【11月22日 AFP】SF世界の宇宙船の青い光を放つ推進装置が現実に一歩近づいた。米国の物理学者チームが21日、帯電した空気中の分子を動力に飛行する、可動部のないソリッドステート飛行機を発表した。 1903年冬にオービル(Orville Wright)とウィルバー(Wilbur Wright)のライト兄弟が画期的な有人動力飛行を成功させて以来、飛行機の推進装置にはプロペラやジェットが使われてきた。これらは飛行の維持に必要な推進力と揚力を作り出すために、燃料を燃焼させる必要がある。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、電気空気力学として知られる推進方式の開発に成功した。これまで、この方式を飛行機の動力源とするのは実現不可能と考えられていた。 研究チームは翼幅5メートルの新型飛行機を、秒速4.8メートルで55メートル飛行させることに成功した。 試作機を設計したスティーブン・バ
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
DMG森精機は「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」(2016年11月17~22日、東京ビッグサイト)において、金属3Dプリンタと旋盤加工を組み合わせたハイブリッド金属複合加工機「LASERTEC 4300 3D」を出展した。 金属3Dプリンタ機能を加えた切削加工の価値 金属3Dプリンタ機能を加えた切削型工作機械は、ハイブリッド複合加工機としてJIMTOF2016では大きな注目を集めている。従来の切削加工機は、金属の素材から対象物の形を削り出していく「引き算」の技術である。そのため、形状によっては多くの材料が切りくずとして無駄に捨てられることになる。一方で、金属3Dプリンタは、金属粉末などを溶かして積んでいき形状を作る「足し算」の技術である。ただ層状にして積み上げていくため、表面などが層模様となりそのままでは利用できない。積層造形後に切削を含めた後処理が必要になるという
装備した 30mm GAU-8のガトリング砲ことアヴェンジャー で目標を木っ端微塵に破壊する、ロマンに溢れた 米空軍の「A-10攻撃機(愛称:ウォートホッグ)」 。のろますぎるという評価を実力で押し返し、40年近くも活躍してきました。そして今回、非公式ながらその 運用が無期限で続けられる との報道が海外にて伝えられています。 じつはこのA-10、総合打撃戦闘機計画(JSF)のもと開発された F-35 ライトニングIIへと2021年までに置き換えられる予定 でした。しかし9月には米空軍から ISISとの戦闘での必要性から退役は延期される だろうと伝えられ、さらに米空軍資材コマンドは今後もメンテナンスや修理用資材の提供を「 無期限 」に続けることになったのです。 また、米空軍はA-10の「翼の交換プログラム」の準備も進めています。20億ドル(約2100億円)を費やすこの交換プログラムにより
6月11 イラン空軍のF-14 カテゴリ:F-14東側や第三世界の戦闘機 双発双尾翼の特徴的なスタイルに主翼は可変翼という、かなり個性的な、それでいて高性能な艦上戦闘機「F-14 トムキャット」に対して抱く私の個人的な思いなどは、平成24年1月25日の記事で述べさせて頂きましたが、今回は久しぶりにそのF-14に関する話題です。但し、アメリカのF-14ではなく、イランのF-14についてです。 F-14とF-15は、どちらもほぼ同時代にアメリカが世に送り出した、優秀な第4世代ジェット戦闘機として知られています。 F-15は、アメリカのマクダネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した制空戦闘機で、昭和51年に運用が開始され、アメリカ、日本、イスラエル、サウジアラビアの4ヶ国の空軍(日本では航空自衛隊)で使用されています。これらの国々では現在も、F-15は主力戦闘機として第一線に配備されており、
航空自衛隊も導入予定の新型ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」について、アメリカ空軍が実戦配備を発表。ただ、「サイドワインダー」空対空ミサイルや機関砲を撃てず、能力が対地攻撃に偏っているため、空自への導入について懸念する声もあるようです。不審機に対するスクランブルなど、空自の任務にF-35Aは適しているのでしょうか。 遠くないうちに対イスラム国などで初陣か 2016年8月2日(火)、アメリカ空軍は開発中であったステルス戦闘機、ロッキード・マーチンF-35A「ライトニングII」について、「初期作戦能力(IOC)」の獲得を宣言。ヒル空軍基地(ユタ州)に駐留する第34戦闘飛行隊において、最初の実戦配備を完了したことを明らかにしました。 「初期作戦能力の獲得」とは、「実用戦闘機」として実戦への投入が可能な最低限の能力を有したことを意味します。F-35Aは恐らくそう遠くないうちに、ISIS(
強引な海洋進出策をとる中国が、新型の国産飛行艇を誕生させました。その性能は、日本の飛行艇US-2の好敵手たりうるのでしょうか。またこの飛行艇登場により、緊迫する南シナ海はもちろんのこと、日本の防衛にも影響が出る可能性があります。 緊張続く南シナ海に中国の新たな一手か? 2016年7月23日(土)、中国の国営航空機メーカー中航工業(中国航空工業集団公司、AVIC)は、広東省の珠海(ズーハイ)において、国産の大型飛行艇AG-600をロールアウトさせました。 「飛行艇」とは、ボート型の胴体をもち、湖や海上など水面を滑走し離着水が可能な水上機の一種であり、別途、飛行場離着陸用の車輪も有しています。中航工業はAG-600の主要な任務について、森林火災における空中消火(着水時にポンプで水を汲み上げる)、および海難救助であると主張します。 AG-600のイメージ図。消火作業と海難救助が目的とされているが
かつて運航されていた超音速旅客機「コンコルド」は、「ソニックブーム」などさまざまな問題を抱え、姿を消しました。しかしいま、再び「超音速旅客機」の“芽”が育ちつつあります。そう遠くない将来、新世代の「超音速旅客機」が登場するかもしれません。 エンジンの騒音どころではない「ソニックブーム」 超音速飛行する航空機から生じる「ソニックブーム(衝撃波)」――この強烈なエネルギーは、ときに地上のガラスさえも割ってしまうほどの破壊力を有し、およそ50km先まで轟音を響き渡らせることすらあります。 ソニックブームは、これまで航空機の超音速飛行時における最大の障害であり続けてきました。しかし、その問題も過去のものになるかもしれません。 2016年2月29日、アメリカのロッキード・マーチン社とNASA(連邦航空宇宙局)は、ソニックブームの発生を軽減する静粛超音速旅客機「QueSST」を実現するため、共同で「X
太陽光を動力源として飛行するソーラー飛行機「Solar Impulse 2」が太平洋横断を成功させ、さらに世界一周の成功に向けてフライトを続けています。ガソリンやケロシンなどの化石燃料を使わない太陽光・電動の航空機技術は進歩を続けており、航空業界の未来を大きく変える可能性を秘めていまるのですが、アメリカ・デンバー州の小さな航空機メーカーであるAero Electric Aircraft Corporation(AEAC)が、初の電動練習航空機「Sunflyer」の試作機を発表しました。 Sun Flyer by AEAC Aero Electric Aircraft Corporation | “Sun Flyer” Prototype Unveiled Spartan College of Aeronautics and Technology Reserves 5 Additional
「心神」という非公式愛称を持つ先進技術実証機X-2が2016年4月、初飛行に成功しました。「純国産ステルス戦闘機」への第一歩と見る向きもありますが、国産は困難なのが現実。ではこのX-2、何を目指しているのでしょうか。 様々な部品を流用して生まれたX-2 2016年4月22日(金)の午前、防衛省技術研究本部および三菱重工が開発した先進技術実証機X-2が、航空自衛隊の小牧基地(愛知県)において初飛行しました。今後、次世代の戦闘機に必要とみられる各種技術を実証する飛行試験が行われます。 小牧基地を離陸するX-2。26分後に岐阜基地へ着陸し、初飛行を成功裏に終えた(写真提供:スカルショット)。 かねてより「心神」の非公式愛称で知られるX-2。その形状から日本初の「国産ステルス戦闘機」と報じられることもありますが、本機はあくまでも純粋な実験機です。脚部は三菱T-2練習機のもの、キャノピー(風防ガラス
試験機X2が初飛行 初飛行した先進技術実証機X2。名古屋空港の滑走路から離陸した直後で、ここから高度3000メートルまで上昇し、約25分間の飛行を行った=2016年4月22日【時事通信社】 防衛省が開発を進めている純国産ジェット戦闘機の試験機X2が2016年4月22日に初飛行した。機体だけでなくジェットエンジンも国産化した戦闘機は戦後初で、同省は今後、テスト飛行を重ねながら性能評価を実施。その結果を基にレーダーや熱センサーに捉えられにくいステルス性能を持つ超音速戦闘機の国産化を目指す。 航空自衛隊は戦後、米国製の機体を主力戦闘機として導入してきた。16年度中に配備が始まる予定の次期主力戦闘機も米ロッキード・マーチン社製のステルス機F35Aだが、同省はその先を見据え、機体・エンジンの国産を前提とした「将来戦闘機」構想を既にまとめている。X2は「先進技術実証機(ATD-X)」として開発が進めら
まもなく初飛行を迎える、防衛省と三菱重工により開発が進められている先進技術実証機「X-2」。「心神」の非公式愛称を持つこの機体は「次世代戦闘機」とも表現されますが、それは正しくありません。このX-2は、ある「大きな使命」を持って登場しました。 「戦闘機の一部」しか盛り込まれていないX-2 「心神」の非公式愛称で知られる、防衛省技術研究本部と三菱重工によるステルス性を持つ先進技術実証機「X-2」が、初飛行への最終段階に入りました。 2016年1月28日(木)、この先進技術実証機に「X-2」という制式名称が与えらました。そして建国記念日の2月11日(木・祝)、県営名古屋空港ではじめて公の場に姿を現し、地上滑走試験を開始。こののち、高速滑走試験やブレーキ試験が行われる見込みで、問題が無ければ2月22日(月)以降に初飛行が実施されると推測されます。 「X-2」の制式名称が与えられ、初飛行を間近に控
世界最強の戦闘ヘリのひとつ、「アパッチ・ロングボウ」。しかし陸自への導入は当初予定の62機から13機へ減らされ、これにより製造する富士重工へ351億円を支払わねばならなくなりました。そのような事態に、なぜ至ったのでしょうか。そこには“世界最強”ながら“使えない”という背景があります。 初期投資が回収不能になった富士重工 2015年12月、富士重工が国を相手取り351億円の支払いを求めた訴訟において、最高裁判所は富士重工側の訴えを全面的に認め、国に対し全額の支払いを命じる判決が確定しました。 この裁判は、陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターAH-64D「アパッチ・ロングボウ」の調達が当初予定の62機ではなく13機で打ち切られたため、それを製造する富士重工が、機体の価格に上乗せして請求する予定であった生産ラインの立ち上げといった初期投資分の費用について、回収不能になってしまったことに端を発します。 調
超音速で飛行するスーパーソニックジェットが世界初のプライベート機に採用2015.11.24 14:056,416 mayumine スーパーソニックジェット(超音速旅客機)「Aerion AS2」が世界初のプライベートジェットに採用。 プライベートジェットを提供するFlexjetが、超音速旅客機として初めて市販されるAerionのAS2航空機20機を発注しました。 通常、ジェット旅客機の巡航速度はマッハ0.8程度、そしてジェット戦闘機の最高速度はマッハ1.2~5.0ですが、戦闘機の速度のようにマッハ1を超える速度を 「超音速=スーパーソニック」といいます。 世界を駆け回るのに忙しい(ごく一部のリッチな人たち)の移動速度がマッハ1.5にアップ、ロンドンからニューヨークのフライトは現在約8時間ですが、Aerion AS2では5時間半に短縮されます。 エアバスと共同開発中のこの3発ジェット機は、
(CNN) 米アエリオン・コーポレーションは25日までに、航空・宇宙大手エアバス・グループと超音速機開発に向けた技術協力を行うことで合意したと発表した。 エアバスの防衛・宇宙部門は技術者をアエリオンに派遣する。 アエリオンは超音速航空技術の商用化を目指し、2002年に設立された企業。現在は「アエリオンAS2」という超音速ビジネスジェットの開発を進めている。今回の合意により、両社は技術だけでなく設計や生産、認可取得に向けた協力も行うという。 アエリオンを率いるロバート・バス氏は合意について「2021年に世界初の超音速ビジネスジェットとして認可を受けるというわが社の目標に向け、しっかりと軌道に乗ることができる」と声明で述べた。 AS2は独自の技術により、マッハ1.6(時速約2000キロメートル)の速度で飛行することを目指している。
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