業務用クリーニング機器を販売する住商アイナックス(東京・品川区)が、電子日報システムを活用し、効果を上げている。 2004年に、NIコンサルティング(東京・港区)のSFA(セールスフォース・オートメーション)ツールである「顧客創造日報」をベースに、営業担当者向けの営業支援システムを導入。2007年に入ってからは、これを拡張して、導入済みクリーニング機器の保守担当者が使う日報システムも稼働させた。 住商アイナックスのシステムの最大の特徴は、デジタルペンの活用である。住商アイナックスの保守担当者は、1日数件のクリーニング機器設置先を訪問し、保守作業を行う。従来は紙の作業報告書を作成・保管していた。 「当初導入した営業支援システムは、全国で動き回る営業担当者の日報をシステム上で把握できるなど効果が大きかったため、保守担当者向けの日報も作りたいと考えた。ただし、紙を完全に無くすのは難しかった」(総
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