <イラク、シリアでのISの組織的な活動が終息に向かっても、ポストISの中東には宗派対立やクルド自治など難題が残る> イラク領内のテロ組織IS(自称イスラム国)の拠点モスルの解放が最終段階に入っています。現地に入っていたNBCのリチャード・エンゲル記者の報告によれば、ISはイラク軍に押されて最後の1ブロックを死守しているということです。ただその最後の拠点には、モスルの非戦闘員を「人間の盾」、つまり人質として拘束しており、イラク軍としては現時点では突入を見合わせている状況です。 このイラク軍ですが、現在のイラクを構成するシーア派イラクと、クルド人の連合軍で、米軍の軍事顧問団がアドバイザーとして加わっています。ISは6月下旬の時点で軍事的には完全に追い詰められ、6月22日には市の中心にありISの支配を象徴していた「ヌーリ・モスク」が陥落してモスクは破壊されています。 エンゲル記者によれば、このモ

    終息に向かうIS、モスル解放の次に待つのは?