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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (14)

  • インターネットの本質を理解した企業は不況でも成長する - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■web2.0のコンセプトにある魅力を改めて評価してみると 前回のエントリーに続き、『web2.0のもたらしたコンセプト、無料経済のインパクト等のコアの部分は、苦難の時代を乗り切るコア・エッセンスとなっていく可能性がある』、とはどういうことなのか、具体的に述べてみる。 『web2.0は儲からない、何も生み出していない』という見解も、一面の事実ではあるのだが、それでも、やや視野狭窄気味で、結論を急ぎすぎているきらいがあると思う。 確かに、『無償の労働力やクラウドソーシングなど不特定多数の人にアウトソーシングすることをあてにしてきた企業』や『集客すれば必ずビジネスになることだけを過信した企業』にとっては、上場もできず、google等の企業に買収もされないまま、ビジネスモデルも思いつかないでいるうちに、景気が悪くなり万事休すということになるかもしれない。だがそれは、大前研一氏の言い方を借りれば、

    インターネットの本質を理解した企業は不況でも成長する - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    yukio2005
    yukio2005 2008/11/24
    HBRインテュイット
  • 自分が背負う文化の影響とビジネス - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■インディ・ジョーンズの不可解なワンシーン 先日、『文化系トークラジオLife』*1をpodcastで聞いていたら、『方法としての体育会系』というタイトルで、出演者が考えるところの体育会系の定義や文化系との違いなどに話がおよび、非常に興味深かった。中でも自分がすっかり忘れていた、ある映画でのエピソードに話がおよんで、釘付けになった。 この夏、スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のハリウッド映画、『インディ・ジョーンズ』の最新作(クリスタル・スカルの王国)*2が19年ぶりに封切りになったが、この第一作目、『失われたアーク』*3でのワンシーンでのことだ。インディ・ジョーンズが今ではすっかりおなじみになった、フェドーラ帽に革のジャケット、長いムチという姿で、悪党と戦っている最中、目の前に雲をつくような大男が現れる。当然ムチで倒すのだろうと思いきや、突然銃を取り出して、にこっと笑

    自分が背負う文化の影響とビジネス - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    yukio2005
    yukio2005 2008/07/30
    そうかなぁ。。
  • 経営で変える日本  - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■『系列』『総合』が強さの象徴だったかつての日 戦後の日は、日式コングロマリット、いわゆる系列という巨大な企業グループをつくり、あらゆる種類の業種をその中におさめて独自の発展を遂げて来た。独立系と言われて、系列色の無かった企業でも、融資を受けた銀行の系列に準系列のような形で関係を持つ会社が多かった。三菱グループ、三井グループ、住友グループ・・。それは当に盤石で、私が最初の会社の入社した当時、この体制が崩れる未来というのは、とてもではないが想像できなかったものだ。今も、もちろんこのグループは完全になくなったわけではないが、何せその中核にあった銀行がどんどん合従連衡を繰り返し、求心力はあきらかに低下してしまった。 この時期の企業は、系列の中に何でも持つというのが、当然の了解だったため、『総合』というのが、非常に力強く感じられる冠だった。総合電気、総合商社等、それは永遠に続く優良企業のシ

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  • あなたの会社の戦略、コモディティ化していませんか? - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■戦略のコモディティ化 私はこれまで3つの企業に勤務し、そのうち2つの会社では、カルチャーがかなり異なる企業の合併を経験した。人間一人一人に個性があるように、企業にも個性がある。日企業は同質的と言われ、確かにどの企業に行っても、日企業という枠でくくれる共通の特徴があることも確かだが、業種が違ったり、社の場所が違ったりすると、これほどの違いがあるのかと驚いてしまうことのほうが多い。同じ会社の中でも、営業と技術、あるいは経理のような管理部署では、独自のカルチャーが出来上がっているケースも多いので、1社しか経験したことのない人でも、想像がつく範囲だと思う。 だが、3つの企業を経験して、もう一つ気づいたことがある。経営戦略、経営企画というような部署が格的に稼働しだすと、驚くほどどこでも同じような枠組みや言語に支配されていき、大同小異の陳腐な戦略を安易に受け入れて行く傾向があるということだ。

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  • 商品プロダクトライフサイクルからの決別 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■商品プロダクトライフサイクル 人生にライフステージがあるように、製品にもライフステージ(ライフサイクル)がある。これを、『商品プロダクトライフサイクル』と言って、特に商品の種類を沢山抱えて、プロダクトポートフォリオが必須の会社では、誰でも一度は聞いたことがあるだろう。今日でもこのモデルは、ポジショニング戦略検討の中核にあると言って良い。 404エラー アクセスしようとしたページが見つかりません - WISDOM もちろん、このように誕生してから、成長期、成熟期を迎えることなく消えてしまう商品やサービスは多いし、このチャート通りになるとは限らないという批判は昔からあった。ただ、自社商品やサービスの競争優位を獲得するための分析ツールとして、また、各ステージで有用とされる策が有効かどうか、有効でないとするとどのような差異が生じているのかということを、詳細に検討していくことで、おおまかにではあっ

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  • 新しい社会に乗り遅れないように - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■サービス産業も支配する『工業社会のフレーム』 昨日のエントリー古い価値観を脱ぎ捨てる時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観るが長い導入部になってしまったが、これから格的にすべての人、特にビジネスパーソンを巻き込んで行くと考えられる変化についてもう少し具体的にお話してみたい。そのために、小坂裕司氏の新著、『ビジネス脳を磨く』*1に大変わかりやすい説明があるので、引用させていただきつつ進めたい。 小坂氏は、著書で、日の多くの人は、旧いフレームである、『工業社会のフレーム』から世界を見ている可能性がある、という。では、工業社会とは何か。それは、高品質かつ均質なものが大量に生み出せるようになったこと、すなわち大量生産社会を意味する。そして、高品質な製品をいかに均質に、いかに効率よく大量に生産するか、いかに効率よく運ぶか、いかに効率よく大量に販売するかがビジネスの大テーマとなって広が

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  • 古い価値観を脱ぎ捨てる時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■社会の当の変化はこれから 最近、社会が変化しているという実感は、多かれ少なかれ誰でも持っている。ただ、問題なのは、それが多くの人にとってよい方向の変化というより、どちらかというと悪い方向への変化であることだ。だから皆『不安』を感じている。今のところ、この『不安』は年金問題に直面する高齢者、正社員になれずに安定的な雇用と将来が見込めない若年層が特にクローズアップされがちだが、これからはビジネスの中核にいるビジネスパーソンが大きな変動を自らの問題として感じ、多くのメンバーがついて行けなくなると思われ、一層社会全体の大きな問題になっていくと考えられる。日にとっては、これからが格的な大変動期を迎えることになるのは間違いない。願わくば一人でも多くの人が少しでも早く、この大変動を自分の問題として受け止め、自らと自らの家族を守り、そしてすっかり古く錆び付いてしまった様々な社会制度を変革していく中

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  • 良書を読んでもMBAを取っても - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■どんな優良企業でも・・ 一度優良な企業として評価されたとしても、それはその企業の永続を保証するものではないことは、理屈ではわかっていても、自ら体験しないとなかなか実感できないものだ。日の一流企業と言われる会社の従業員も、今、自分たちがその変化のきざしの中にいることを薄々感じながらも、なまじ会社の規模が大きいだけに、どうしようもない苛立ちを感じている人は少なくないと思う。 トム・ピーターズ氏とロバート・ウォータマン氏による世界的なベストセラー、『エクセレント・カンパニー』*1は1983年の出版以降、後長く読み継がれ、今や経営書の古典と言ってもよい名著で、『経営書50選』という類の企画があると、大抵入ってくる一冊だ。今あらためて読んでみても、当時の時代背景を勘案すれば、リーズナブルな内容だと思う。(もちろん、現代にそのまま持って来ても、通用させるのが難しい内容も多いことは要注意) それでも

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  • 経営者であるからには - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■『泥10問題』第二弾 昨日のエントリー原価低減/経費カットほど恐ろしいことはない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観るの続編として、経営者のあり方のうち、見過ごされがちだが、私が非常に重要と考えているポイントについて、書き加えておきたい。 今回のエントリーでは、経営者であるからには、こんな人物であって欲しいと私が考えていることを3つ取り上げて説明してみたい。だんだんと論点が拡散して、『泥10問題』と関係なくなっていくのではとのご指摘も受けそうな気がするが、私の見たてによれば、このような素養とか心得がある人が応対すれば、おそらく今回のような問題発言と皆が受け取るような事態にはならなかったと確信している。 ■データがなくても決断する経営者 近代の経営にデータは基的に不可欠だし、事実に基づかない経営者、安易な直感に頼る経営者は原則論外である。ただ、ここで問題にしたいのは、過剰に分析

  • カテゴリー・イノベーションとは - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■次元の見えない競争 次元の見えない競争のことにふれたまま、過当競争を抜け出るために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観る 『可視化の毒』と『見えない』競争の重要性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観る他の案件ついて書いているうちに、随分日が経ってしまったが、コモディティ化と過当競争のラットレースからどのように抜け出るべきなのか、可視化の罠にはまらないためにはどうすればよいのか、ということは、私の当面の中核的な課題でもあるため、繰り返し書いて行きたい。ブログだとどうしても断片的になるが、ある程度まとまったら、ブログ自体を整理して興味のある人にわかりやすい形にまとめておきたいと考えている。 この次元の見えない競争だが、前回も書いた通り、一橋大学大学院の楠木健氏の著書『イノベーションを生みだす力』*1から引用させてもらいつつ、私の論考を重ねて見たい。著書の初版は2007年の

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  • 『可視化の毒』と『見えない』競争の重要性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    4月21日のエントリー(過当競争を抜け出るために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観る)で、一橋大学大学院の楠木建氏による、『次元の見えない競争』のことを今度紹介する旨書いたまま、そのままになっていた。あのエントリーから一足飛びに紹介内容を書くのではなく、その前に、若干前振りとなる内容を書いて、自分自身の頭の整理もしておきたかった。その前降りにあたるのは、以下のエントリーである。まだ読んでいない人は、是非ご参照いただきたい。(マーケティングにおける『経験』経済の重要性について - 風観羽 情報空間を羽のように舞い質を観る) ■『可視化』『見える化』の流行 最近、生産現場の改善活動の一手段として昔からわりとポピュラーな概念である、『可視化』『見える化』が生産現場を超えて、ホワイトカラーの業務改善の領域まで浸透してきているようだ。これは、ローランド・ベルガーの遠藤功氏が出版した「見

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  • 過当競争を抜け出るために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■あっという間にコモディテイ 現代のビジネス社会で、いやが上にも直面させられるのは、過剰な参入者(含 海外や異業種からの参入者)との過当競争であり、スピードの早さである。そのスピードの早さを一番思い知るのは、コモディティ化の早さを実感するときだ。必死になってマーケットニッチを探し、やっとの思いでそのニッチ(隙間市場)に差別化商品やサービスを出しても、そこに多少なりのお客様がいて、収益が見込めそうということになると、えげつないほどのスピードで競合他社が押し寄せ、あっという間にラットレースが始まり、投資回収もままならない。特にこれが、IT系、中でもインターネット関連のサービスになると、このマーケットニッチ戦略というのが、根的に成り立たないのではないかと感じることも珍しくない。ちょうど昨日も書いたが、ビルゲイツ氏の『いかなる競争優位もそれが持続するのはナノセカンド」という発言は実にリアリティが

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  • インターネットと電化製品の融合 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ソニーが全盛期を迎えていた頃、ソニーの出井元会長の発言は当に光り輝いて聞こえたものだ。しかも、業績に後押しされた、ただのハロー効果(ハロー効果 - Wikipedia)ではなく、氏の当時示されたビジョンは、今に至るもその先進性と完結性には驚かされくらいの完成度の高いものだった。 下記は、氏が最近(昨年)書かれただが、比較的簡単に読めるので参照して見て欲しい。詳細な内容や最近の事例は別として、ソニーの会長時代から、同様のビジョンやコンセプトに繰り返し言及されていた。 日進化論―二〇二〇年に向けて (幻冬舎新書) 作者: 出井伸之出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (24件) を見る そのビジョンをもっと総括的に整理して理解したいと考えていた頃、大前研一氏の新資論が翻訳出版(先に米英でベストセラーとなり

    インターネットと電化製品の融合 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 携帯電話のガラパゴス的進化 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    昨日に引き続き、日の携帯電話の進化について、もう少しコメントしておきたい。 ■融合商品の難しさ 従来、異なった製品同士の融合というのはあまりうまくいかないものとされてきた。MP3付きのデジカメ、テレビとビデオが融合したテレビデオなど、一定の話題提供にはなっても、なかなか中長期的なヒットにはなりにくい。来それぞれ独立した用途とプロダクトサイクルを持ち、ユーザー属性も異なる製品が融合されると、双方の製品の進化が異なることもあって、どうしても中途半端な製品となりがちだからだ。 理論的には、ベストミックスを構成すればよいとはいえ、現実には非常に難しい。融合することによって、それぞれの製品を単独で購入する場合よりも、割安であったとしても、多くのユーザーは最も自分の用途にあったそれぞれの製品を買うだろう。 もちろん、例外はある。ラジカセのように、来の要素が相互に補強しあって、融合商品として完結す

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