ちょっと毛色の変わったタワーレコードでした。 日本全国見渡しても、このようなタワーレコードは珍しかったのではないか、と思います。 ■80年代中頃の九州のレコード店事情 80年代初め頃まで、レコード店と言えば個人経営の街の小さなレコード店の事を指していました。 主力は歌謡曲で、他には演歌やクラシックなど。ロックを扱っていても全てが国内盤です。もちろん所謂メジャーどころばかり、でした。 輸入盤専門店も少なからずありましたが、大体が狭い店舗経営でした。それなりに在庫を揃えたお店も中にはありましたが、本当に少数でした。70年代末頃に北九州市の小倉駅前にバラック小屋みたいな輸入レコード専門店がありました。そこは結構広く在庫量も多かった記憶がありますが、私が小さな子供の頃の想い出なのであまり当てにはならないかも知れません。 博多のジュークレコードは既にオープンしていたと思います。ジュークレコードは輸入
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