米マイクロソフトは米国時間の3月16日、ビジネスで成功を収めるのは、適切なソフトを手にした人間だという「People-Ready(ピープル・レディ)」構想を発表した。同社の従来製品に加え、今年から来年にかけて発売する「Windows Vista」「2007 Office System」「Windows Mobile」「Exchange Server」の次期バージョンなどを組み合わせて利用することを、企業顧客向けに推進していく。 たとえば、ビジネスで成功するために必要なソフトとして、People-Ready構想でマイクロソフトが打ち出すものには、コミュニケーションやコラボレーション(協業)がある。同社が新たに開発した、企業向けの検索技術などの活用を企業に勧める。同社はこの取り組みを訴求していくために、世界規模で5億ドルのマーケティング/販売施策を展開する計画だという。