日本の携帯電話業界に関して言われるガラパゴス化、私は大いに歓迎したい。日本の江戸時代の鎖国や、アニメ文化など、何かを創り出すには外界に流されずに、じっと創る時間が必要なもの。 > (世界に開かれていて)競争が激しいほうが進化するはずなのに、 > (携帯電話業界は)日本のほうが進んでいる (「ケータイの未来はSF小説の中にある」--元ドコモ夏野氏が熱弁) 特におかしいことはなく、日本という小さな世界に、多くの携帯電話メーカーが激しい競争を繰り広げた結果、独自のすばらしい進化を遂げたということだと思う。i-modeを代表とする、コンテンツと機能を合わせて進化させる、生態系を作り上げたドコモの功績は大きい。 広い世界で、ノキア、モトローラ、サムソン、ソニーエリクソンのたった4社の携帯電話メーカーで市場の78%を握っている状態は、決して開かれた世界と言えない。(ソニーエリクソン、シェア拡大で4位に
サンフランシスコで開かれているSupernovaという会議に参加している。テーマは「モバイル」で、ノキアから無名のベンチャーまで、いろんな企業がプレゼンテーションをするのだが、日本ではもう商用化しているようなサービスが「イノベーション」として語られるのにはうんざりした。ところが日本の話は、まったく出ない。日本の携帯がいかに「ガラパゴス化」しているかを痛感した。 iPhoneについては、ほぼ全員が否定的だった。もう一つのテーマがsocial networkingなので、アップルの許可なしにアプリケーションの開発できないiPhoneは、若者にさえ「Blackberryのほうが自由だ」といわれていた。むしろグーグルのJoe Kraussに、Androidについて質問が集中していた。世界市場ではノキアのひとり勝ちで、途上国をほぼ手中に収め、キャリアまで兼ねている。日本の端末メーカーは技術力では最
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米国時間の6月9日、ついに米アップルはiPhoneの新機種「iPhone 3G」を正式発表した。7月11日には日本でもソフトバンクモバイルから発売される。日本の携帯電話事業者各社は5月末から6月はじめにかけて、携帯電話端末の夏モデルを続々と発表したが、iPhone 3Gはこれらを一気に話題の外に追いやってしまった感がある。ただ同時に、iPhone 3Gは日本の携帯電話市場が世界のフロント・ランナーであることも示唆していた。それはiPhone 3Gの発表の場で、アップルのスティーブ・ジョブズCEOが行ったデモから垣間見える――。 ジョブズCEOがこれまでのiPhoneの課題として第一に挙げたのが第3世代携帯電話(3G)への対応だ。ジョブズCEO
なんかWatcherの方々が国内のメーカー、特に通信機器のメーカーに対して「ガラパゴスである。だからいけない」みたいな論調で書いてる文章を見ることが多いのだが、本当にいけないことだろうか、という気持ちになったので、あえて反論してみようと思う。 日本の携帯メーカーが海外でシェアを伸ばせないことが批判の的になることが多い。では、海外の携帯メーカー、例えば世界シェア1位のノキアみたいになれ、と言いたいわけですね。 でも、docomoのNM705iなんて、さっきWikipediaを見てびっくりしたが、docomo端末のサービスの対応しなさっぷりが凄い。それ何世代前の端末ですか。 もちろん、ノキアの技術力が足りないというつもりはなく、日本で売れる価格帯に押さえるため削った機能なんだろうな、と思うが、自分がdocomoの人間であれば、せっかくネットワーク側で充実したサービスを提供してるのに、端末がつい
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