シリアへの攻撃の問題点とその影響について語る伊勢崎氏 アメリカが化学兵器を使用した疑いのあるシリアにトマホーク攻撃を加えるなど、中東での紛争が続くと同時に、アジアでは核をめぐって米朝関係が緊迫――。 そんな中、「紛争解決請負人」としてアフリカやインドネシア、アフガニスタンなどで国連の平和維持ミッションや武装解除に関わってきた伊勢崎賢治(いせざき・けんじ)教授(東京外国語大学/平和構築学)に、今回の攻撃の問題点とその影響について聞いた。 * * * ─トランプ政権が船出してから4ヵ月、「米国中心主義」を掲げ、国外の紛争には距離を置いていたはずのトランプ大統領ですが、ここにきて化学兵器を使用したとされるシリアへのミサイル攻撃や、核開発を続ける北朝鮮に「先制攻撃も辞さず」とも取れる強い姿勢を示すなど、以前の方針を大きく転換させているように見えます。 伊勢崎 シリアについては「化学兵器」の不拡散が
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