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産経新聞に関するkanoetatsuのブックマーク (9,811)

  • 韓国と北朝鮮で統一観が一変 「北新世代」を恐れる金正恩政権、希望見る尹政権 桜井紀雄  グローバルレビュー

    韓国人拉致被害者の帰還を願って設置された碑の除幕式=韓国南西部・仙遊島、5月24日(共同)韓国北朝鮮の双方で最近、南北統一を巡る認識や政策の劇的変化を表す動きが立て続けに起きている。 韓国統一省は今年5月、1970年代に当時の高校生らが北朝鮮に拉致された現場に帰還を願う碑を設置した。被害者の一人は日人拉致被害者、横田めぐみさん(59)=拉致当時(13)=の元夫、金英男(キム・ヨンナム)さんだ。碑の除幕式で金暎浩(ヨンホ)統一相は「高校生の親も、めぐみさんの親も命より大切な子供を愛し育てる権利を一夜にして奪われた」と述べ、家族の痛みに共感する声が広がるよう期待を示した。 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は、7月14日を脱北者の権利向上を図る国家記念日に制定すると発表した。韓国では拉致被害者や脱北者を南北対話の障害物だとみなす偏見が根深かったことを考えると隔世の感がする。

    韓国と北朝鮮で統一観が一変 「北新世代」を恐れる金正恩政権、希望見る尹政権 桜井紀雄  グローバルレビュー
  • 沖縄県議選、不支持派勝利で知事、民意の後ろ盾失う 生活に直結の課題なおざり

    沖縄県議選から一夜明け、県庁で記者団の取材に応じる玉城デニー知事=17日午後、那覇市(大竹直樹撮影)任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)の開票結果が17日未明に確定した。玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力が大幅に議席を減らす一方、知事を支持しない保守系勢力が16年ぶりに過半数を奪取。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対のワンイシュー(単一論点)で国との対決姿勢を強めてきた玉城県政に県民が厳しい評価を下した形だ。 「辺野古に反対の民意は弱まっていない」。県議選から一夜明けた17日、玉城知事はこう強調した。国との法廷闘争では県の敗訴が確定した後も、「民意」を盾に司法判断を拒絶し続けた玉城知事にとって求心力の低下は避けられそうにない。 改選前は知事支持派と不支持派が24議席ずつで拮抗(きっこう)していたが、政治資金問題で逆風を受ける中、自民は今回、公認候補の20人全員が当

    沖縄県議選、不支持派勝利で知事、民意の後ろ盾失う 生活に直結の課題なおざり
  • 自民党内で「ポスト岸田」品定めが加速 逆風の局面打開へ若手・女性の「新星」にも待望論

    自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件で逆風が吹く中、岸田文雄首相(党総裁、66)が9月の総裁選前の衆院解散を見送るとの観測が強まり、「ポスト岸田」を探る動きが加速しつつある。国会議員が会合を開けば、次期衆院選を勝ち抜ける「選挙の顔」の品定めが始まる状況だ。茂木敏充幹事長(68)や石破茂元幹事長(67)らおなじみの顔ぶれでは党に対する信頼のV字回復は望めないとして、女性や中堅・若手から「新星」が出ることによる局面打開を望む声も出てきた。 「岸田以外」で一致 首相は再選を目指し総裁選に出馬できるのか|。

    自民党内で「ポスト岸田」品定めが加速 逆風の局面打開へ若手・女性の「新星」にも待望論
  • NHK党は都知事選に24人擁立 立花党首「政見放送を電波ジャック」「選挙をフェスに」

    政治団体「NHKから国民を守る党」は東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に24人の候補者を擁立し、選挙ポスター掲示板で同団体に割り当てられる最大24枠のポスターを貼る権利を販売する方針を示している。立花孝志党首は16日、自身のユーチューブ番組で、ポスター掲示板について「ネット時代にベニヤ板に紙のポスターを貼るのはやめるべき」とした上で「いろいろな種類のポスターがドーンと貼られると面白い。多くの人が選挙に関心を持ち投票に行けば万々歳だ。選挙をフェスにする」と語った。 立花氏は、24人が出馬する理由について「都知事になろうと思ってやっている活動ではない」とし、「選挙は政治的な目的を達成するためにやる。NHKにお金を払わない人を増やし、NHKをぶっ壊すためだ」と述べ、NHKの政見放送を「ジャック」する狙いがあると説明した。 「NHKはCМをやらず、どんなにお金を出しても放送枠は買えないが、

    NHK党は都知事選に24人擁立 立花党首「政見放送を電波ジャック」「選挙をフェスに」
  • 小林興起氏が東京都知事選出馬取りやめ 田母神俊雄氏支援に「保守が大同団結」

    東京都知事選への立候補を表明していた元衆院議員の小林興起氏(80)は16日、出馬を取りやめる意向を明らかにした。出馬の意向を示している元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)の応援に回る。2人が都内で会見し、明らかにした。 田母神氏から小林氏に出馬を取りやめ支援に回るよう要請したという。田母神氏は会見で「保守が大同団結しなければならない」と訴え、小林氏も「保守が立ち上がらなければならない」と強調した。 小林氏は衆院議員時代に郵政民営化関連法案に反対。旧東京10区から立候補した平成17年の衆院選で、小泉純一郎元首相による「刺客」として出馬した現都知事の小池百合子氏に敗れ落選した。

    小林興起氏が東京都知事選出馬取りやめ 田母神俊雄氏支援に「保守が大同団結」
  • 前川喜平氏「小池百合子氏は中身空っぽ」 蓮舫氏支援集会が過熱 革新都政再来への期待も

    東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬する蓮舫参院議員=立憲民主党に離党届提出=を支援する市民集会が15日、立川市内で開かれ、約450人が集まった。蓮舫氏は欠席したが、文部科学省元事務次官の前川喜平氏が登壇し、3選を目指す小池百合子都知事について「中身は空っぽだ」と厳しく批判した。出席者からは、昭和42年に共産党と社会党の推薦で当選した美濃部亮吉知事を振り返り、革新都政の再来を期待する声も相次いだ。 ビデオメッセージを寄せる蓮舫参院議員蓮舫氏はビデオメッセージで「この夏、挑戦することを決めた。人生で最大の決断だった。東京をもっと良くしたい。その先頭に立ちたい。1人でも多くのエールを蓮舫にいただけないでしょうか」と呼び掛けた。 立民や共産党、国政選挙で野党連携を支援する「市民連合」でつくる都知事選候補者選定委員会に名を連ねた前川氏は、小池氏について「若い頃から有力政治家を踏み台にし

    前川喜平氏「小池百合子氏は中身空っぽ」 蓮舫氏支援集会が過熱 革新都政再来への期待も
  • <正論>令和のいま問う本居宣長の世紀  日本大学教授・先崎彰容

    大学の先崎彰容教授今、極東アジアは風雲急を告げている。日米比の首脳が集い、南シナ海でのフィリピン支援を打ち出したのは今年4月のことである。日米韓トップがキャンプデービッドに集う異例の会談が行われたのは昨年8月のことだった。 千年の歴史を俯瞰しこのような活発な動きの原因には、アジア諸国の力関係の変化があるが、その歴史的背景をみてみると、もう少し深く、アジア外交を理解することができる。

    <正論>令和のいま問う本居宣長の世紀  日本大学教授・先崎彰容
  • 韓国レーダー照射事件で新証言 「文在寅大統領が隠蔽を指示した」 背景に北との癒着 久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

    1日、シンガポールで、韓国の申源湜国防相(中央右)と会談する木原稔防衛相(同左)=防衛省提供・共同日韓両国は1日の防衛相会談で、韓国海軍の海上自衛隊機へのレーダー照射事件に関する再発防止で合意し、防衛交流を再開しようとしている。だが、事実解明の棚上げには自民党をはじめとする保守陣営に強い不満が残った。火器管制レーダーを照射された日側には事実を示すさまざまなデータがあり、全面否定する韓国の主張が荒唐無稽だからだ。ここにきて、照射の隠蔽(いんぺい)は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領(当時)の指示」だったことなど、一連の経緯を韓国の一部軍人らが非公式に日側に説明していたことが明らかになった。 2018年12月20日午後3時頃。能登半島沖、日の排他的経済水域(EEZ)の大和堆と呼ばれる漁場で、通常の警戒監視活動中だった海上自衛隊P1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦(3200トン)から火器管制レーダー

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  • 検索 - 産経ニュース

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  • 日本時代の韓国人五輪選手 健闘たたえた画報 本紙ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘

    紙ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏来月のパリ五輪を前にソウルでオリンピックの話を書く。 韓国ドーピング防止委員会事務総長をしている知り合いの金琴坪(キムグムピョン)氏が、今から30年前に東京・神田の古書店で買ったという『第十回オリムピック画報』を見せてくれた。1932年(昭和7年)出版の古びたでその年の米ロサンゼルス大会を記録したものだ。そこにマラソンに出場した韓国人選手2人のことが書かれていて、彼は古書店で立ち読みし涙が出るほど感動したというのだ。 日統治時代にオリンピックの日選手団で出場した韓国人としては36年(昭和11年)ベルリン大会のマラソンで金と銅メダルに輝いた孫基禎、南昇龍が有名だが、それ以前にも出場していたのだ。

    日本時代の韓国人五輪選手 健闘たたえた画報 本紙ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘
  • 欧州議会選で極右伸長 世界の論点

    欧州議会選で躍進したフランスの極右政党「国民連合」を事実上率いるマリーヌ・ルペン氏(中央)=10日、パリ(ロイター)6~9日投票の欧州連合(EU)欧州議会(定数720)選で、EUの政策に懐疑的な極右・右派政党が伸長し、計150議席以上を占めた。親EUの中道3会派は計400議席を超え過半数の議席は維持したものの、欧州メディアの間では、EUの移民・環境政策が見直しを迫られかねないとの論調で一致している。また、極右勢力にはウクライナ侵略を続けるロシアに融和的な政党が少なくなく、EUのウクライナ支援への悪影響を懸念する見方も出ている。 ◇ ■独・仏 懐疑派が生み出す欧州危機

    欧州議会選で極右伸長 世界の論点
  • 拉致問題ポッドキャストを配信 JAPAN Forward 日本を発信 

    New Podcast Series: Abducted-Four Stories, Four Lives (新たなポッドキャスト・シリーズ:拉致されて―4人の人生、4つの物語) ◇ 英語ニュース・オピニオンサイト、JAPAN Forward(JF)はこのほど、北朝鮮による拉致問題をテーマにした英語ポッドキャストの新シリーズ「Abducted(拉致されて)」(全4話)の音声配信を始めた。 上の英文(日語訳)は今年4月、その配信開始を知らせるJF記事の見出しである。北朝鮮による日人拉致に焦点を当てた英語によるインターネット音声番組の配信は初めてだ。内容を少し紹介したい。 第1話は、13歳の少女、横田めぐみさんが47年前、中学校のバドミントンクラブの活動を終えて帰宅の途中、新潟の海岸近くで忽然(こつぜん)と姿を消したところから始まる。謎に包まれた失踪事件は、長い時を経て北朝鮮という国家が主

    拉致問題ポッドキャストを配信 JAPAN Forward 日本を発信 
  • 絶対に通らないから…立憲民主党の実に卑怯な政治資金パーティー禁止法案 弁護士・北村晴男

    北村晴男氏=東京都港区(三尾郁恵撮影)立憲民主党政治資金パーティー禁止法案を提出する一方で、岡田克也幹事長ら複数幹部がパーティー開催を予定していた。彼らの心の内は「政治には金がかかる。政治資金パーティーは、政治家が支持を訴え、これに賛同する有権者から政治資金を集めるという民主主義の根幹をなすもので、これを禁止するのは間違いだ」「しかし、禁止法案はきっと国民に受ける」「これは絶対に成立しないから出そう」というもの。その証拠に、批判を受けてパーティー中止に追い込まれた岡田氏は思わず、記者の前で漏らした。「政治改革の議論が決着するまで控えた方がいい」。パーティーを開くつもり満々である。その心根は実に卑怯(ひきょう)で、国民を愚弄するにもほどがある。 それにしても立憲民主党の党利党略は目に余る。国益を図る党なら、政治資金パーティーの必要性、有益性を説明すべきなのに、同党はむしろ禁止法案を出して政

    絶対に通らないから…立憲民主党の実に卑怯な政治資金パーティー禁止法案 弁護士・北村晴男
  • 新一万円札の渋沢栄一に韓国はどう反応する ソウルからヨボセヨ

    のお札が7月から変わる。肖像画も一万円札はこれまでの福沢諭吉から渋沢栄一(1840~1931年)に変わる。2人とも明治時代の日近代化の偉人だが歴史的に韓国と縁が深い。思想家の福沢は韓国の近代化革命を目指した志士、金玉均(キム・オッキュン、1851~94年)らを支援し、日主義の父といわれた実業家の渋沢は韓国の経済発展に大いに寄与したからだ。 韓国では1963年、日の千円札に初代首相の伊藤博文が登場した際、「わが国を侵略、支配した元凶でケシカラン」といって大騒ぎしたことがある。今回もまた騒ぐのだろうか。 渋沢は1898年(明治31年)に韓国で大韓帝国皇帝、高宗に会い経済改革などを話し合ったが、その結果の一つが紙幣発行だった。渋沢が頭取だった日の第一銀行釜山支店がそれを担い、渋沢の肖像画が入った紙幣が韓国最初の紙幣になった(1902年)。ソウルの南大門市場向かい側の「韓国銀行貨幣

    新一万円札の渋沢栄一に韓国はどう反応する ソウルからヨボセヨ
  • 「ニコ動」復旧へ1カ月超の見込み ランサムウェア含む大規模なサイバー攻撃を確認

    サイバー攻撃を受け、ニコニコサービスが利用できない状況について説明するホームページ(ニコニコ動画のホームページから) 8日未明に出版大手KADOKAWAのグループ会社の複数のサーバーがサイバー攻撃を受けた問題で、KADOKAWAと動画配信サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは14日、サイバー攻撃はデータを暗号化する「ランサムウェア」を含む大規模なものだったことが確認され、システム再構築の必要があるニコニコ動画の復旧には「1カ月以上かかる見込み」だと発表した。 発表によると、8日午前3時半ごろ、KADOKAWAグループのデータセンターの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生し、社内調査でニコニコ動画などのサービス群を標的とした大規模なサイバー攻撃を受けていたことが判明。データ保全のためサーバーをシャットダウンする緊急措置を取っており、出版事業やオンラインショッピングサイト、同グループ

    「ニコ動」復旧へ1カ月超の見込み ランサムウェア含む大規模なサイバー攻撃を確認
  • 「法と正義」を堂々と語れ! 中央大キャンパスにそびえる女神像「テミス」が掲げる秤と剣 東京特派員

    正義の女神像「テミス」が、右手に秤(はかり)を左手に剣をもって、丘の上から虚空を見ている。テミスは司法の公正さを象徴するギリシャ神話の女神で、多摩丘陵の広大な中央大学のキャンパスにそびえていた。 彼女が掲げる秤は正邪を測る「正義」を表し、下に向けた剣は「力」を示す。17世紀フランスの哲学者パスカルは、論考集『パンセ』の一節で、「力なき正義は無力、正義なき力は暴力」と解釈し、正義と力が法の両輪であることを説いた。 なるほど人の世は、世紀をいくつ超えても、きれいごとではすまないようだ。 ロシアウクライナの主権を蹂躙(じゅうりん)し、イスラム武装組織ハマスによるイスラエル攻撃が反撃の悲劇を生む。世界覇権を狙う中国もまた、南シナ海の独り占めを宣言し、台湾攻撃の脅しを繰り返す。 それは、国内社会も同じだ。問答無用の暴力がなくならない世間には、法の理想を擬人化したテミスの両輪が欠かせない。 ここ多摩

    「法と正義」を堂々と語れ! 中央大キャンパスにそびえる女神像「テミス」が掲げる秤と剣 東京特派員
  • 立民代表、都知事選で蓮舫氏推薦しない可能性「十分あり得る」 国民民主や連合も距離

    立憲民主党の泉健太代表は13日のニッポン放送番組で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬表明し、立民に離党届を出した蓮舫参院議員を推薦しない可能性を問われ、「それは十分あり得る」と述べた。蓮舫氏を巡っては、国民民主党が「共産党と一体となって活動する候補者の応援は困難」(玉木雄一郎代表)として推薦を見送る方向だ。立民の最大の支援団体である連合も距離を置いている。 蓮舫氏はこれまで、泉氏に対して「発信力や発言力、リーダー力が十分ではない」など繰り返し批判しており、両氏の関係は近いとはいえない。 泉氏は番組で、都知事選について3選出馬を表明した小池百合子都知事と蓮舫氏の事実上の一騎打ちとなるとの見方を示し、「政党間の争いより、キャラクターの立っている小池氏対蓮舫氏だ。どの党がということはあまりないと思う」と語った。 同時に「蓮舫氏主導で『オール都民でやっていく』といっているから、広く

    立民代表、都知事選で蓮舫氏推薦しない可能性「十分あり得る」 国民民主や連合も距離
  • 南北衝突「Xデー」へ重なる緊迫 軍事境界線の延坪島 ごみ風船、宣伝再開…島民覆う不安

    韓国北朝鮮の境界海域に停泊する、中国籍とみられる船舶=12日、韓国・延坪島北朝鮮による「ごみ風船」散布や、韓国軍による対北宣伝放送再開の応酬が続き、南北境界線付近の海域で急速に緊張が高まっている。14年前、北朝鮮の砲撃で民間人が犠牲になった韓国北西部の延坪島(ヨンピョンド)を訪ねると、最盛期のワタリガニ漁を北朝鮮に妨害される漁民らが口々に不安を訴えた。 姿消した中国船濃霧で12日午前まで3日間ほぼ欠航が続いたソウル近郊、仁川(インチョン)港発の船便で2時間。同日夕、韓国側が海上の境界線とする北方限界線(NLL)から3キロ南の延坪島に到着すると、住民らは水揚げされた30トン以上のワタリガニの洗浄・保管作業にあたっていた。金貞熙(キム・ジョンヒ)島住民自治会長(59)は「4~6月は島にとって1年で最も重要な時期。作業は深夜0時近くまで続く」と話した。

    南北衝突「Xデー」へ重なる緊迫 軍事境界線の延坪島 ごみ風船、宣伝再開…島民覆う不安
  • 立民、会期末見据え政権に攻勢 「党首討論→不信任案提出」の対決シナリオ

    立憲民主党の泉健太代表(春名中撮影)23日の通常国会会期末を見据え、野党第一党・立憲民主党が岸田文雄政権への対決姿勢を鮮明に打ち出している。絶好の舞台とみているのは、岸田政権下では初めての開催となる19日の党首討論だ。泉健太代表が首相に早期の衆院解散を迫り、その直後に内閣不信任決議案を提出するというシナリオが有力視される。ただし、不信任案に対して他の野党の幅広い賛同が得られなければ、迫力に欠ける展開に陥る可能性もある。 13日の立民代議士会は終盤国会特有の高揚感と熱気に包まれた。 「党首討論でとどめを刺してもらわないといけない」

    立民、会期末見据え政権に攻勢 「党首討論→不信任案提出」の対決シナリオ
  • 岸田首相の考えが分からない 阿比留瑠比の極言御免

    イタリアG7サミットへの出発を前に記者団の取材に応じる岸田文雄首相=12日午後、首相官邸(春名中撮影)岸田文雄首相が何をやりたいのかが分からない。首相は3月の自民党大会で採択した令和6年運動方針で、憲法改正について「年内の実現」を目指す考えを打ち出したが、事態は膠着(こうちゃく)したまま動いていない。23日に会期末を迎える国会を大幅延長でもしない限り、改正原案の提出はもう無理である。 安定的な皇位継承のための皇族数確保策についても、「先送りできない重要課題」と表明しながら、今国会中の意見集約は断念したとされる。 自民党を見放しつつある保守派をつなぎとめる最後の頼みの綱2をあっさり断ってしまう。一方で、野党の要求や左派マスコミの論調に配慮するばかりで党内の「アンチ岸田」勢力を増やし続けている。

    岸田首相の考えが分からない 阿比留瑠比の極言御免