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2017年11月3日のブックマーク (3件)

  • 国家鮟鱇

    これでとりあえず終わり(にしたい)。 『猿楽傳記』によると小鼓の始祖は「美濃権頭」だという。これを宮増弥左衛門・弥七郎兄弟が伝授したという。 一方、『老人雑話』によれば、大蔵道入の子で大蔵道知の弟の大蔵道意の師匠は「美濃権頭」だという。宮増は美濃権頭の弟子だという。しかしながら小鼓の始祖の「美濃権頭」と大蔵道意の師匠の「美濃権頭」は時代が異なり別人かと思われる。 ただし『四座系図書幷家々次第』によれば、大蔵道入の弟の大蔵九郎を「太鼓元祖美濃権頭弟子」としている。 dl.ndl.go.jp 『猿楽伝記』の話と合わせれば「大蔵道入の弟(九郎)は美濃権頭(元祖)の弟子で、宮増(弥左衛門・弥七郎)も美濃権頭(元祖)の弟子」という話になる。一方、『老人雑話』の話は「大蔵道知の弟(道意)は美濃権頭の弟子で、宮増も美濃権頭の弟子」という話になり、極めて構造が似ている。つまり『老人雑話』が「道入」とすべき

    国家鮟鱇
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    x4090x 2017/11/03
    たしか立花京子氏が指摘していたような…その後しばらくたってからNHKで、名前は覚えていないが史料編纂所の人が余白がなくなったといったようなごく単純な理由では、と指摘していたような「晴豊公記」だったかな
  • 江戸時代の農民は本当に貧しかったのか?

    三沢文也 @tm2501 フォロワーさんから頂いたなんだけど…学校で習った日史の片手落ち感を埋めてくれる。 人口の8割は農民の時代なのに、我々は農民を知らなすぎた 佐藤 常雄 の 貧農史観を見直す (講談社現代新書) を Amazonでチェック! amzn.to/2zZR2Kn 2017-10-31 19:06:51 三沢文也 @tm2501 例えば、江戸~明治に移るにあたり、税金のとり方を米からお金に変えてるんだよね。 米だと価値が変動しちゃってまとまった資金にならないから。 いっぱい米が取れても金に変えられる金額がそれだけ増えると…市場原理のせいでそうはならないのよねぇ…。 2017-10-31 19:15:47 年貢から地租改正に行くところまでは習うけど、あれがなんでかまでキチッと習わない。 米で集めると収穫に地域格差ができたり、貨幣に変える段階で資金集めがうまく行かなかったり

    江戸時代の農民は本当に貧しかったのか?
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    x4090x 2017/11/03
    こりゃまたずいぶんと古臭いネタを持ち出してきたな。大石慎三郎肝いりのこのシリーズ出たのは80~90年代。その頃はすでに中世郷村の自力救済と秀吉の惣無事令の議論が盛んで「なんで今更」と思ったもんだが2017年とは
  • 「歴史小説家や脚本家は、古文書は読めなくても… | オピニオンの「ビューポイント」

    歴史小説家や脚家は、古文書は読めなくても、たいてい、情報検索は巧(うま)い。そのせいか、どの歴史小説を読んでも、情報が金太郎飴のように似ている」と、歴史学者の磯田(いそだ)道史(みちふみ)氏が指摘している(『日史の内幕』中公新書)。 面白い歴史小説が少なくなった理由の一つが、作家や脚家が同じ文献しか読んでいないためというのは十分あり得る。 最近は歴史学者による1次史料(古文書、手紙など)に基づいた歴史書(フィクションではない)が書かれることが多い。昔は、歴史小説家が歴史書を書くこともあったが、そういうケースはめっきり減った。「作家から学者へ」という流れができている。 古文書が読めない歴史小説家の方が多数だろうが、作家が古文書を読めなければならないというルールがあるわけではない。史実も重要だが、歴史小説の場合、想像力がポイントになることは、小説である以上当然だ。が、想像力もそうそう出

    「歴史小説家や脚本家は、古文書は読めなくても… | オピニオンの「ビューポイント」
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    x4090x 2017/11/03
    “昔は、歴史小説家が歴史書を書くこともあった”新書は以前から学術的なものがほとんど、新規参入でハードルが一気に下がっただけ。昔も今もキワモノへの需要は高く、歴史学がいかなる営みかほとんど知られていない