靖国神社の石柱に落書きされた部分はブルーシートで隠されていた=1日午後、東京都千代田区(岩崎叶汰撮影) 東京・九段の靖国神社の「社号標」という石柱に、英語で「トイレ」と落書きされる事件が起きた。中国の動画投稿アプリで、男が石柱に向かって放尿するようなしぐさをし、赤いスプレーで落書きする犯行の様子が投稿されていた。 警視庁公安部が器物損壊容疑で捜査している。容疑者は上海在住とみられる中国籍の男で、撮影役と一緒に中国に向けて出国したという。 靖国神社は246万余柱の英霊が眠る近現代日本の戦没者追悼の中心施設である。極めて下品な犯行で冒瀆(ぼうとく)したことは絶対に容認できない。 警視庁は容疑者を急ぎ特定してもらいたい。岸田文雄首相と上川陽子外相は最大限の憤りを表明し、中国側に容疑者の引き渡しを求めるべきだ。 落書きは1日早朝、通行人が発見して警察に通報した。犯行の動画が投稿されたことからも計画
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