はじめに 動体検出を使用して物体の検出を行うことがあります。特に最近のカメラは高画素であり、処理が重くなります。そこで、画像の全画素で処理を行わず、物体がありそうなところだけで処理を行う方法が考えられます。 アルゴリズム ちょっと前の論文ですが、動体検出(背景除去)の高速化を目指した論文がありました。 Active Attentional Sampling for Speed-up of Background Subtraction, CVPR 2012. これは過去の検出結果から、物体がありそうな確率マップ(probability map)を生成して、確率が高いところで検出処理を行おうとしたものです。それだと新しい侵入物に対応できないので、ランダムに数割程度の画素に対して検出処理をします。下の図は検出結果、probability map、maskを並べたものです。maskの白い部分が重い
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