2022年サッカーW杯カタール大会で使用されるスタジアム974のCGイメージ(2017年11月26日提供)。(c)AFP/SUPREME COMMITTEE FOR DELIVERY 【11月27日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)で使用される、大会史上初の「再利用可能」スタジアムのデザインが26日、発表された。 4万人収容のスタジアム974(Stadium 974)は、首都ドーハ南部の海岸に建設される予定で、準々決勝までの試合が行われることになっている。 大会後にスタジアムは解体され、他の場所での再組み立てと使用を見込み、部品がコンテナに運び込まれることになっている。 カタール大会組織委員会の幹部は「この競技場は、完璧なレガシーを提供する。スタジアム全体としても、多数の小さなスポーツや文化的な催しの会場としても、新たな場所で再組み立てが可能となっ
映画「スターウォーズ」の冒頭、ジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ音楽をバックに、巨大な宇宙船が頭上を延々と通り過ぎてゆくシーンが出てきます。動きそうにないはずの巨大な構築物が動くことには、何かワクワクするような気分を感じるものです。 さいたまスーパーアリーナ(設計:MAS2000設計室、代表:日建設計)では、総重量15,000tのムービングブロックと呼ばれる構築物が動いています。この15,000tという重量は、乗用車約15,000台分の重量に相当し、あるいは10階建て程度の平均的なオフィスビルの重さに相当します。 3日間で10万5,000人が体感した、レディー・ガガのコンサート 2012年5月、世界的歌手のレディー・ガガが来日し、さいたまスーパーアリーナで公演を行いました。その日本公演3日間の観客動員数の合計は、10万5,000人を記録したそうです。このように、イベントをリアルに体感したいと
11月8日未明、福岡市のJR博多駅前で起こった大規模な陥没事故。地表から深さ約20mの地下では当時、NATMと呼ぶ工法で地下鉄七隈(ななくま)線のトンネルを掘削していた。設計や施工の段階で想定していたリスクとその対策は妥当だったのか、検証していく必要がある。 (関連記事:博多陥没事故、50分前にトンネル天端が「肌落ち」) (関連記事:博多駅前の陥没、NATMで掘削中に出水) 高い地下水位や薄い岩かぶり。こうした地盤条件に対して、工法の選択に問題はなかったのか――。日経コンストラクションの取材で、NATMを採用した経緯と理由が明らかになってきた。 事故前日のトンネル工事現場。視察に訪れていた福岡市議が偶然、撮影していた。この時点で大量に出水するなどの異常はなかったという。撮影から約14時間後、重機がある付近で先進導坑を拡幅している際に崩落した(写真:調 崇史)
東京~名古屋間で工事が始まっているリニア中央新幹線。地表から1400mも深い場所を通り、工事の“難所”とされる南アルプストンネル長野工区の工事が2016年11月1日、始まりました。工期は約10年間。これが順調に進むかが、2027年のリニア開業に影響する可能性もあります。 「地下1400m」を走るリニア 東京(品川)~名古屋間で工事が始まっているリニア中央新幹線。その南アルプストンネル長野工区について2016年11月1日(火)、JR東海が起工式を行いました。長野県内における中央新幹線の本格工事はこれが初です。 長野県大鹿村で行われた中央新幹線・南アルプストンネル長野工区の起工式に出席したJR東海の柘植康英社長(2016年11月1日、恵 知仁撮影)。 南アルプストンネルは山梨、静岡、長野の3県にまたがる約25kmの山岳トンネルで、JR東海は2015年12月、まずその東側にあたる山梨工区(約7.
道路や教会、モールなどが存在し、3万5000人ほどの人口を想定したスケールの街でありながら、実際には「居住者」が一切いない町を砂漠に作り出す計画が「CITEプロジェクト」です。何のために「人が住まない町」を作り出すのか、CNN.comが秘密にせまっています。 CITE: The $1 billion city with no residents - CNN.com http://edition.cnn.com/2015/10/06/business/test-city/index.html アメリカ・ニューメキシコ州にあるメキシコ国境とホワイトサンズ・ミサイル実験場の間に位置する乾燥した砂漠に全く新しい「都市」を作り出す計画があります。「CITEプロジェクト」と呼ばれる計画で作られようとしているのは、「アメリカの街を模したフルスケールの実験場」。輸送・建築・コミュニケーション・セキュリティ
カナダ企業Thoth Technologyが公表した、高さ20キロの「宇宙エレベーター」のデザイン画(2015年8月17日提供)。AFP/20km Space Tower/THOTHX.COM 【8月18日 AFP】あるカナダ企業が、宇宙飛行士が軌道の途中まで乗っていけるほど高い、超高層タワーの建設を計画している。 完成すれば、このタワーはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)にある、現在世界で最も高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa、高さ830メートル)」の20倍の高さになるという。 「宇宙エレベーター」は、ロシアの科学者コンスタンチン・ツィオルコフスキー(Konstantin Tsiolkovsky)が1895年にフランスの首都パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)を見て最初に着想。だが技術的な課題がネックとなり、1世紀以上、概念
2020年東京五輪の主会場となる新国立競技場の建設には、技術的難題が山積している。独創的な外観デザインを支える巨大なアーチ構造や開閉式屋根(遮音装置)などはいずれも世界初の難工事という。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は「ノウハウを生かしたい」と、実施設計の段階で施工会社を選ぶことを決めたが、設計を修正しない限り、建設費は膨らみそうだ。 (森本智之) JSCは八月十八日、工区をスタンド部分と屋根部分に分け、施工会社選定をプロポーザル(提案)方式で行うと公示した。技術提案を審査し、十月中に決定。選ばれた会社は八月に始まった実施設計の検討に加わってとりまとめる。工事請負契約は、来年六月をめどにあらためて結ぶ。
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