民主代表選挙が終わった。昨日の私の予想に反して野田佳彦財務相が代表に選出された。これで実質野田首相が誕生ということになる。 一回目の投票では、海江田143票、野田102票、前原74票、鹿野52票、馬淵24票だった。 前原票が私の予想より伸びなかったこともあり、野田氏が譲るという読みも崩れ、海江田と野田氏の決戦では逆に前原氏が譲った形になった。 この時点で、増税派の悩みは消えた。どっちも増税派である。野田内閣でも、もれなく与謝野馨氏が付いてくるだろう。三党合意も維持され、大連立も視野に収めるということで、菅内閣よりもぐっと自・公に近いコンセサス政権にができあがることになる。率直なところ、これって自民党政権となにか違うのだろうか。 海江田対野田で増税派の悩みも消えた時点で、論点は小沢派か反小沢派というだけとなり、蓋を開けてみるとどっと反小沢に流れ、野田215票、海江田177票となった。 馬淵票