先週、東京のセミナーで話した中身を何回かに分けて書きます。 セミナーのタイトルは「スタートアップからのシリコンバレー進出」で、アーリーステージのベンチャーがシリコンバレーに進出するにはどうしたらよいか、という内容。ただし、「シリコンバレーに進出すべきベンチャーとはどのような会社か」という内容ではありません。 「シリコンバレーに進出するとして、そのために望ましい会社の形態はどういうものか」 についての説明なのであった。 前置き:シリコンバレーに「進出すべき」会社かどうかはなぜ二の次なのか 最近しみじみ思うのだが、「シリコンバレーに進出したい」という場合、「客観的に見てそれが正しいか」は、あまり意味が無いのではないかと。(会社だけでなく、個人がシリコンバレーで働きたい、という場合も同じデス。) 理由は2つある。 1.何が本当に正しいか誰にもわからない シリコンバレーは、新しいものを開拓する場所
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