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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (23)

  • 多数の難民を受け入れたスウェーデンが思い知った「寛容さの限界」|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    スウェーデンは移民に寛容で定住や就労支援に力を入れてきたが(首都ストックホルム郊外のフレンにある受け入れ施設) AP/AFLO <人道的見地から難民・移民を受け入れてきたスウェーデン社会が、財政負担と治安の悪化で右傾化へ舵を切る> スウェーデンの与党・社会民主労働党は先日、マグダレナ・アンデション財務相を新党首に選出した。長く首相を務めてきたステファン・ロベーンは近く退任する意向で、アンデションはスウェーデン初の女性首相となる見通しだ。 その彼女が新党首として初めて行った演説は新自由主義に対する福祉国家スウェーデンの勝利を祝う言葉で始まった。 ──と、ここまではお約束どおりだが、筋金入りの党員を驚かせたのは次の言葉だ。アンデションは国内の200万人強の難民・移民に直接呼び掛けた。「あなた方が若いなら、高校卒業資格を得て就職するか、進学しなさい」 さらに、国から経済的支援を受けている人は「ス

    多数の難民を受け入れたスウェーデンが思い知った「寛容さの限界」|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    Humisawa
    Humisawa 2021/12/16
    “その後スウェーデン人は学んだ。最も慈悲深い国でさえ、人助けには限度があることを。ここ数年、この国は犯罪の急増に頭を抱えている。(…)16年6月には長年の方針を転換して、難民の恒久的な庇護を停止。”
  • インドのコロナ地獄を招いた張本人モディの、償われることのない重罪

    <感染爆発で死者急増のインド、その「戦犯」は過信から備えを怠ってきたモディ首相。ただし彼は国民の悲劇を自らの利益に変えかねない> わが国は「新型コロナウイルスを効果的に抑え込み、人類を巨大な災禍から」救った──。インドのナレンドラ・モディ首相がオンライン会合のダボス・アジェンダ(世界経済フォーラム)で、そう高らかに宣言したのは今年1月28日だ。 それから3カ月。気が付けばインドは世界最悪の感染地となり、医療崩壊が現実となった。首都ニューデリーでは医療用酸素が不足し死亡する患者が続出。最先端の設備を備えた病院でさえ政府に「もっと酸素ボンベを」と訴えている。火葬場はフル稼働で、燃やす場所も薪も足りない。 遺体を自宅の庭に埋める人もいる。路上に薪を積んで遺体を焼く人もいる。首都圏以外の状況はもっとひどい。南インドにいる知り合いの記者は筆者に、「ハエが落ちるように」人が死んでいると電話で伝えてきた

    インドのコロナ地獄を招いた張本人モディの、償われることのない重罪
    Humisawa
    Humisawa 2021/05/14
    インド、記録にあるペスト時のコンスタンティノープルと同じことが起きている “火葬場はフル稼働で、燃やす場所も薪も足りない。 遺体を自宅の庭に埋める人もいる。路上に薪を積んで遺体を焼く人もいる。”
  • ハイテク天国・中国は老人にとって地獄

    Youth Heaven, Elder Hell / (c)2020 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN <日常生活の隅々まで浸透したキャッシュレス決済などのハイテクは、スマホに慣れた若者には便利だが、老人などの弱者には全く配慮していない> 湖北省で1人の老人が雨の中、役所を訪れ医療保険金を納付しようとした。だが現金はだめ、スマホのキャッシュレス決済でしか支払えないと言われて茫然となった......。 安徽省では別の老人が、スマホを持たないため個人の健康QRコードを提示できず、バスに乗車拒否された。仕方がないので1000キロほど離れた親戚の家に徒歩で向かった......。 どちらも最近、中国で報道されたニュースである。中国ではスマホによるキャッシュレス決済が日常生活の隅々まで浸透している。買い物はもちろん地下鉄やバスの運賃支払い、タクシー

    ハイテク天国・中国は老人にとって地獄
    Humisawa
    Humisawa 2020/12/13
    お遍路かな? “安徽省では別の老人が、スマホを持たないため個人の健康QRコードを提示できず、バスに乗車拒否された。仕方がないので1000キロほど離れた親戚の家に徒歩で向かった......。”
  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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    ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    Humisawa
    Humisawa 2020/10/07
    “本来の論点は、総理大臣による「任命」拒否が制度的に許されるか否かであり、この場合において任命拒否された人々がどの様な政治的、或いはイデオロギー的傾向を持っていたかは、何の重要性も持たない筈である”
  • 中国でも世界でも評判は散々......映画『ムーラン』はなぜコケた?

    A Sino-American Tragicomedy / ©2020 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN <千年不朽の伝説の実写化にディズニーが2億ドルを投じ、中国市場で大儲け!のはずだったが......> 中国でムーランを知らない人はいない。読み人知らずの漢詩「木蘭辞」に由来するムーランは、現代でも国語教材として子供たちに暗記させているからだ。 中国人のムーランに対するイメージは「孝」だ。体が弱い父親の代わりに男の姿をして戦場に行き、故郷に凱旋した時は朝廷の俸禄を断って、娘の姿に戻り昔のままに生きていく。ムーランの伝説には古代中国の伝統的な美意識が宿っている。 ディズニーが実写版の映画『ムーラン』に2億ドルを投じた理由は言わずとも分かる。中国人にとって千年不朽の伝説であり、中国市場での大儲けが期待できる。しかしその狙いは外れ、9月4日

    中国でも世界でも評判は散々......映画『ムーラン』はなぜコケた?
    Humisawa
    Humisawa 2020/10/04
    “中国でムーランを知らない人はいない。読み人知らずの漢詩「木蘭辞」に由来するムーランは、現代でも国語教材として子供たちに暗記させているからだ。”
  • フロリダ州知事選で「国民皆保険」を訴える左派の黒人が勝利、中間選挙でトランプ派の候補と激突

    <対立候補は、子供と国境の壁づくりごっこをする動画を選挙PRに使うほどのトランプ崇拝者。両極が相まみえる> 全米最大の激戦州フロリダ州の知事選に向けた民主党予備選で8月28日、大方の予想を裏切って左派の黒人候補が勝利を収めた。バーニー・サンダース上院議員が推薦する、州都タラハシーのアンドルー・ギラム市長だ。 命と見られていた民主党穏健派のグウェン・グレアム元下院議員にギラムが勝てたのは、「アウトサイダー」の立ち位置を前面に出した選挙戦略のおかげだ。場合によっては党の方針に逆らうことも厭わないというギラムは、ニューヨーカー誌にこう語っている。「民主党候補は生い立ちも見た目もこうだ、という既成概念があるが、私はそれにあてはまらない。左派と言われるが、それも違う」 同日に実施された共和党の予備選では、ドナルド・トランプ米大統領に忠誠を誓い、既成政治にノーを叫ぶロン・デサンティスが、同じく共和党

    フロリダ州知事選で「国民皆保険」を訴える左派の黒人が勝利、中間選挙でトランプ派の候補と激突
    Humisawa
    Humisawa 2018/09/01
    “全米で進む「有権者の二極化」の現れだ。民主党反主流のサンダース派と共和党反主流のトランプ派。左右2つの極端な勢力が、既成政治に背を向けた有権者の支持をつかんで勢いを増している。”
  • 習近平がアフリカ歴訪 「一帯一路」で中国の経済的結びつき強調

    7月21日、中国の習近平国家主席は、アフリカ歴訪の最初の国となるセネガルを訪問した。サル大統領と会談を行い、アフリカ中国の経済的結びつきを一段と強めると強調した。空港に出迎えたサル大統領(左)と並んで歩く同国家主席(右)。ダカールで撮影(2018年 ロイター) 中国の習近平国家主席は21日、アフリカ歴訪の最初の国となるセネガルを訪問した。サル大統領と会談を行い、アフリカ中国の経済的結びつきを一段と強めると強調した。 習氏はこの後、ルワンダ、南アフリカも訪問する。南アフリカでは、主要新興国、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の首脳会議に出席する。 中国アフリカとの貿易規模は世界最大。米国とは対照的に中国アフリカに接近している。 サル大統領との会談後に共同記者会見に臨んだ習氏は「アフリカを訪れるたびに、この大陸の活力と人々の発展への願望を感じる」と述べ、「中国とア

    習近平がアフリカ歴訪 「一帯一路」で中国の経済的結びつき強調
    Humisawa
    Humisawa 2018/07/24
    いきなり鄭和よりも遠征してて豪快 “中国の習近平国家主席は21日、アフリカ歴訪の最初の国となるセネガルを訪問した。”
  • オウム死刑で考えた──日本の「無宗教」の真実

    <日人は無宗教というけれど、多くの人は「宗教っぽい何か」を信じている。その現実と向き合わないと、次のオウム真理教が生まれる可能性は排除できない> 麻原彰晃こと松智津夫死刑囚ら、オウム真理教の元幹部7人の死刑が7月6日に執行され、世間は久しぶりにオウムの話題で沸騰した。僕の周りでは「宗教って怖いね~」や「日人はだいたい無宗教でよかったな~」といった声が多かった。 死刑執行の翌日に乗った飛行機の機内アナウンスで、キャビンアテンダントの声が流れてきた。「〇〇航空をご利用いただきありがとうございます。今日は七夕です。皆様が短冊にお書きになったお願いが叶いますように、乗務員一同、お祈り申し上げます」。 興味深い。 機内を見回すと誰も不思議そうな顔はしていない。「色紙に記し、笹から吊るしたお願い事が、乗務員の祈祷力で成就するかもしれない」という意味に取られてもおかしくないこの一節を、無宗教の人は

    オウム死刑で考えた──日本の「無宗教」の真実
    Humisawa
    Humisawa 2018/07/22
    “日本人はお守りを捨てられないし、鳥居をくぐるときは頭を下げる。具体的なメカニズムが分からなくても「罰当たり」は、ほぼ全国民がなんとなく信じているのではないだろうか。”
  • 中国が「一帯一路」で目指すパクスシニカの世界秩序

    2017年5月の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで基調講演する習近平 Nicolas Asfouri-REUTERS <中国の世界戦略「一帯一路」は「おともだち圏」を拡大しながら、西側の民主主義や自由主義とは異なる世界秩序「パクスシニカ」を追及する構想だ> 2017年10月の中国共産党第19回全国代表大会(以下、19回党大会)で採択された中共の党規約(事実上の中国のconstitution)に、「一帯一路」が盛り込まれました。党規約に、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合うという原則を遵守して『一帯一路』建設を推進する」と明記されたのです。これにより、中国における「一帯一路」の政治的重要性がますます高まりました。 とは言え、「一帯一路」は、そのスローガンや理念を理解できても、その具体的な枠組みや実態を捉えにくい構想です。「一帯一路」を提起した中国は、「共に話し合い、共に建設し、共

    中国が「一帯一路」で目指すパクスシニカの世界秩序
    Humisawa
    Humisawa 2018/07/21
    いつのまにか一帯一路に北極海航路が追加されていた “自国を「北極圏に最も近い国の1つ」と位置づけ、経済や環境など幅広い分野で北極の利害関係国だと明示し、(…)『北極政策白書』を公表しました。”
  • 「墨かけ女子事件」は中国民主化運動に発展するか?――広がる「習近平の写真に墨汁」

    7月4日、29歳の女性が一党独裁反対を叫んで習近平の写真に墨汁をかけた。その日のうちに拘束されたが、自撮りでネットにアップされた行動は連鎖反応を起こしている。民主活動家と中国共産党老幹部を取材した。 習近平の写真に墨汁をかけた女性 7月4日午前6時40分過ぎ、上海の海航ビルの前で、壁に大きく貼られた習近平の写真(ポスター)に墨汁をかけた女性が、その様を自撮りしてネットにアップした。女性の名は董瑶けい(「けい」は王へんに「京」)で、湖南省出身の29歳。このときは上海の不動産業関係の会社に勤務していたらしい。 彼女は概ね、以下のようなことを叫びながら、習近平の写真に墨汁をかけた。 ●習近平の独裁的な暴政に反対する! ●中国共産党は私をマインドコントロールし、迫害している。 (筆者注:このとき彼女は「洗脳」という言葉を使わず、「脳控」という言葉を使った。これは「操(あやつ)る」とか「支配する」の

    「墨かけ女子事件」は中国民主化運動に発展するか?――広がる「習近平の写真に墨汁」
    Humisawa
    Humisawa 2018/07/18
    “この動きが拡散して民主化運動に発展するのを恐れたのだろう。当局は各地で習近平の写真やポスター、あるいは持ち運びできる大きさの肖像を撤去する命令を出し始めた。”
  • 米中貿易戦争が示すアメリカの黄昏

    北京で習近平国家主席との共同記者会見に臨んだトランプ大統領(2017年11月9日)Damir Sagolj-REUTERS ●トランプ政権は中国への関税を一方的に引き上げることで、アメリカ自身が生み出してきた自由貿易体制を侵し始めた ●一方、反保護貿易を掲げ、「自由貿易の旗手」とも目される中国は、アメリカが負担し続けてきた、自由貿易体制を維持するコストを肩代わりする意志も力もない ●米中貿易戦争は、「全体の利益すなわち自らの利益」という構造を生み出す超大国の不在を象徴する 7月6日、アメリカ政府は340億ドル相当の中国製品に対する関税を25パーセント引き上げ、中国政府は即日これの対抗措置として、やはり340億ドル相当のアメリカ製品の関税を引き上げた。トランプ大統領は関税引き上げの対象が最終的に5000億ドルにのぼる可能性を示唆しており、追加関税の応酬は今後も続くことが懸念される。 ヒト、

    米中貿易戦争が示すアメリカの黄昏
    Humisawa
    Humisawa 2018/07/16
    同じく貿易大国でも他国に国内市場の開放を迫り世界最大の輸入国を引き受けてきた米国と、世界最大の輸出国として投資・貿易を拡大させてきた中国は対照的で、両者は貿易赤字・黒字を累積させる
  • アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    アメリカの大手書店チェーンではライトノベルがマンガと一緒に並べられている Yukari Watanabe/Newsweek Japan <日ライトノベルの英訳は「会話とキャラクターを中心に」読み進める、マンガのサブジャンルとしてアメリカでも人気が出始めた> 日で非常に良く売れている「ライトノベル」のジャンルだが、2000年代にアメリカで翻訳出版として上陸したときには単発での成功はあったものの根付かなかった。いったん撤退したような形になったが、2014年に「再上陸」した後は売上を倍増させ、定着する気配を見せている。 アメリカには、ティーン読者を対象にしたYA(ヤングアダルト)という人気ジャンルがある。売上高が400億円近い巨大なマーケットで、ヒット作を出した作家の年収が25億円を超えることも少なくない。 YAはファンタジーやロマンスの内容が多いジャンルなので、日の読者は翻訳された日

    アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    Humisawa
    Humisawa 2018/06/23
    “こういった難問を解決するために Yen On が決めたのが「北米ではライトノベルを漫画と同じカテゴリで販売する」という戦略だった。”
  • 再び世界を揺るがし始めたEU危機 イタリアは単一通貨ユーロ残留を選択するのか

    [ロンドン発]「欧州連合(EU)は、難民危機、英国のEU離脱による遠心力、緊縮策という経済発展を妨げる3つの難題に直面している」。著名投資家ジョージ・ソロス氏は5月29日、パリで開かれた欧州のシンクタンク、欧州外交評議会(ECFR)の年次会合で警告を発した。 単一通貨ユーロの是非をめぐりイタリア政局が大混乱し、世界市場は再び激震に見舞われている。これは、新たな金融危機の予兆なのか。「いかに欧州を救うか」と題した基調講演で、ソロス氏は「EUは自ら存在する意味を見失う実存的危機にある。出る恐れのあった悪い目がすべて出た」とまで言い切った。 ドイツが主導した緊縮策はユーロ圏を債権国と債務国に二分した。仕事と社会保障、そして未来まで奪われた若者はEUを敵視している。3月のイタリア総選挙で新興政党「五つ星運動」が上下両院で32%超の票を得たのはそのためだ。 イタリアの若年失業率は31.7%まで下がっ

    再び世界を揺るがし始めたEU危機 イタリアは単一通貨ユーロ残留を選択するのか
    Humisawa
    Humisawa 2018/06/05
    “ドイツが主導した緊縮策はユーロ圏を債権国と債務国に二分した。仕事と社会保障、そして未来まで奪われた若者はEUを敵視している。(…)新興政党「五つ星運動」が上下両院で32%超の票を得たのはそのためだ。”
  • 健全財政という危険な観念

    <インフレ・ギャップが拡大してもいない中で行われる増税などの緊縮策は、1997年や2014年の日の消費税増税がそうであったように、経済を確実にオーバーキルし、時には致命的な景気悪化をもたらす> 経済の一ジャンルに、「財政破綻」とか「国債暴落」というものがある。その内容はどれも大同小異であり、債務の対GDP比などを示しながら、日の財政状況が他国と比較していかに悪いかを読者に印象付けた上で、日経済には近い将来、国債の暴落、金利の急上昇、政府財政の破綻、円の暴落、預金封鎖、ハイパーインフレなどが起きると「予言」するというものである。 こうしたの多くは、事実上は「トンデモ」に近いものではあるが、それらをすっきりと論破することはなかなか難しい。というのは、質的に同様なストーリーを語っておきながら、表面的には真面目な専門書として書かれているようなも数多く存在しているからである。さら

    健全財政という危険な観念
    Humisawa
    Humisawa 2018/06/02
    “実際には、日本経済にとってこれまで、本当の意味でリスクとなってきたのは、財政の悪化それ自体ではまったくなく、財政の悪化という観念上の思い込みに基づいて実行されてきた財政健全化の試みであった。”
  • 王毅外相「精日(精神的日本人)」に激怒――全人代第二報

    3月8日、王毅外相は全人代における外交関係の記者会見を行なった。記者から出た「精日をどう思うか」という質問に声を荒げて「中国人の堕落者だ!」と激怒。精日とは何か、中国ではいったい何が起きているのか? 王毅外相激怒 3月8日、中国時間の午前10時から12時頃まで、王毅外相は全人代(全国人民代表大会)恒例の、外交問題に関する記者会見を行なった。 内外記者からの22個ほどにわたる質問に答えて、席を離れようとした瞬間の出来事だった。南京に社がある「現代快報」の記者が大声で質問した。 「外相、外相! ここのところ"精日"分子が民族の最低ラインを越えた挑発を行なっていることを、あなたはどう見ていますか?」 既に質問を終了させて立ち上がっていた王毅外相は、この質問に激しく怒りだし、 「中国人の堕落者だ!」 と声を荒げて答えた。 いつものように、右手の人差し指を突き出し、顔は怒りに醜く歪み、吐き捨てるよ

    王毅外相「精日(精神的日本人)」に激怒――全人代第二報
    Humisawa
    Humisawa 2018/03/10
    オタクやんけ “「精日」とは「精神的日本人」のことで、日本を礼賛し、日中戦争(中国では「抗日戦争」)時代の日本軍の軍服などを着て楽しむ中国の一部の若者たちのことを指す”
  • ユーロ圏経済の担い手は、ドイツに逆らうポルトガル

    債務を着実に返済し、経済成長を遂げるポルトガル HORACIO VILLALOBOSーCORBIS/GETTY IMAGES <反緊縮で成功した南欧の財務相が、ユーロ圏財務相会合のトップに就く意味> ヨーロッパ全体で緊縮経済体制を取るべきだ、というドイツのメルケル首相の信念は揺らいだようだ。ドイツがユーロ圏財務相会合の新議長に強く推したのは、ポルトガルのセンテーノ財務相だったからだ。 同会合はもともと、ユーロ圏の財務相が非公式に話し合う場として設けられたが、現在は国家予算の草案や救済計画までチェックするようになった。組織として透明性に欠ける、非民主的という批判はあるものの、議長はユーロ圏の発展において重要な存在と見なされている。 米ハーバード大学卒でポルトガルの社会党政権を支えるセンテーノは18年1月に政権を離脱し、オランダのデイセルブルム前財務相の後任として財務相会合の議長に就任する。デ

    ユーロ圏経済の担い手は、ドイツに逆らうポルトガル
    Humisawa
    Humisawa 2018/01/20
    反緊縮の成功例。財政均衡主義のレトリックで彩られた空理空論に反抗して、経済成長という数字を叩き出した。最低賃金引き上げ、民営化停止、増税案破棄、社会保障拡充で消費も投資も雇用も回復。
  • 制作に200億投資、爆走アベマTVは「稼げるメディア」に化けるか

    元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出演した「72時間ホンネテレビ」はネット上で大きな話題となった (C)AbemaTV 「稲垣・草彅・香取 3人でインターネットはじめます」──。元SMAPメンバーが再出発の場に選んだのは、地上波ではなく、ネットテレビ局「Abema(アベマ)TV」だった。11月2〜5日に放送された「72時間ホンネテレビ」は、企画の発表時点から大きな関心を呼んだ。 ホンネテレビの放送72時間の総視聴数は7200万超に上り、アベマTVとしての過去最高を更新。ネットの生放送番組としても異例の実績となり、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも話題が大きく拡散された。 大物タレントは藤田社長自ら交渉 アベマTVはネット広告大手のサイバーエージェントテレビ朝日による合弁事業。スマートフォンやパソコンから、バラエティやニュース、スポーツなど約25チャンネルの番組を

    制作に200億投資、爆走アベマTVは「稼げるメディア」に化けるか
    Humisawa
    Humisawa 2017/11/19
    “選択・再生型の動画サービスでは、動画広告を一定時間視聴した後にスキップできる(…)アベマTVにはスキップという概念がない。それゆえ広告の視聴完了率は80%と、他サービスに比べ高く、広告主に受けている”
  • 「人間の性フェロモン」候補2物質、効果がないことが明らかに:豪研究

    人間の性的な興奮を誘発する化学物質、いわゆる「ヒトの性フェロモン」と目されてきた2種類の物質が、実際にはそうした効果がないことが、オーストラリアの研究者らによる調査で明らかになった。 アンドロスタディエノンとエストラテトラエノール 西オーストラリア大学の研究チームが英国王立協会のオープンアクセス誌『Royal Society Open Science』に論文を発表し、『エコノミスト』などが報じている。 動物界では、性フェロモンをはじめとするさまざまなフェロモンの存在が確認されており、害虫の性フェロモンを合成して害虫防除に利用する研究なども進んでいる(参照:岐阜大学応用生物科学部「性フェロモンとその防除への応用」)。 一方、人間の性フェロモンはこれまで科学的に同定されていない。しかし長年の研究から、男性の汗と精液に含まれるアンドロスタディエノン(AND)と、女性の尿に含まれるエストラテトラエ

    「人間の性フェロモン」候補2物質、効果がないことが明らかに:豪研究
    Humisawa
    Humisawa 2017/08/16
    ……
  • 共和党エスタブリッシュメントはなぜ見捨てられたのか

    <共和党エスタブリッシュメント(保守流)への公開書簡> 君たちは、アメリカを代表する産業資家であり、ウォール街の大立者であり、億万長者だ。何十年もの間、共和党の屋台骨を支えてきた。 君たちは、自分の莫大な財産をGOP(共和党の愛称。Grand Old Partyの略)に注ぎ込んだ。目的は、節税と補助金。規制緩和と知的所有権の保護。市場シェアを上げて製品を値上げすること。労組を骨抜きにして移民を低賃金で働かせること。住宅購入者や学生債務者には容赦なく自己責任を追及しながらも、自分の会社が破綻したときには公的資金で助けてもらうこと。そして、自分たちのインサイダー取引を見逃してくれる裁判官を任命することだ。 君たちはあらゆる手を尽くして途方もない富を築いた。おめでとう。 だが今日は、君たちに残念な知らせがある。君たちはいま大きな代償を払わされている。今後、その負担はいや増すばかりだろう。 第

    共和党エスタブリッシュメントはなぜ見捨てられたのか
    Humisawa
    Humisawa 2016/03/12
    第二に、君たちは過去30年間、法人税や所得税を大幅に下げさせ、一方でより多くの補助金と救済資金を要求してきた。そのせいで政府は借金まみれだ。
  • テロ後のフランスで最も危険な極右党首ルペン

    テロを追い風に 3週間後の選挙では、ルペン(左)率いる極右政党が躍進する見込み Philippe Wojazer- REUTERS あれだけの惨事があった今、パリで笑顔を見つけるのは難しい。先週の同時多発テロの現場や、市中心部の共和国広場では、ろうそくや花束を手に集まった人々が人目もはばからず泣いている。 例外があるとすれば、マリーヌ・ルペン率いるフランスの極右政党「国民戦線」だろう。 ルペンはこれまでに数えきれないほど、イスラム過激派の脅威について警告し、国境管理の強化を主張してきた。先週末のテロは、ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)につながる過激派が実行したとされ、実行犯の1人は遺体の近くにシリアのパスポートが見つかっている。ルペンにとって都合のいい「証拠」ばかりだ。 フランスでは3週間後に全国規模の地方議会選が予定されており、そこで国民戦線が歴史的な勝利を収めるのではないかと危

    テロ後のフランスで最も危険な極右党首ルペン