9月8日、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で専門出版社向けに説明会を行い、発表した。 丸善の学術情報プラットフォーム「ナレッジワーカー」内で新たに電子書籍を取り扱うほか、プリントオンデマンドを行う。顧客対象は研究者、教員、大学図書館、学生など。形式はPDFをベースとするが、XMLフォーマットにも対応していく予定。販売価格設定は「出版社と相談のうえ」としているが、版元へのライセンスフィーは希望小売価格の65%(スキャニングなどを委託する場合は40%)となる。 また10月中をめどに、大学図書館、公共図書館向けに電子図書館プラットフォームを立ち上げ、出版社の電子書籍を図書館へ販売する。コンテンツを購入した図書館が、図書館利用者にそれらを貸与する仕組みで、購入した冊数ごとにアクセス権が与えられる。これも価格は出版社と協議した上で決定するという。 丸善の小城武彦社長は「デジタルは紙のリプレイスではな
出版ビジネススクールが8月25日、電子出版講座『電子書籍の真実と電子出版の構図』を開催した。講師を務めたのは、元雑誌編集者で現在は弁護士の村瀬拓男氏と、東京電機大学出版局局長 植村八潮氏。両氏がそれぞれの立場から電子出版業界の現状を解説した。 デジタル時代における出版社の立場とは? 村瀬拓男氏 村瀬氏は、大手出版社で長年にわたって雑誌編集や電子書籍事業に携わった経験を持ち、出版業界に精通している弁護士。7月に新書『電子書籍の真実』(毎日コミュニケーションズ)を出版しており、この日は同書をテキストとして、デジタル時代における出版社や著者の立場について言及した。 村瀬氏はまず、電子出版業界の動向には「ふたつの波」があると説明。アマゾンの「Kindle」やアップルの「iPad」による、従来の紙媒体との"商業市場の置き換え"、グーグルや国会図書館による"図書館流通の拡大"という「出版構造を変えるふ
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ご存じないかたもいらっしゃるかもしれないが、私の本業は、漫画家である。 25歳の夏からやっているから、もうキャリアも34年になる。 でも近年は、漫画を描かない漫画家ともいわれていて、漫画を描くよりも文章を書いたりテレビに出たりというのが本業になりつつある。NHKのBS2で10数年やっている『BSマンガ夜話』という漫画の話を延々とする番組とか、日本テレビの『真相報道バンキシャ!』なんかに出ている。いや、漫画家を放棄したわけではなく、新しい漫画の連載もいくつか画策しているのだが、どうも漫画以外の依頼の方が多いという困った状況ではあるのだ。 その本業漫画家の私であるが、先日、小説を刊行したのだ。『ファイアーキング・カフェ』というタイトルだ。ますます漫画家ではなくなっていく。確か小説としては、5冊目か6冊目だったと思う。 題材は、那覇に住む本土の人たちである。本土から流れていった男と女の物語なので
生産量日本一のサクランボにあやかって山形県東根市が来年4月に新設する「さくらんぼ小学校」と同名のアダルトサイトが存在することが分かり、同市に校名再考などを求める声が寄せられている。 サイトには少女のわいせつなイラスト画像が載っており、市は、不安の声に対して10月の市報で選考経緯を改めて説明する方針。 校名は昨年12月、市民からの公募で最多得票を得て決まった。特産「佐藤錦」などで知られる東根市では、新幹線の駅名やマラソン大会の名称にも「さくらんぼ」が使われている。 市は似た校名がないか事前に確認したが、インターネットではチェックしていなかった。 同名のサイトは、少女のキャラクターの全裸画像やアダルトゲームの販売情報などを掲載。市は、匿名の電子メールの指摘でサイトの存在を把握した。 市には、校名の再考、児童への影響や風評被害を懸念するメールが既に30件近くあり、保護者からとみられるものも目立つ
◇悩みの種“紛失”激減 全国で唯一の公営漫画専門図書館「広島市まんが図書館」(南区比治山公園)が昨年、図書の紛失防止対策としてICタグを導入したところ、これまで年間1500冊もあった紛失件数が一けたに激減した。年間約75万円分もの漫画が行方不明になっていただけに、効果は絶大。念願の“紛失冊数ゼロ”も夢ではなくなってきた。 同館は1997年開館。現在約10万冊の蔵書があり、「スラムダンク」「シティーハンター」「巨人の星」など人気漫画を多数取りそろえる。それゆえに、盗難と見られる被害も相次ぎ、職員の見回り強化や防犯ミラーの設置などの対策に取り組んできたが、なかなか効果が上がらなかったという。 そこで同館は昨年、約3000万円をかけて、本の中にICタグを取り付けて無断持ち出しを識別するブックディテクションシステム(BDS)を導入した。職員が貸し出し処理を済ませていないと、出口でブザーが鳴る仕組み
潜入して激写した@min2fly宅の写真 大方の人の予想通りな家でした(本人の許可は得ています)
LCが委託していた、目録の現状と将来に関するレポート“The Changing Nature of the Catalog and its Integration with Other Discovery Tools”が公開されています。4月3日は、詳細なレビュー論文も公開されました。 Karen Calhoun. The Changing Nature of the Catalog and its Integration with Other Discovery Tools http://www.loc.gov/catdir/calhoun-report-final.pdf Thomas Mann. A Critical Review http://www.guild2910.org/AFSCMECalhounReviewREV.pdf
「入学者は非喫煙者とします」。熊本市の崇城大学薬学部が2011年度の入学試験の要項に、こんな文言を盛り込んだ。学生の多くが薬剤師をめざすなど、健康にかかわる学問を学ぶ以上は、たばこを吸わないほうが望ましいと教授会が判断。全国的にも珍しい取り組みという。 同大入試課によると、要項の注意事項欄に記している。受験生の大半は喫煙が法で禁じられた10代だが、浪人生などの成人もいるため「たばこを吸わない人に入学してほしい」という姿勢を見せるのが狙い。非喫煙を受験資格にしたり、入学後の誓約を求めたりするものではないという。 同学部は08年度から構内を全面禁煙とし、喫煙する在学生には医療機関の禁煙外来と連携して指導してきた。
岩手県立図書館(盛岡市盛岡駅西通、TEL 019-66-1730)で現在、企画展「歴史探訪 九戸の乱を中心に」が行われている。 九戸の乱をテーマにした書籍 同展は、戦国時代に南部氏の覇権争いに敗れた九戸政実(まさざね)にスポットを当てた書籍を集めて展示するもの。1591年に政実が起こした九戸の乱は、わずか5,000の兵で領主南部氏と天下統一を間近にした豊臣氏の連合軍の6万に拮抗(きっこう)した。最期はだまし討ちに合い、一族は滅んだという。この歴史は盛岡在住の作家・高橋克彦さんの小説「天を衝く」(講談社)にもなっている。 同展では、古文書や絵図のほか関連図書を計73点を展示。関連図書は県内外の出版社から発行された歴史書が多く、一部は貸し出しも可能。 企画した同館の岩持河奈子さんは「九戸政実は根強いファンのいる武将。歴史的にはあまり知られていないが、来館者のアンケートでは熱いメッセージも寄せら
図書館司書の資格を取るのがどのくらい難しいのかよくわからないが、うちの近所の図書館で働いていらっしゃる方はどの方もキビキビと動き、且つ地域の方にも優しく接していただいているようなので素晴らしいなあと思ってます。 小さな子供さんも多く図書館に来ており、図書館で働いている司書の方、サポートの方を見て「将来は図書館で働こう!」と思うお子さんもいるよーな気がします。 そんな子供たちは先ずこのゲームからやってみたらどうかな? Order in the Library v4.0 ゲームは「Sorting」「Shelving」「Reordering」の3つある。 スタート画面 「Play」ボタンを押すとスタートです。 キャラクター選択 名前を入力してキャラクターを選びます。どれでも同じような気がします・・・ ゲーム選択 「Sorting」「SHelving」「Reordering」のどれかを選びます。
岡崎市立中央図書館のウェブサイトに大量アクセスし図書館の業務を妨害したとして、利用者の男性が逮捕され20日余り勾留されるという事件が発生した。本事件につき、岡崎市立中央図書館及び三菱電機インフォメーションシステムズ、愛知県警、名古屋地検岡崎支部の対応には重大な疑義があるため、以下にその問題点を明らかにし、同様の事件が繰り返されないよう図書館及び図書館システム関係者に訴えるものである。 なお、図書館問題研究会が事実確認等のため岡崎市立中央図書館に問い合わせをしたところ、9月1日付けの図書館の見解以上のことは一切答えないとの回答がなされた。このため、本声明に事実誤認等がある場合には、岡崎市立中央図書館など当事者の指摘を待つものとする。 事件の経緯 報道等によれば事件の経緯は以下のとおりである。 逮捕された男性は、3月中旬より岡崎市立中央図書館の新着図書の詳細情報にアクセスし、そこから図書のIS
カーリルとは誠に便利なサイトでして、Amazon で検索可能なISBNが着いている本を、かなり一気に横断的に検索することができる。 というわけで、図書館的には気になる2冊の都道府県別収蔵数を確認してみたい。 (公共図書館でさがしてみる...) 17館:東京/ 7館:大阪 4館:千葉/愛知 3館:岡山/ 2館:北海道/栃木/福井 1館:宮城/埼玉/神奈川/長野/富山/岐阜/京都/滋賀/島根/山口/佐賀/長崎/熊本/ 0館:青森/岩手/秋田/福島/茨城/群馬/新潟/山梨/石川/静岡/三重/静岡/兵庫/奈良/和歌山/鳥取/広島/愛媛/高知/香川/徳島/福岡/大分/宮崎/鹿児島/沖縄 う〜ん、これでは図書館員ってSNSには関心が薄い…と、思われてしまうなぁ〜。 ※ 「女医が教える〜」は、興味がありましたらぜひ…。 北海道/青森/岩手/秋田/宮城/山形/福島/茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈
横浜みなとみらい21地区にある運河パーク桟橋と郵船プール桟橋で9月26日まで、一般の人向けに小型プレジャーボートを一時係留できる浮き桟橋(ビジターバース)を提供する社会実験を実施している。 運営は、横浜港運協会(中区山下町279)や京浜フェリーボート(中区海岸通1)、横浜ベイサイドマリーナ(横浜市金沢区)で構成する「インナーハーバー・ビジターバース社会実験委員会」。 同実験は活用が進んでいない横浜港の内港エリア(インナー・ハーバー)を誰もが気軽に楽しめる空間にするのが狙い。同港は、遊覧船や水上バスの周遊などが盛んだが、一般の人が所有のプレジャーボートを一時係留するには、横浜市金沢区のベイサイドマリーナに行く必要がある。陸地側からだけでなく、海側からも多くのMM21地区に観光客を呼び込み、水辺の魅力向上を目指す。同委員会は今回の運用で今後の可能性を探っていく。 運河パーク桟橋は新港運河パーク
黒キンドル、使ってみました。これで私は初代からずっと手にしたことになりますね。いえ、そんなにマニアというわけではなく。DXには食指動かずじまいだし。 私のキンドル歴をふりかえりますと… ■初代キンドル 400ドルも出して買いました。初回発送分は売り切れていたので、しばらく待たされた記憶が。その頃は他にこういうのってソニーのEリーダーぐらいしかなくて価格競争してなかったから、400ドルです、と言われたら素直に、ふ〜ん、そんなもんかと納得してました。しかも最初はハードカバーの本が9.99ドルなどというお値段じゃなかったような気がするんですよね。10〜20ドルの本が多かった。 形は角張ってて、なんかリブリエに似て、今から思うとかなり野暮ったいガジェットでした。でもEインクはそれなりにショーゲキ。バックグランドがグレーでもけっこう読みやすいという発見があった。電池も長持ちするのが不思議で。ただ、入
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