経済にフリーランチが存在しないと言われるように、一般的なギャンブルでも必勝法は存在しないとされている。 親(胴元)が存在するギャンブル全般に言えることであるが、そういったギャンブルは一回あたりの期待値がマイナスになっており、回数を増やせば増やすほどその結果は予測値(一回辺りの期待値(マイナス)x 回数)に収束していく。つまりやり続けていればほぼ確実に負けることになる。 この背後にある「大数の法則」は絶対的なものである。 では先日のエントリー(参照:経済政策でギャンブル("倍掛け")しようとしているのは誰か?)で少し紹介したマーチンゲール法などの"いわゆる"「必勝法」とは一体なんなのだろうか? マーチンゲール法は単純化すればルーレットで赤(or 白)を当たるまで掛け金を2倍にしながら貼り続けるというような方法である。 この場合、1000円から掛け始めるとすれば勝った時には必ずプラス1000円