山麓社「GALA セッション」(2万800円)。他にセッションモードのない「GALA スタンダード」(1万8000円)もある 山麓社の「GALA」は、なんとも説明が難しい製品だ。見た目は木製のグリップ。よく見ると上部に2つのくぼみがあり、そこに小さな穴が開いている。振ると不思議な音がするのだ。振る速さや大きさで音の鳴り方が変わる。グリップのくびれた部分には三角のボタンがあり、ボタンを押すと、違う音が鳴る。ほぼ、それだけなのだけれど、振り出すとなんだかやめられない。 ガラガラでもあり、民族楽器でもある GALAは、見た目は素朴な木工品だが、中はギッチリと電子部品で構成されている。しかし、操作系はボタンが一つあるだけだ。 収録されている楽器の数は12種類。西アフリカの「バラフォン」、トリニダード・トバゴの「スティールパン」、ロシアの「バラライカ」、スコットランドの「バグパイプ」、ラテンの「ギロ
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