8日午後5時5分ごろ、長野県下諏訪町の諏訪大社下社春宮の御柱祭で、立てようとしていた木の柱に乗っていた複数の男性らが落下した。 諏訪署によると、この事故で岡谷市の職業不詳、増沢徳寿(のりとし)さん(45)が病院に運ばれたがまもなく死亡。1人が意識不明の重体で、2人が軽傷を負った。軽傷者の1人は柱の周囲にいた参加者だという。 諏訪署によると、事故は長さ10メートル以上ある御柱をロープを使って立てようとしていた際に発生した。 8日は御柱祭の最終章となる下社里曳きが始まり、8本の御柱が下社の春宮と秋宮に向けて運ばれていた。