9月2日、「情報公開こそ民主主義だ」という理念の下に、数々の機密文書を暴露してきた「ウィキリークス」が、これまで未公開だった文書を含む約25万件の米外交公電を全面公開した。 「今回公開された公電の一部は昨年11月から公開されていたものですが、これまでは情報提供者保護の観点から、情報提供者に結びつく個人情報は削除されていました。ところが今回は、実名などが記載された文書がそのまま公開されてしまったのです」(在米ジャーナリスト)
本当の敵は スウェーデンに移送されればアメリカに引き渡されると主張するアサンジ(10年12月16日、ロンドンの高等法院前で) Stefan Wermuth-Reuters 報道活動を理由にジャーナリストを裁判にかけるなんて、第三世界の独裁国家か、昔の共産主義国の話......と思っている人は考えを改めたほうがいい。 昨年11月に民間の内部告発サイト「ウィキリークス」が米政府の外交公電を大量に暴露したことを受けて、アメリカの保守派は同サイトの創設者ジュリアン・アサンジの刑事訴追を求めている。例えば前アラスカ州知事のサラ・ペイリンは、「アルカイダやタリバンの指導者を追跡するのと同等の緊急性をもって」アサンジを追及すべきだと主張している。 文書をウィキリークスに提供したとされるブラッドレー・マニング陸軍上等兵が機密漏洩の罪で訴追されることは間違いない。一方、リーク情報を記事にした記者やメディアは
内部告発サイト、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジが、スウェーデンの非公開裁判で裁かれるかもしれない----。同国での性的暴行容疑で昨年12月にイギリスで逮捕され、現在は保釈中のアサンジの身柄引き渡しをめぐる審理が、2月7日からロンドンの裁判所で始まった。 スウェーデンでは通常、性的暴行容疑の裁判は非公開。そのため、スウェーデンへ移送されれば「開かれた司法の場」で裁かれる権利が侵害されると、アサンジの弁護士ジェフリー・ロバートソンは訴えた。 傍聴席には、人権活動家でミック・ジャガーの元妻であるビアンカ・ジャガーや、大富豪の娘ジェミマ・カーンなど、アサンジを支持する有名人たちも集まり、身柄引き渡しへの反対を表明した。 一方、スウェーデン検察側のクレア・モンゴメリー勅選法廷弁護士は、検察当局がアサンジを性的暴行の容疑で起訴する方針だと認めた。「逮捕は明らかに起訴を目的としたものだ」と述
イラクのバグダッド(Baghdad)で米軍が2007年7月12日に地上のイラク人たちを攻撃した際、アパッチ・ヘリから撮影された機密ビデオ。内部告発サイト「ウィキリークス(Wikileaks)」が2010年4月5日に公開した。この直後の攻撃でイラク人たちと共に死亡したロイター通信のカメラマン、ナミール・ヌア・エルディーン(Namir Noor-Eldeen)と運転手のサイード・シュマフ(Saeed Chmagh)も映っているとみられる。(c)AFP/Wikileaks.org 【2月3日 AFP】米外交公電などを公表した内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」を2011年ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)候補に推薦したと、ノルウェーの国会議員が2日、発表した。民主主義国家も含む世界の透明性を測る基準を提供したことを、推薦理由としている。 ノルウェーの連立与党の
ウィキリークスがもたらした課題 -ネット時代の調査報道とは?- 田中 幹人/早稲田大学政治経済学術院准教授 ジャーナリズムとウィキリークス ジャーナリズム活動は、人々の「知る権利」のために行動するべきである、という規範論(べき論)によって駆動している。しかし、知る権利、と一口に言っても、人々が「知りたい情報」と、「知るべき情報」との間には、大きな違いがある。後者は、次の様な言葉で表すことができるだろう: 「未来のより良い社会に向けて、現在の社会が議論すべき問題(議題)とは何か」 この議題を掘り起こし、社会に提示することが、ジャーナリズムの存在意義のひとつである。この意味で、ジャーナリズムの花形は「調査報道」にあると言われる。 ところが、調査報道はコストがかかる割に儲からない。ジャーナリズムの歴史とは、この「儲からない調査報道を、どうやって持続可能なシステムで支えるか」という課題への挑戦史で
スイスの元銀行家、ルドルフ・エルマー氏は17日、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のアサンジ容疑者とロンドン市内で共同記者会見し、実業家や政治家らの脱税行為に関する資料をウィキリークスに渡したことを明らかにした。 欧米メディアによると、エルマー氏は富裕層の資産運用を手掛けるスイス拠点の金融機関ジュリアス・ベアに在籍し、タックスヘイブン(租税回避地)として知られる英領ケイマン諸島で8年勤務。口座を持つ約2千人の氏名などが記載された資料をCD2枚に収め同容疑者に渡した。資料の詳細は明らかにしなかった。 エルマー氏は会見で「(脱税の)システムがいかに運用されているか社会に知らせたい。(脱税は)社会に損失を与えている」と述べた。同容疑者はエルマー氏を称賛し「彼を支える」と強調した。(共同)
ANALYSIS: Twitter introduced a new feature last month without telling anyone about it, and the rest of the tech world should take note and come up with its own version of it Twitter beta-tested a spine. On Friday, it emerged that the U.S. government recently got a court order demanding that Twitter turn over information about a number of people connected to WikiLeaks, including founder Julian Assa
不当に入手した国家機密を世に広めた者には「言論の自由」が認められないというなら、米政府は証拠を示す必要がある 過去に類を見ない規模の政府の内部文書を暴露した内部告発サイト「ウィキリークス」と創設者のジュリアン・アサンジ。彼らによって明らかにされようとしている謎がもう1つある。不当に入手した国家機密を世に広めた者は、「言論の自由」を掲げた憲法によって守られることなく有罪となるのか、という謎だ。 憲法と国家の利益の衝突をめぐるほかのケースと同様、答えは「場合による」。だが過去の例などを見ると、アサンジの起訴はまず認められるだろう。 問題になるのは、アサンジが連邦法に触れる行為をしたかどうか。司法省と国防総省は諜報活動取締法の適用を検討している。アメリカの利益を損なうか他国の利益になり得ると知りながら、国防に関する文書や情報を権限なく所持し、故意に広める行為を罰する法律だ。 言論の自由と機密文書
The Anonymous web protests over WikiLeaks are the internet equivalent of a mass demonstration. It's a mistake to call them hacking (playful cleverness) or cracking (security breaking). The LOIC program that is being used by the group is prepackaged so no cleverness is needed to run it, and it does not break any computer's security. The protesters have not tried to take control of Amazon's website,
Documents seen by the Guardian reveal for the first time the full details of the allegations of rape and sexual assault that have led to extradition hearings against the WikiLeaks founder, Julian Assange. The case against Assange, which has been the subject of intense speculation and dispute in mainstream media and on the internet, is laid out in police material held in Stockholm to which the Guar
アメリカの大量の外交文書が、ウィキリークスによって明らかになった事件。外交の舞台裏が覗け、世界各国の指導者に対するアメリカの外交官の容赦ない寸評も知ることができるとあって、注目を集めています。 このテーマが取り上げられる場合、ゴシップ雑誌風の話題になるか、あるいは「国家機密と知る権利の対立」という論争になるか、どちらかのケースが多いのですが、まったく違う読み方ができることを教えてくれたのが、本誌日本版12月15日号の「ウィキリークス 本当の爆弾」という記事です。 「情報を意図的に漏洩することが外交官の職業上の『技』の1つと見なされていた時期があった」という書き出しは、思わず読みたくなります。 世界各地に駐在するアメリカの外交官は、任地の情報を、せっせと本国に送りますが、ワシントンでは、果たしてどれだけ読んでくれているのか。どうせ無視されるだろうと思うとき、その内容を報道機関の特派員に教えて
You're missing out. Get our latest stories straight to your inbox three times a week.
When it comes to Wikileaks, there's a lot of fear out there on the Internet right now. Between the federal criminal investigation into Wikileaks, Senator Joe Lieberman's calls for companies to stop providing support for Wikileaks and his suggestion that the New York Times itself should be criminally investigated, Senator Dianne Feinstein's recent Wall Street Journal op-ed calling for prosecution o
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く