これは兄弟順に付けられる、字の1文字目に関する法則です。 字はたいてい2文字ですが(これも例外がいくらでもあるのですが)その1文字目。兄弟であれば必ずこうしなければならないわけではないのですが、これらが付いていればその順番が分かるというお話です。 日本でいえば、太郎、次郎、三郎、四郎のようなものです。 長男なのに次郎とか、三男なのに太郎というのはあまりないですね。例外のひとつとして、野球の「イチロー」さんは、次男なのに鈴木「一」朗になっています。また、「真田幸村【さなだ・ゆきむら】」の別名で知られる真田信繁の幼名は「源次郎」。次男なのでそれは分かるのですが、兄の伸幸(後の信之)の幼名は「源三郎」と、逆になっています。真田家では長男が夭折するという言い伝えがあり、それを避けるため、長男にも関わらず「三」となっているのです。 逆に、長男だったら太郎あるいは一郎としなければならない、ということは