部屋のコンディションをRaspberry Piとセンサー使って、3分ごとに記録してグラフ化するところまで出来た! 今留守にしているので、外気とちゃんと連動してるのが分かる。 これで自分の調子がいい時・悪い時の部屋のコンディションが調べられる☺️ もうすぐ二酸化炭素濃度センサーも届くので楽しみ💪 pic.twitter.com/WIoihOcZPw— TAKUYA🐾個人開発で食うノウハウを書く (@craftzdog) September 3, 2018 自分のプロダクトばかり作っていると技術の幅も狭まってしまうので、定期的に趣味がてら題材を見つけて普段使わない技術に触れている。 自分にとってベストな部屋のコンディションが知りたい 今回は兼ねてからやりたかった、自分の部屋の温度や湿度などのコンディションを数分ごとに記録してグラフで可視化すること。 体調と空気の質は関連が深い。 気圧が低い
IoTデバイス用プログラミング言語「Eclipse Mita」登場。C言語へ変換、組み込み開発を容易に Eclipse Mitaでは、IoTデバイスをプログラミングする際に面倒になりがちな、センサーの読み取りやネットワークデバイスの制御といった低レベルかつデバイスごとに異なる部分をプラットフォームごとに吸収する仕組みを持ち、IoTデバイスにおいてもモダンなプログラミングを実現できるとのこと(プラットフォーム吸収部分のドキュメントはまだ準備中のようです)。 また、イベントループを用いることでプログラミングモデルを分かりやすくするなど、組み込み開発を経験したことのないプログラマでも容易にIoTデバイスのプログラミングができるような言語設計になっています。 Eclipse MitaのコードはC言語として出力されるため、多くのIoTデバイスに対応できる見通しです。 Eclipse Mitaの発表に
ファームウェアをつくる仕事になりまして。アップデートのできない前提とすると、きちんと抜けなく確かめないとじゃないですか。趣味でコードを書くことはあっても、仕事ではなかったし、自分しか見ないしで、テストとかほとんど何も考えてなかったので、この機会に勉強することにしました。自分が忘れないように書いておきます。 参考にした資料 Getting Started with TDD for Microchip’s PICs O'Reilly Japan - テスト駆動開発による組み込みプログラミング Web系やIT系のかたがただと実践した記録が勉強会で出てきてるけど、マイコン開発だとなかなか見つからなくて。上記の書籍とサイトを参考に、自分の環境を整えました。上記サイトは幸いにもPIC向け開発のものだったのですが、32ビットPICだと若干見直さないといけない箇所があり苦労しました。そういうところはオライ
組み込み開発へのテスト駆動開発の導入 - 千里霧中の続きです。 実機を伴うテストの問題点 では次に実機を伴うテスト環境についてですが、こちらはターゲットに似た実機環境を用意する方法と、テスト専用の機器上で動かす方法があると思います。 まず後者については、有力な候補ではないと思います。テスト用デバイスというのはパッケージソフトウェア以上に高額な価格設定がされているのが一般的な上、ターゲットと大分違う条件でテストをせざるを得ないためです。おそらくこのような環境を活用できるのは、よほど恵まれた環境か、特定製品に専業化した環境ぐらいに限られると思います。 一方前者に関しては、組み込み開発では最も一般的に行われている手段ではないかと思われます。例えば試作段階のターゲットの基盤を最低限のプロセッサが動作できるように一時的に改造して、Tera Termといった端末でファームウェアと通信したり、メモリダン
こんにちは。去る11月8日に、BadUSB体験会という社内勉強会を開催しましたのでその内容を簡単に紹介します。 (KLab Advent Calendar 2016 の2日目の記事になります) 概要 BadUSBとはUSBメモリのファームウェアを書き換えてHIDデバイスとして動作させ、任意のキー入力を行う攻撃手法の事なのですが、今回はその攻撃手法の 「任意のキー入力を行うHIDデバイス」 という部分を自作してみる事で、この攻撃について学んでみます。 デバイスの入手 任意のキー入力を行うHIDデバイスの作り方には様々な方法があり、PS/2キーボードの通信プロトコルを実装してUSB -> PS/2変換アダプタを通す などの手法がありますが、現状もっとも手軽な方法としては、 キーボード操作を行えるArduinoを利用する方法があります。 Arduino には標準で、キーボードとマウスを操作するラ
中国のAlibaba Groupが、中国の組み込み向け32ビットCPUコアの設計を手掛ける中国C-Sky Microsystemsを買収した。中国における、半導体“自給自足”の動きが加速するのだろうか。 中国の巨大インターネット企業のAlibaba Groupは2018年4月20日(現地時間)、32ビット組み込みCPUプロセシングコアの設計を手掛ける、中国C-Sky Microsystems(以下、C-Sky)を買収したことを発表した。 Alibabaは買収条件を明らかにしていない。 この動きによって、Google、Amazon、Alibabaといった企業の間で、ある傾向が強まっていることが浮き彫りになった。それは、自社のビジネスに見合うチップを設計するため、半導体企業を傘下に取り込もうとしているという傾向だ。 この買収が発表されるかなり前から、C-SkyはAlibabaとの独自のつながり
本ページのLPCXpresso54114に、Baseboard、Arduinoプロトタイプシールドを使ったNXP版FreeRTOSアプリケーションテンプレートを発売しました。FreeRTOS基礎固め、FreeRTOSアプリケーションのプロトタイプ開発に最適です。 FreeRTOSを例に、RTOS基本機能を解説し、習得のための開発環境と、RTOSサンプルソフトを示します。 IoT MCUのソフト開発は、RTOS: Real Time Operation Systemが必要になると思います。その理由が以下です。 一般的なMCU開発でも、通信UART制御は処理が複雑で重く、鬼門! IoT MCUの通信プロトコルが何に決まるかは不透明だが、UARTに比べて複雑な通信処理になることは明らか これらの対策、切り札として、FreeRTOSやmbed OSなどのMCU RTOSが期待されています。弊社ブロ
これは Rustその2 Advent Calendar 2017 24日目の記事です。ARM Cortex-M アーキテクチャを採用した32ビット・マイクロコントローラ(マイコン)向けに、Rust でプログラムを開発する方法を紹介します。これらのマイコンでは Linux などの OS は動きませんので、OS なしで動作する「ベアメタル」なプログラムを書きます。 Rust を使うと、たとえマイコンであってもマルチスレッドでデータ競合のない「安全な」プログラムを簡単に開発できます。 今回は STM32F4 Discovery という Cortex-M4 を搭載した2千円台で買えるボードを使用します。Cortex-M0+ 以上のプロセッサを搭載したマイコンならどれでも同じ開発手法がとれるはずです。 高性能かつ低価格のマイコンを実現する Cortex-M アーキテクチャ ARM Cortex-M
「AWS re:invent 2017」で発表された「Amazon FreeRTOS」は組み込み業界に大きなインパクトを与えることになりそうだ。ベースとなるオープンソースのMCU向けRTOS「FreeRTOS」、FreeRTOSとAmazon FreeRTOSの違いについて解説する。 米国時間の2017年11月27日~12月1日にかけて、ラスベガスで「AWS re:invent 2017」が開催された。この基調講演の中で、アマゾン(Amazon)はIoTに向けて幾つかの新しい発表(https://www.businesswire.com/news/home/20171129006079/en/AWS-Announces-Slew-New-IoT-Services-Brings)を行っている。そのうちの1つが今回ご紹介する「Amazon FreeRTOS」である。 Amazon FreeRT
Raspberry Pi Zero で自律飛行ドローンを作るぞ(第3回:フライトコントローラを使いました...)RaspberryPidroneraspberrypizeroRaspberryPiZeroW はじめに 前回のRaspberry Pi Zero で自律飛行ドローンを作るぞ(第2回:姿勢制御は簡単にできないぞ!!) から約5か月 いろいろ試してみたが納得する成果は得られませんでした。。。。 で? うーん。ここまで進捗が無いのは想定外。このまま進めても納得する成果が出る見立てはなく。。 しかも、9歳の息子からはまだ飛ばないの?と言われ続け父親としての面目が立たない。。 ということで、フライトコントローラに手を出しました。 結果は? 姿勢制御はフライトコントローラー任せなので飛ばすことはできました。 息子は凄く喜んでくれたので良かったですが、複雑な気分です。。 飛ばした構成 フライ
当ブログではこれまで2度にわたってRaspberry Pi用の周辺機器道を探求してまいりました(1,2)。 趣旨としては、ふだんはSSHで使ってるんだけど、展示会場でWifiの接続設定がしたい時とかちょっとしたタイミングでモニタや入力機器がほしい、でもかさばるのは嫌、という人に向けた周辺機器情報です。 しかしこのたびついにポータブルモニタの決定版が出ておりましたので、ご紹介します。ちなみにkaraageさんのブログで知りました。 Quimat 3.5インチタッチスクリーン HDMIモニタTFT LCDディスプレイ Raspberry Pi 3 2 Model B Rpi B B+ A A+ 映画 アーケードゲーム オーディオ入力 RPi GPIOブレークアウト拡張ボード 保護ケースキット アクリル(透明) QC35C 出版社/メーカー: Quimatメディア: エレクトロニクスこの商品を含
はじめに この記事は何か資格に挑戦してみたいけど、何うけたらいいの?って組み込みハードウェア技術者に向けて、高度情報処理技術者試験の一つ、エンベデッドシステムスペシャリスト試験を受けてみたらいいかもよって話しです。 そもそも組み込みハードウェア技術者が受けれそうな資試験は限られてますが。 エンベデッドシステムスペシャリスト? システムエンジニアの中でも、組込みシステム開発基盤の構築、組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者を対象としている 。本試験の基となったのは、日本情報処理開発協会(現 日本情報経済社会推進協会)が実施していたマイクロコンピュータ応用システム開発技術者(初級・中級)である。この試験は廃止されるまで上級試験が実施されることはなく、エンベデッドシステムスペシャリスト(以下ES)試験の前身である、マイコン応用システムエンジニア試験が事実上の上級試験として位置づけられて
もう終わりそうですけど、4月ですしこれから組み込み業界へ向かうかたへ自分がこの本よかったなーって思ったのをいくつかピックアップしてみます。ただ、一言に『組み込み』と言っても幅広くて分野によって求められる知識は結構変わってくると思いますが、ベースは一緒だろうと思います。 ちなみに自分はCPUはRL78、Cortex-M0、Cortex-M3、Rx、SH、Cortex-A9、FPGAは最大でも7000LUT程度のレンジのハードウェア設計をやってきました。今はZynqや大規模FPGA開発に携わりたいと思っています。 以下に挙げていきますが、オススメがあれば是非教えていただきたいです。 ※順番に意味はありません。 CPUの創りかた CPUの創りかた 作者: 渡波郁出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2003/10/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 35人 クリック:
おしっこセンサーできました ウチの小学生の息子が家のトイレでたびたびおしっこをこぼしてしまう。俺がくどくど注意してもあんまり効果ない。そこで、代わりにAIに怒ってもらうことにした。こんな感じである。 おしっこセンサーのデモ(動画)。水を数滴床にたらすとブザーが鳴り、床を拭くと止まる。 ディープラーニングの画像認識を使い、床の上に落ちた水滴をカメラで検出してブザーが鳴る仕組みだ。夏休みの自由工作に過ぎないので精度は期待していなかったけど、意外にきちんと動いてくれて、カメラに映る範囲に水滴を数滴たらすとピッピと鳴り、床を拭くとブザーも止まる。「お父さんだってAIくらい作れるぞ」と息子に自慢したいがための工作なのだ。 でも、これ作るのはそんなに難しくなくて、休み中の3日くらいで完成した。かかったお金は、RasPiやカメラ、周辺デバイスが2万円弱、画像認識のモデル作成に使ったクラウドの料金が数10
組み込み機器をどう動かすかを考える際、選択肢として浮上するのが「RTOS(Real Time Operating System)」である。このRTOSとは何であり、なぜ必要か、どのような特長を持つのか、組み込み向けLinuxとはどう違うのか、解説する。 RTOSの存在意義 組み込み機器と一口で言ってもどのあたりをターゲットにするのかで議論は変わるが、8bit~32bit程度のマイコンを利用した比較的スタンドアロンに近い組み込みシステムを議論の対象とした際、頻出する言葉が、「RTOS(Real Time Operating System)」である。 それぞれのマイコンベンダーが開発環境に合わせ、最低限のデバイス用ライブラリや標準的なランタイム(文字列操作など)を提供してくれるのが通例であり、これだけでもシステムは構築できる。であるからして、こうしたシステムでは必ずしもOSが必要とは限らないの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く