そんななか、特殊詐欺やフィッシング詐欺などの対策サービスを提供するトビラシステムズ社は、昨今における闇バイトの実態調査を行った。SNSの募集に応募するなどしてみると、驚くべき勧誘手口が浮かび上がってきたのだ。闇バイトの最新トレンドや意外な事実、特殊詐欺に巻き込まれないための心構えとは? 警察庁によると、近年の闇バイトではSNSを媒介として緩やかな接点を作り、離合集散を繰り返す犯罪組織が増えているという。 犯罪組織として流動的に活動し、一定の時間が経つとやりとりが消えるテレグラムなど、匿名性の高い通信手段などを使いながら、役割分担しているとのことだ。トビラシステムズの担当者・Aさんがこう話す。 「警察庁の最新調査では、SNS経由で闇バイトへ応募する割合が最も多く、なかでも20〜30代が顕著になっています。それ以外にも知人からの紹介は10代、求人情報サイトや掲示板サイトからは40~50代と、各