防衛省が開発を進める先進技術実証機「X-2」が4月22日、初飛行に成功した。今後は航空自衛隊岐阜基地を拠点に、ステルス技術などの検証を進める。 X-2は、2009年度から防衛装備庁(当時の防衛省技術研究本部)が開発を進めている国産実証機。将来の戦闘機に使われるステルス技術を用いた機体形状やエンジンの推力偏向制御など、先進技術を検証する。 機体の大きさは全長14.2メートル、全幅9.1メートル、全高4.5メートルで、実証エンジンXF5-1を2基搭載。三菱重工業(7011)が機体、IHI(7013)がエンジンを製造した。開発費は約393億円を予定している。 今年1月28日、三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で、防衛省の記者クラブに加盟する報道機関に機体を公開。型式がX-2に制定された。 X-2は4月22日午前8時47分に県営名古屋(小牧)空港を離陸。三菱重工のテストパイロットが操
1/15 スクロールで次の写真へ 太平洋海域に配属された米海軍の沿海域戦闘艦(Littoral Combat Ship=LCS)「フリーダム」。ミサイル・フリゲイト「オリバー・ハザード・ペリー」級の代替として開発された。従来の水上戦闘艦とは異なるコンセプトを持ち、ミッションに応じて艦内の装備や武装を入れ替えられる。40ノット(時速約74キロ)を超える高速を出せる一方、小型の船体は沿岸部の浅海域でも活動できるのが特長で、地域紛争や対テロ戦への投入が想定されている。写真のフリーダムは、太平洋海域への配属に際し、船体に迷彩塗装を施されている(米海軍提供)(2013年02月22日) 【時事通信社】
全長200メートルを超える空母のような広い甲板がある自衛隊最大の護衛艦「いずも」が25日、就役しました。
【鹿追】11日午前9時15分ごろ、鹿追乳牛育成牧場で行われていた陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市、習志野駐屯地)の降下訓練で、隊員1人のパラシュートが十分に開かないまま降下した。陸自第5旅団(帯広)広報班によると、隊員にけがはなく、訓練は続行した。 訓練は9、10の両日、同牧場で行われる予定だったが、両日とも強風と雪のため中止になり、予備日の11日朝から行っていた。隊員約170人が参加し、高度約340メートルを飛行するヘリコプターから降下する訓練中だった。近くで見学していた男性(53)は「何度も見ているが、普通の速度じゃなかった。膝ぐらいまで雪が積もっていたからけががなかったのだろうか」と驚いていた。 同団は2008年から毎年、管内の民有地や公有地で積雪地演習を行っている。09年に芽室町内で行った訓練では、ヘリコプターから飛び出した隊員が上空で宙づりになる事故があった。12年に同牧場
7月10日、ノースロップ・グラマン社が開発中のアメリカ海軍ステルス無人攻撃機X-47Bが地上基地から発進し、大西洋上の空母ジョージ・ H・W・ブッシュへの着艦に成功しました。史上初の出来事であり、本格的な無人攻撃機の空母艦載運用が可能であることを実証しました。そして続いて空母からのカタパルト発進→着艦も成功させ、2連続で着艦に成功しています。 X-47Bは従来の遠隔操縦を行う方式の無人攻撃機と異なり、有人戦闘機の指揮官機から簡単な指令を受け取った後は半自律的に行動する事が可能です。これまでの無人攻撃機は不正規戦への投入用で正規軍相手には通用しない代物だったのに対し、X-47Bは前述の運用方法と高いステルス能力により敵正規軍への攻撃が可能になります。これは今後の戦争の形態を変える存在となり得るもので、アメリカ以外でもイギリス(BAEタラニス)、フランス(ダッソーnEUROn)、ロシア(MiG
政府が見直す方針の「防衛計画の大綱」について、自民党の国防部会と安全保障調査会は、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の動きを念頭に島しょ部の防衛を強化するため、アメリカ海兵隊のような水陸両用部隊を新設することなどを求める提言をまとめました。 自民党の国防部会と安全保障調査会は、政府がことし中に見直す方針の「防衛計画の大綱」に党の意見を反映させるため、30日、提言をまとめました。 提言は、まず、民主党政権が3年前に改定した大綱で掲げた、機動的に部隊を派遣する「動的防衛力」という考え方を見直し、機動的な運用とともに戦力の強化も重視する「強じんな機動的防衛力」という考え方を掲げるべきだとしています。 そのうえで、沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の動きを念頭に、島しょ部の防衛を強化するため、離島への上陸能力を持つアメリカ海兵隊のような機能を自衛隊に持たせる必要があるとして、水陸両用車や新型輸送機オスプレイを有す
アメリカ軍は、北朝鮮を刺激するのを避けるため延期していたICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を、日本時間の22日夜、西部カリフォルニア州の基地から太平洋上の目標に向けて行いました。 アメリカ軍は西部カリフォルニア州の基地で、現地時間の22日午前6時半ごろ(日本時間の22日午後10時半ごろ)、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったと発表しました。 ミサイルは、基地からおよそ6800キロ離れた太平洋のマーシャル諸島に近い海域に向けて発射され、実験は成功したということです。 こうした発射実験は、ミサイルの性能などを確認するため毎年3回ほど行われているということですが、先月予定されていた実験は、挑発的な言動を繰り返していた北朝鮮を刺激しかねないとして、直前になってヘーゲル国防長官みずからが延期を決めていました。 今回アメリカ軍が発射実験に踏み切った背景には、先月に比べて朝鮮半島での緊張が
8月17日、モスクワ郊外のジューコフスキー空港で開かれた国際航空見本市で、ロシア最新鋭戦闘機T50の公開飛行が初めて行われた(2011年 ロイター/Sergei Karpukhin) [ジューコフスキー(ロシア) 17日 ロイター] モスクワ郊外のジューコフスキー空港で開かれた国際航空見本市で17日、ロシア最新鋭戦闘機T50の公開飛行が初めて行われた。 「第5世代」と呼ばれるT50は米国のF22の対抗機で、ロシアのスホイ社がインドと共同開発を進めてきた。 ロシアの航空機開発は軍民ともに、1991年のソ連崩壊後に低迷してきたが、プーチン政権下に復興に向けて多額の予算が投じられた。 この日の公開飛行にはプーチン首相も出席。業界幹部らを前にした演説で、2011年までの3年間に約7200億円の開発費を拠出したと明かし、「国はロシア航空業界への支援をこれまで行ってきたし、これからも続ける。これは戦略
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