新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、重症患者の治療にあたる病院ではインドで広がる変異ウイルス「デルタ株」の患者がみられるようになり、ワクチンを1回接種したあとに感染したケースも確認されたということです。 医師は「ワクチンが十分に行き渡らない中、1か月後には多くの患者が『デルタ株』に置き換わり、病床がひっ迫するおそれがある」と危機感を募らせています。 埼玉県川越市にある、埼玉医科大学総合医療センターでは、主に重症患者の治療にあたっていて、ことし5月の第4波では重症患者用のベッドが埋まり、一部の患者は中等症患者のベッドで対応にあたるなど、病床がひっ迫しました。 その後、入院患者は少しずつ減っていましたが、先週から再び増え始め、取材を行った7日は、20代から80代の男女5人が入院していました。 感染症科の岡秀昭教授によりますと、5人のうち、3人はイギリスで確認された「アルファ株」でしたが、2
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