かつて「アメリカ横断ウルトラクイズ」という番組で、海外へむかう飛行機に乗れる参加者をじゃんけんでしぼるというゲームがありました。成田空港で荷物まで用意しながら、じゃんけんで負けると日本から“お見送り”となります。 自分と相手の勝ち負けを、その場で決めるためのかんたんな方法がじゃんけんです。絶対的な運で勝負が決まるのでなく、絶対的な実力で勝負が決まるのでもない点がこの方法の特徴といえます。 じゃんけんをする本人であれば、多くの場合、勝てばうれしさを、負ければくやしさを感じることになります。いっぽう、じゃんけんする本人でなくても、ただ勝負が決するところを見るだけで、脳は反応してしまうもののようです。