企業向けウェブアプリケーションを手がけるSalesforce.comにとって、このホリデーシーズンは祝福すべきものとなりそうだ。同社は、有償ユーザー数が2007年中に節目の100万人を突破する見込みであることを明らかにした。 Salesforce.comの会長兼最高経営責任者(CEO)、Marc Benioff氏は声明の中で「有償ユーザーが50万人に達するまで7年かかったが、それからわずか16カ月で次の50万人を獲得できた」と述べた。さらに同氏は「これは信じられないほどの勢いで、世界中のあらゆる規模の企業で採用が進んだことを意味する」と語っている。 Benioff氏は、米国時間12月5日にニューヨークで記者会見を開き、さらに詳しい報告を行う予定だ。また、100万ユーザー達成を記念して、Salesforce.comは10の非営利組織に合計100万ドルの寄付を行う。対象となる団体は、Acume
日本のIT業界に少しでも関わる人であれば――いや,一般ユーザーでも,日本のITは「輸入超過」であることはすぐ理解できることだろう。電子情報技術産業協会,日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会,情報サービス産業協会は「2005年コンピュータソフトウェア分野における海外取引および外国人就労等に関する実態調査」という報告書を出している。これによると,ソフトウエア(ゲームソフトを除く)に関する日本の輸出額は約320億円。一方,輸入額はなんと約3645億円である。実に10倍以上の差をつけられていることになる。 そうした現状を認識した上で,外資系ソフト・ベンダーが開発したソフトの販売にかかわる報道を見ていると,一見つながりがなさそうな事象も,一本の線にあることが分かってくる。 NTTデータは4月19日,日本郵政公社から郵便局株式会社の顧客情報管理システムを落札したと発表した(関連記事)。このシステ
光インターネット・サービスを中部地方で展開する中部テレコミュニケーションは11月2日、集合住宅を対象にした営業支援システムやコールセンター向けシステムとして、セールスフォース・ドットコムのSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型CRM(顧客情報管理)サービス「Salesforce」を採用したと発表した。2007年4月に導入の検討を開始し、採用を決めてから2週間でシステムを構築。5月に顧客開拓のためのテレマーケティング業務に適用した。6月には集合住宅営業の進捗管理にも適用。08年2月ころまでにコールセンターにも展開する。 従来は、集合住宅営業向けとコールセンター向けに別々のシステムを構築しており、データ連携の仕組みがなかった。今後は、両者のシステムをSalesforceに統一することで、データを一元化する。例えばユーザーに対する営業の進捗状況と、そのユーザーからのコールセンターへの問い
SaaS型と呼ばれるアプリケーションの採用が進んでいる。東京都民銀行楽天支店、中部テレコミュニケーション、小田急電鉄が、セールスフォース・ドットコムのサービスを採用するなど、企業向けソフトウェアの新形態として着実に浸透してきている。 SaaS(Software as a Service)型と呼ばれるアプリケーションの採用が進んでいる。 SaaSモデルでCRMアプリケーションを提供しているセールスフォース・ドットコムによると、東京都民銀行楽天支店、光インターネットサービスの中部テレコミュニケーション、マーケティングサービスのネクスウェイが同社のサービスを採用した。小田急電鉄では、SaaS型のプラットフォーム上に同社資産の保険管理システムを構築したという。 セールスフォース・ドットコムは9月に、日本郵政グループの顧客管理システムとして4万ユーザーという大規模採用を獲得したことを発表し、注目を浴
Humanoid robots are a bad ideaMultiple companies are now using robots that walk and talk like human beings. What could go wrong?
文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀(編集部) 2006-07-18 13:17 Salesforce.comが、同社のオンデマンドCRMソフトウェアの新版と「Connector for SAP R/3」を相次いでリリースした。 新パッケージ「Summer '06」およびConnector for SAP R/3は、Salesforceが大企業顧客を対象に提供している製品の最新のものとなる。今回の製品リリースにより、同市場における業界大手SAPとの競争は、より激しさを増すと考えられる。 Salesforceの製品マーケティング担当バイスプレジデントKendall Collins氏は、「SAPの既得顧客層を積極的に奪いに行きたい」と話した。 Collins氏によると、Connector for SAP R/3は、Salesforceのソフトウェアと
ボストン発--Microsoftは、新しいホスティング型顧客関係管理(CRM)サービスを、同社が拡充を進めるLiveブランドで2007年に発売する計画だ。 この「Microsoft Dynamics CRM Live」は、同社の業務用CRMソフトウェアのオンデマンド版で、「Titan」というコード名が与えられた製品の一部として2007年中旬までにデビューする予定。 Microsoftの最高経営責任者(CEO)、Steve Ballmer氏は米国時間7月11日、当地で開催されたカンファレンスで同製品を発表した。カンファレンスには同社のビジネスパートナーおよそ8000人が集まった。 Ballmer氏は、パートナーの協力を得ようと懸命な説得に努め、「目の前に広がるチャンスを理解し、Microsoftとの協力の是非を判断してからお帰りいただきたい」と語りかけた。 このCRM Webサービス刷新計画
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