志村氏 日本旅行業協会(JATA)理事長の志村格氏は1月25日に開催された定例記者会見で、同会の海外旅行推進委員会が1月11日から16日までの3泊6日の日程で実施した「トルコ復活に向けたイスタンブール等視察」について報告した。トルコ政府からの要望を受けて実施したもので、ピーク時の2012年には約20万人に上ったものの、近年はテロ事件やクーデターなどにより低迷を続けているトルコの治安状況などを確認して業界内外に情報を発信し、日本人旅行者数の回復をはかることがねらい。トルコ政府の発表によれば、17年の日本人旅行者数は11月までの累計で前年比7.3%増の4万4685人となっている。 視察団には、JATAから副会長でアウトバウンド促進協議会会長も務める菊間潤吾氏など14名、在日トルコ大使館から1名、ターキッシュエアラインズ(TK)から2名の計17名が参加。一行は、イスタンブールではTKの本社やイス