昨年秋に日本のゼネコン大手、大林組が技術の粋を集めて完成させたフーバーダム・バイパスブリッジ。 険しい渓谷に架かる雄大なアーチ橋で、フーバーダムとセットになった新たな観光名所として注目されている。(上の写真は、完成したばかりのブリッジを眺める大林組のスタッフ) 橋そのものに関しては、開通式直前の現地取材レポートとしてこのコーナー(バックナンバー711号)で取り上げたが、開通後の様子はまだ報告していなかった。 その後、「橋を見ることができなかった」、「橋を歩いて渡る方法がわからなかった」 などのメールが寄せられるなど、観光客にとって現場の案内標識がわかりにくいことが判明。そこで今回このブリッジへのアクセス方法(レンタカー利用)を徹底検証してみた。 困っているのは、なにも日本からの観光客に限ったことではない。地元民ですら勘違いする者が多く、案内標識の不備などがすでに各方面で指摘されている。