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ブックマーク / shiraist.hatenablog.com (9)

  • 電子書籍の「閲覧」を許諾しているという主張 - Copy&Copyright Diary

    とある電子書籍を読み終わったら、最後のページに次のような表示があった。 ◎電子書籍は、購入者個人の閲覧の目的のためにのみ、ファイルの閲覧が許諾されています。私的利用の範囲をこえる行為は著作権法上、禁じられています。 この表示を見て驚いた。 「閲覧」を「許諾」していると言うのだ。 しかも「購入者個人」にのみとは。 まず基的なところから確認しよう。 著作権には「閲覧権」とかは無い。 「見る」とか「読む」とか「聴く」とかの行為には著作権は及ばない。*1 だから、「見る」「読む」「聴く」などの行為は基的に自由なのだ。 その、基的に自由な「見る」とか「読む」とか「聴く」とかの手前のところの、「複製」とか「上演」とか「上映」とか「公衆送信」とか「口述」とか「展示」とか「譲渡」とか「貸与」とかを一定の範囲内でコントロール出来るようにしているのが著作権だ。私はそのように理解している。 では、この電

    電子書籍の「閲覧」を許諾しているという主張 - Copy&Copyright Diary
  • 電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい - Copy&Copyright Diary

    このエントリーについては、事実誤認がありました。 こちらもお読みください。 このような方法があったのか - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20101101/p1 - 自分は電子書籍を結構買っているし、結構読んでいる。 2000年代の前半はWINDOWS-CEベースのPDAで電子書籍を読んでいたし、2000年代の後半はW-ZERO3シリーズで電子書籍を読んでいた。 昨年iPod Touchを買ってからは、理想書店や電子文庫パブリなどがiPod Touchに対応したアプリを出したので、そのアプリで読むようになった。これまでのPDAやW-ZERO3シリーズに比べて画面のサイズが大きいことや、操作性が良いことから、iPod Touchで電子書籍をこれまで以上に読むようになった。 理想書店では、ポッド出版のタイトルが出た

    電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2010/11/01
    "デバイスを買い換えた場合に自分が購入した電子書籍を引き継げるのかどうか、それは大きな問題だと思う"
  • 書籍・雑誌の貸与権 - Copy&Copyright Diary

    木々ノ日記@livedoorblog:レンタル屋はやろうと思えば(たぶん)できる(はず)。(きっと)(マジメにやろうとしたら)面倒だけど。 - livedoor Blog(ブログ) http://blog.livedoor.jp/livenhk/archives/50548073.html 上記エントリをはてなブックマークにブックマークしたときに、次のコメントをつけた。 貸与権が適用されなかった時代は、誰に断ることなく、営利の貸与が可能だったが、昨年から許諾が必要になった。だから逆。 そのことについて、5月31日付のダイアリにコメントをいただいたので、改めてここで取り上げたいと思います。 その前に、上記の「木々ノ日記」のエントリは、 発想日記:なぜレンタル屋がないのか? http://blog.livedoor.jp/dogmanage/archives/50593098.html

    書籍・雑誌の貸与権 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2010/08/17
    "2005年1月1日からは、(非営利かつ無料の場合を除き)著作権者の許諾を得ることなく、書籍・雑誌を貸与することができなくなった"
  • 日本文芸家協会への公開状 - Copy&Copyright Diary

    朝日新聞の記事「著作権は何を守るのか」での三田誠広氏の発言について、「星の王子さま」総覧というサイトのRenardBleuさんが、三田誠広氏批判、並びに日文藝家協会への公開状を公表しています。 三田誠広氏批判 日文芸家協会への公開状 http://www.lepetitprince.net/sub_copyright/commentmita.html 「星の王子さま」ファンの立場から、三田誠広氏の 例えばサンテグジュペリ(1944年没)は欧米では権利が続いているが、日では勝手に翻訳が出せる。野蛮な国と見られているだろう。 という発言を手厳しく批判しています。 是非とも読んでください。 また、同サイト内の星の王子さま外伝でも、著作権保護期間延長問題について述べていますので、こちらもお勧めします。

    日本文芸家協会への公開状 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/08/26
    朝日新聞の記事「著作権は何を守るのか」で「星の王子さま」翻訳を例に出していた三田誠広氏の発言について
  • 再生できないデジタル資料 - Copy&Copyright Diary

    管理大変 デジタル資料 : IT考現学 : コラム : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/net/column/kougengaku/20050719nt05.htm デジタル資料の方が実質的な「寿命」が短いというコラム。 国会図書館では平成11年以前のCD―RОM200点を所蔵品から無作為抽出してこの二つを実験したところ、マイグレーションはほぼ問題なく出来たものの、エミュレーションでは、なんと7割!にあたる138点が元のようには再生出来なかったのだ。 と、具体的な調査に基づいた指摘がなされている。 この問題については、図書館界では以前から問題になっていて、著作権法改正の要望にも盛り込まれていて、現在、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会でも審議されている。 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第3回)議

    再生できないデジタル資料 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/07/20
    「デジタル資料の方が実質的な「寿命」が短い」
  • 蔵書廃棄 - Copy&Copyright Diary

    asahi.com: 「つくる会」関係者著作の図書館蔵書処分は違法 最高裁 - 社会 http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY200507140233.html つくる会などの著書、独断的廃棄は違法…最高裁判決 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050714i104.htm MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題"つくる会書籍:廃棄訴訟、東京高裁に差し戻す 最高裁" http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050714k0000e040035000c.html Sankei Web 社会 独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁「図書館は意見伝える場」 (07/14 12:10) htt

    蔵書廃棄 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/07/16
    「つくる会」関係者著作の図書館蔵書処分に関する最高裁判決から。「法的保護に値する人格的利益」について
  • be Report - Copy&Copyright Diary

    asahi.com :朝日新聞 be-business 保護期間延長で、埋もれる作品激増? 著作権は何を守るのか http://www.be.asahi.com/20050716/W13/0040.html 朝日新聞 be-on saturday b-usinessのbe Reportで著作権保護期間延長について取り上げています。 20年の延長がどのような弊害をもたらすか、分かり易くまとまっています。 特に、1957年〜1976年に没した作家・文筆家360人について、現在どれだけ商業ベースで流通しているかを調べた調査は興味深い。 保護期間が延びれば、この傾向は強まりそうだ。一部の有名作品が一層利益を上げる一方、価値はあっても忘れ去られる作品はもっと増えるだろう。「保護」という言葉のイメージとは全く逆の事態が起きかねない。 という記事の指摘は、まさにその通り。 一方、延長を望む声として三田誠

    be Report - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/07/16
    「著作権保護期間が短いからこそ、他の国に比べて20年も早く、多用な翻訳版に触れることができる、つまり文
  • 分配されない著作権料 - Copy&Copyright Diary

    ITmedia ライフスタイル:私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0505/16/news020.html ITmediaの小寺信良氏のコラムがいい。 私的録音・録画補償金制度の問題点を誰にでも分かり易く解説している。 特に、補償金を 分配するだけで赤字になってしてしまう との、私的録音補償金管理協会の発言を紹介し、その状況に対する疑問点の提示などは、とても興味深い。 これを読むと、何のための補償金制度なのか、疑問を感じざるを得ない。 しかし、私的録音・録画補償金の他にも、実際に利用者が支払った著作権使用料が分配されていないケースは他にもある。 文献のコピーについての著作権管理事業を行っている日複写権センター(JRRC)がそうだ。 平成15年度収支計算書によると、約1億6千万の複写使用料

    分配されない著作権料 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/05/16
  • 青空文庫とペン電子文藝館 - Copy&Copyright Diary

    作家の秦恒平氏は、どうも青空文庫に対して誤解があるのではないだろうか? 2月22日付けの「生活と意見」に次のようにある。 * 読者から「青空文庫」を知っているかと、ながい、くわしいメールが届いた。多くのボランティアを「工作員」と呼んで著作権の切れた文筆家の作品を多数復元していることは、知っていた。それはそれで「著作権切れ」を機械的に利用したそれなりの事業だと思っていたが、それを「売り」出してもいることは知らなかった。やはり商売にし始めたか。それ自体は違法でも何でもない。パブリック・ドメイン(公共財)への敬愛だけではやはり済まないらしい、むりもないのか。 * 「青空文庫」の名前と存在はよく知っています。どういう仕組みでどう働いているかは、知ろうともしてきませんでした。「理想」があってというより、「著作権切れ」ということを、思い切り合法的に利用しているのであろうと想像していました。 「ペン電子

    青空文庫とペン電子文藝館 - Copy&Copyright Diary
    yukatti
    yukatti 2005/02/23
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