■ヨルダン:アブドゥッラー2世国王、ヨルダン人は「沸点」に達したと警告 【ロンドン:本紙、ロイター】 ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は昨日(2日)、同国への数十万人のシリア難民移住による困難をうけ、ヨルダン国民が「沸点(我慢の限界)に達した」と警告した。 同国王は昨日(2日)、明日木曜日(4日)に開催されるシリア支援国会合に参加するためロンドンに到着する前に、英国放送協会(BBC)に対して、この大移住はヨルダンの社会サービス、インフラ、経済を強く圧迫し、中東地域の安定を脅かしていると述べた。そして、ヨルダンが難民を受け入れ続けると期待してきた国際社会に対し、もっと(同国の事情に)配慮するよう要求し、「私が思うに、遅かれ早かれダムは決壊するだろう」と警告した。 国連は来年にシリアとその隣接国にいる2,250万人の救援活動援助のため、支援国に対して総額77億ドルの拠出を求めた。しかし支援国は