政府・民主党は24日午前、各党に対し、北朝鮮による韓国・延坪(ヨンビョン)島への砲撃事件を話し合うための与野党党首会談の開催を呼びかけた。一方、自民党は同日午前、朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて、同日中にも提出することを検討していた仙谷由人官房長官らの問責決議案の参院への提出を当面見送る方針を決めた。 菅直人首相は同日午後1時から与党・国民新党の亀井静香代表と会談。その後、野党各党の党首と会談したい考えだ。首相の会談要請は、砲撃事件への対応自体もさることながら、国会運営が行き詰まる中で、砲撃事件を理由に、平成22年度補正予算案の早期成立への協力を求めるねらいもある。党首会談は、18日に首相と会談した、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表がアドバイスしていた。 亀井氏も24日午前、国民新党の党首として、菅首相とは別に、朝鮮半島情勢や国会運営をテーマに、党首会談の開催を野党各党に呼びかけた。 また、民