突如カメラの前に産経新聞社の村上記者を呼び込み、広島県熊野町産のメイクブラシをほほに使った仙谷由人官房長官(右)=6日午後、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜(寺河内美奈撮影) 仙谷由人官房長官は6日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の事前視察に同行した本紙政治部の村上智博記者を筆を使っておちょくったあげく、「あなたは存在自体が『罪悪』だ」とささやいた。冗談なのか、それとも…。 APEC会場内に展示される日本の伝統工芸品について会場スタッフの説明に熱心に耳を傾けた仙谷氏。広島の「熊野筆」をおもむろに手に取ると村上記者を呼び寄せ、「あなた肌のきめが細やかだから…」と筆で記者の頬をなでなで。「気持ちいい!って言わなきゃ」と笑みを浮かべた。 さらに熊野筆が高級化粧品ブランドでも利用されていることを説明した上で「奥さんいる?これ今度のクリスマスなんかに買ってプレゼントしたら見直されるよ。『