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ブックマーク / hatekupo.hatenadiary.org (36)

  • 目録も装備も選書も、みんなまとめて委託しちゃえ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    図書館委託史 前回に引き続いて、ヤバい話、図書館と出版流通の話です。 が、その前提として「図書館委託史」を振り返ってみましょう((ただし、図書館質的役割以外の分野、たとえば施設メンテナンス(空調・消防設備点検・エレベーターリフト点検・施設清掃など)は省きます。))。 なお、地方自治体でいう「委託」とは、地方自治法等でいう歳出予算のうち「委託料」で支出されるような性質のものをいいます。一般的には次のような場合の出費(歳出)は、「委託料」で計上しているようです。 地方公共団体が直接実施するよりも他の者に委託した方が効果的である場合 自治体がその自治体固有の事業として行うべきものを外部の者に行わせる場合 しかしながら、これらの例によらない、間接的・実質的な「委託」も登場します。 すべては「電子計算機」からはじまった 私の経験では、図書館機能にかかる分野で、格的に「委託料」が登場したのは、図

    目録も装備も選書も、みんなまとめて委託しちゃえ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • TRCが「独占」しているのは「高度な専門性」 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    ハイタッチできない!? AKB48が、毎年恒例の“桜ソング”をヒットさせています。 GIVE ME FIVE!【多売特典生写真付き】(通常盤)(Type-A) アーティスト: AKB48出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2012/02/15メディア: CD購入: 2人 クリック: 108回この商品を含むブログ (40件) を見るこの曲、某大手通信会社のCMソングにも使われています。実は私もそのユーザーのひとりです。 「卒業」と「入学」を意識したCMに接すると、自分も最近粗忽さが目立ちがちなケータイを「卒業」して、別のケータイ会社に「入学」もしたくもなりますね 自分も、この愚かでみっともなく未練がましいブログを卒業したいと思います。最近は来訪者もいらっしゃないし、今年度末いっぱいを3月31日終了、4月1日にはエイプリールフール・エントリー一発かまして「卒業」まで行きたいものだと、今

    TRCが「独占」しているのは「高度な専門性」 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 選書の重みを本当に知るなら… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    前回、よせばいいのに「図書館委託史」について、生意気にも勝手なことを述べました。 私は図書館の委託事始めを「電算化とMARC」と仮定してしまいましたが、実際のところその根っこは深いことをid:shomotsubugyo さまのコメントでご教示いただきました。 整理を委託に出す初めは、昭和22(1947)年にJLA自身が請け負ってのことであったと『公共図書館の論点整理』p.128にありますね。それがカード事業部になり、才覚があれば団体の金儲けになったのに逆に大赤字、ほっぽりだしたのが里子に拾われて無事育ったのがTRCだとあります。 うむむ。なるほど浅はかでしたね。ご教示いただきましたid:shomotsubugyo 様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。 一方、神妙に拝聴すべきご意見のところ、 “才覚があれば団体の金儲けになったのに逆に大赤字” のくだり、思わず吹いてしまいました。まさ

    MIchimura
    MIchimura 2012/02/20
    ”「選書」と「カウンター」を分離している現状はやはり誤りだと思います。” 思います。ぼくは委託もろもろの問題は賛成でも反対でもないけど、ちいさな学校図書館を運営していると本当にそれだけは強く思います。
  • 誰が移動図書館を殺したか? - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    我田引用 全世界的な経済の行き詰まり感から、マルクス=レーニン主義からケインズ理論に至るまであらゆる「古典」ともいうべき経済書が引っ張りだこのようですね。 最近の人気といえば、アダム=スミスの『国富論』。いわゆる“小さな政府ヲタ”“新自由主義”のバックボーンでありますし、特に最近はTPPがらみで話題のようで、TPP推進論者がことあるごとに引き合いに出してきますね。 これは、少し違和感。情報化も進みヒトも金もモノの流通も多くなり、技術移転も容易な現代において、18世紀(スミスの時代)をそのままお持込みすることは無理があるというもの。また、たしかに自由主義の立場からの関税の撤廃とかはスミスの語ることではありますが、その実“重商主義”はスミスが批判するところです。 このように、古典的“名著”などは、恣意的に勝手に解釈され、前後の脈絡とか全体の論旨に関係なく、引用する者にとって都合のよい部分だけを

  • 戦慄の我が家放射能測定結果! 政府・自治体は、国民の放射能汚染を「知る権利」を保障すべきだ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    やるぞ放射能測定! 私の住む街は、別に 「福島は遠きにありて思ふもの」 とうほど、遠くではありません(なんせ一応隣県です*1)でしたが、福島原発とは200キロ以上*2離れた街に住んでおりましたから、放射能汚染についても 「これだけ離れていれば大丈夫だろう」 とタカをくくっておりましたが… 近所の知り合いの内科医に 「キミもやってみない?」 ゲームソフトを小学生で貸し借りするようなノリで、 「放射能測定機」 をお借りしてきました。 ちなみに、その先生のお宅も結構な「値」が出たそうですが 「ウチはレントゲンとかあるから」 というバイアスがかかっているので 「イマイチ信用できん…」 とのこと。そこで、我が家でもやってみて結果を知らせてくれ、というワケ。 やっぱり「フクシマ」だ。200キロ離れても大丈夫じゃない! そんなわけで、面白半分に家中あちこち測定し廻ったのですが、ついに雨どいのところで 1

    戦慄の我が家放射能測定結果! 政府・自治体は、国民の放射能汚染を「知る権利」を保障すべきだ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2011/10/27
    測定機貸し出しはツタヤでやってますよ。
  • 図書館関係団体の“指定管理者・委託反対運動”はあと数年で終息します - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    図書館協会(=JLA)のリニューアル 私のように“宵越しの銭は持たない”気質の者ではあっても、さすがに“四捨五入して50代”ともなれば、老後のこともそれなりに関心はでてきます。特に、公的年金の支給開始年齢が大いに気になるところです。 ところで、閑話休題。 最近、リニューアルされたことが“twitter”において評判になっていた ・日図書館協会(公式) http://www.jla.or.jp/ を今更ながらに拝見。退会届を出してから久々のことです。 意匠とか機能とかはこの際、どうでもいいのですが、傍目に気になるのは、この公式ホームページ、 “誰に読んでもらいたいのか” というメッセージ性が全く伝わらないのが欠点。カンケイシャに云わせれば、おそらく “会員と図書館に関心ある方々のために” という答えがまぁ、予期されるけど、“会員”はともかく、“関心ある方々”に対するコンテンツが魅力・質

    図書館関係団体の“指定管理者・委託反対運動”はあと数年で終息します - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 有能な司書は魔術師。そして、魔法は「人」とともに消えゆく… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    AKB48じゃんけん大会も吹っ飛ぶ、衝撃的なニュース 来ならAKB48じゃんけん大会にうつつを抜かしている頃あいですが、とてもそのような気分になれないような記事です。 ・貸出冊数を虚偽報告15年間で89万冊水増しか 横芝光町立図書館の元職員 http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 これについて、なじみのブロガー各位も、失礼ながら、まったくワケがわからないようで、ブクマコメントを見ても、あっけにとられた表情が目に浮かぶようです。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 じつは、私は当該職員の方と懇談したことがあります。お互いアスリート気質をもち、奇

    有能な司書は魔術師。そして、魔法は「人」とともに消えゆく… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2011/09/21
    続報を待つ。
  • MLAKこそが、成長する有機体である〜対立から共有へ〜 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    図書館公民館相争い、余力をもって市民(利用者)サービスを行う 先の太平洋戦争では、 「陸海軍相争い、余力を持って米英と戦う」 と云われるほど、陸軍と海軍は対立ばかりしていたようです。 当は、同じ「軍隊」という組織に属する以上、相携えて共通の敵と立ち向かわなくてはならないはずですけどね。 私の限られた経験では、 「司書@図書館=L」 と 「社教主事@公民館=K」 の相性は、陸海軍ほどヒドくはないが、良いとはいえなかったように思えます。 司書の仲間内、特に先輩方は社教主事を評していわく、 プライドがあり、お高くとまっている 上から目線で話す 等々。 もっとも、これらのセリフ。行政の内部で一般行政職が司書に対して陰で語るときに高頻度で出てきます。まぁ、司書や社教主事のような専門職は多かれ少なかれ、そういうことを云ったり云われたりしているもの。お互いさまでしょうか… 私の個人的な感想(偏見)です

    MLAKこそが、成長する有機体である〜対立から共有へ〜 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 図書館員と「運動」〜腰痛もち司書の減少を手放しでは喜べない〜 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    標記のような主題をあげますと、“〜(指定管理者等)反対運動”のようなものを連想されている方もいらっしゃるでしょうが、健康のための運動の話です Twitterで「スポーツする図書館員」がごく小さく話題になっておりましたが、司書と言えば、神経質・文化系のイメージがありますが、実際は体力勝負であることは、みなさまご存じのとおりです。 ひところ、司書の持病ないし職業病の最たるものに「椎間板ヘルニア」をはじめとする「腰痛」があったと思いました*1。 一日あたり8000冊の貸出を8人で行えば、一人あたり1000冊になります。コマゴマ、粛々、やっているから実感わきませんが、相当な量になります。 一番悪いのは、低層の書架のを排架*2することですね。きちんと書架に正対し「ヤンキー座り」のようにかがみこんでを入れればいいのですが、それを横着して、上半身だけ傾けて作業するから、ギックリ腰をはじめとした腰痛

    図書館員と「運動」〜腰痛もち司書の減少を手放しでは喜べない〜 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 「観光と情報サービスの勉強会(マレビトの会)」第1回目個人発表メモを公開させていただきます - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    「観光と情報サービスの勉強会」第1回目が17日(月)に、開催される運びとなりました。 一人3分間各自の研究テーマの発表とそれを受けた討論を行うものです。 テーマ、とまではまいりませんが、いくつか自分なりの視点を紹介します。 図書館の「盲点」と「気づき」 私は、昨年3月末まで図書館司書をしておりましたが、時代の流れ、というか諸般の事情により、現在は市役所でふつうに公務員をやっています。 そうすると、今まで見えてこなかったものが見えてくるわけですね。 ブログにも書きましたが、先日福井県立図書館をお邪魔した際、タクシーの運転手さんから 「パンがうまいので有名」 という、話を聴きました。 “パンが美味いか不味いか” とうのは、図書館来業務とは直接かかわりがありません。しかし、理由はどうであれ、図書館にセールスポイントが増える、付加価値をつけることは、悪くない話だと思います。 面白いことは、件の

    「観光と情報サービスの勉強会(マレビトの会)」第1回目個人発表メモを公開させていただきます - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 司書はホラを吹き、司書教諭は矛盾を言う。それでいいのだ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    しばらく前のはなしです。 某中学校が、よせばいいのに「朝の読書運動」をはじめまして、これまたよせばいいのに、担任教師(司書教諭)が、持参したを「いい」「悪い」に「認定」することまではじめました。 この初日に当たり、ニキビ面の男子中学生が、私のところに、 「(自分で)読んで面白く、(先生に)認められるようなを」 という、ご要望とも相談ともつかないセリフが持ち込まれました。 私は3〜5分くらいの雑談ののち、 ユニークなものを求めている 多少皮肉っぽい面がある 旅行や探検が好きなようだ ということを「聴取」したうえで、 短い時間で読める 読みやすい文章 ことから、この ショート・トリップ 作者: 森絵都出版社/メーカー: 理論社発売日: 2000/06メディア: 単行購入: 2人 クリック: 70回この商品を含むブログ (37件) を見るを満を持して、おすすめいたしました。 数日たっ

    司書はホラを吹き、司書教諭は矛盾を言う。それでいいのだ! - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2011/01/11
    なんだかいろいろと爆笑したwww/「この本、おもしろかったよ。だから、もういいよ。」聖人ですか。
  • なにも残してはならぬ 〜3月で図書館を去る方々へ - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    カレンダーがユーウツだった昨年 みなさま、カレンダーの取り替えはお済みでしょうか。 自分は、昨年の今ごろ、新しいカレンダーをみることすら、イヤでたまりませんでした… あの頃は、まだ現役図書館員。紙一重と申しますが、3月31日と4月1日のあいだには、とてつもなく大きな壁が立ちはだかっているように思えました。 あれから、もう1年、いや、まだ1年。 で、今年3月で図書館を離れる方々。 晴れて定年退職を迎える方はまだしも、民間委託、指定管理者、そうそう非常勤の”雇い止め”で、あえなく図書館を離れられる方々の心中に思いをいたせば、心が痛みます。 なにも残してはならぬ 今月あたり、そのような境遇のとある方がTwitterでつぶやくのを拝見いたしました。 私のようないい加減なヤツと違い、 「3月末までに、自分に何ができるか、残せるか」 真剣に悩み、考え、行動に移そうとしていらっしゃいました。 素晴らしい

    なにも残してはならぬ 〜3月で図書館を去る方々へ - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • これから正規職員司書をめざす方へ - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    地方公務員試験の結果も発表されたことでしょう。 合格された方々、おめでとうございます。 意あって及ばずの方々、残念です。 さて、数年前のことです。 非正規職員(嘱託職員)司書のひとりが、休憩時間に、ぽっとつぶやきました。 「こんなこと(学科試験)、司書になるためにどうしても必要なのかな?」 と。 心中を察して絶句。やっとのことで、 「まぁ、決まりだからさ…」 などと、当たり障りもない、慰めともそらしともつかないセリフしか出ませんでした。 その一方で、 「だから、キミは“一流の司書”にはなれないんだよね…」 このホンネを口にするには残酷すぎました。 でも、そう思ってしまったのです。 公務員試験には学科(教養)試験がつきものです。 私のときは、次のような内容でした。 人文科学(日史・世界史・地理・文学芸術・倫理・哲学) 社会科学(政治・経済・社会) 自然科学(数学・物理・化学・生物・地学)

    これから正規職員司書をめざす方へ - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2010/12/20
    残酷だが、賛成。
  • “なんちゃってプロポーサブル”の威力と限界 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    追記・このエントリは「Tariki」氏の“コメント”も合わせてお読みください 決戦は土曜日? さる11月6日夜は、日シリーズも、「ヨコハマブックブククラブ Presents ラボ図書環第1回ワークショップ+ツアー」も大変盛り上がりましたね〜。自分としては、後者参加の皆様が、厳戒態勢の横浜で“怪しい集団”扱いされなくてなによりだったと思います。 さて、私は@Vipper_The_NEETこと「たりき氏」による“岡崎市公文書開示請求結果読書会”Ustに耳を傾け、おおいにこれまた興奮したワケです。 残念ながら、聴き取りにくい部分もありましたので*1、誤り(空耳)もあろうこと思いますが、以下、自分が感じたことを述べます。 単なる価格競争は愚だけれども かつて、私は次のようなエントリ ・なんでも入札=価格競争の愚が技術立国ニッポンを揺るがす〜図書館コンピュータシステムの現状から(2010-8-30

    “なんちゃってプロポーサブル”の威力と限界 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 日本図書館協会からの一足早いメリークリスマス - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    今日は、「木枯らし1号」が吹き荒れ、冬の訪れを感じさせる一日でした。 帰宅してみると、日図書館協会からのハガキがポストに… “ちゃんと会費払ったのに、督促はがきかな?*1” と、思ったら、先日のエントリにも書いた、「投稿」を確かに受け取った旨の連絡らしい。 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶びもうしあげます。 さて、このたびは『図書館雑誌』にご投稿をいただきまして、ありがとうございました。さっそく当委員会で掲載の可否について検討させていただきます。 と、書いてありました。別に“ありがとう”なんて礼なぞいわれる筋合いはなく、掲載して私なりの主張を掲載してくれればいいのです。むしろ当方としては、“当委員会で掲載の可否について検討”結果がどうなるかが気にかかるのですが、結果は火を見る以上にあきらか 日付をご覧ください。 2010年12月25日 づけとは、先延ばしか、ボツになるかのいずれかにな

    日本図書館協会からの一足早いメリークリスマス - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2010/10/28
    悪いけどわらたw
  • 公共図書館司書の働きぶりは、NDL、学校・大学図書館司書の2倍ということです - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    別に、国立国会図書館、学校図書館、大学図書館で働く皆様をバカにしているワケでもなければ、公共図書館司書の皆様をヨイショしているつもりではありません。 昨日のエントリで、 “日図書館協会にはもっと不満がある” と述べましたが、その源はこちら、 ・日図書館協会認定司書事業委員会のページ http://www.jla.or.jp/nintei/index.html twitterでは、協会個人会員は認定料20,000円、非会員は認定料110,000円(ほかに審査料7,000円かかる)という、あまりの高額に驚きの声もあがっておりました。 が、私は ・日図書館【教】会が“免罪符”の販売を開始するのか!? <認定司書制度の開始にあたって> http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20100718 すでに7月の時点で予想しておりましたので、 “まぁ、こんなものか” という感想

    公共図書館司書の働きぶりは、NDL、学校・大学図書館司書の2倍ということです - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2010/10/28
    ”国立国会図書館・学校図書館・大学図書館そろって「補正係数」0.5!”ごめんなさい予想よりずっとひでーw 「公共図書館認定司書制度」と呼ばない理由はなんなの。
  • 素朴、というより過激な疑問だが、職能団体で“労働組合の真似ごと”やっている人たちって、ちゃんと労働組合をやっているのか? - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    先日、全日自治団体労働組合(=自治労)傘下の我が職員労働組合の定期大会に参加してきました。 かつて役員として積極的に組合活動に参加した私も、しばらくは組合活動にご無沙汰しておりまして、労働組合の大会参加も10年ぶりでした。 印象に残ったことを記すと、まず気がつくのは、政権交代がもたらす“ビミョーな雰囲気”です。 かつて(55年体制以降)、自治労が社会党を支持していた頃、自民党政権攻撃で盛り上がっていたのですが、その後の政党再編・政権交代の末、支持政党は民主党となり、その民主党が政権を担っているのですから、ふりあげた拳のやり場に困る、手持無沙汰とはこのことでしょう。時代の変化、情勢の変化ともあいまって、「賃金・待遇改善」というよりも、「現状堅守」守りの立場に立っております。こうした活動報告・活動方針の提案を聴きながら、私は「領安堵」を固唾をのんで見守る、中世の武士団の一員になった錯覚にと

    素朴、というより過激な疑問だが、職能団体で“労働組合の真似ごと”やっている人たちって、ちゃんと労働組合をやっているのか? - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • みんなで「殻を破るために」 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    おおよそ「図書館司書」というものは 「知の集合体」たる図書館につとめる司書というものは、森羅万象、あらゆる知識体系に対し、幅広い視野とともに、公平さ、謙虚さを持たねばなりません。 が、実際のところは、かなり隙だらけにも思えます。 来館者に対しては、熱心・親切を心がけていても*1、非来館者サービス(図書館ポータル・Web-OPAC)に対しては業者まかせ、無関心なのは、あの岡崎市立中央図書館事件で“ナパーム弾の炸裂以上に明らか*2であります。 「子どもの読書活動の推進に関する法律」では、子どもを“おおむね十八歳以下の者をいう”と書いてあるのですが、幼稚園・小学生は笑顔で迎え、絵や童話の収集も、読み聞かせも一所懸命工夫する一方で、中高生のライトノベルは意に関せずの「シカト」したりする場所も少なくありません。 「あらゆる知識体系」への対応というのも、「単眼」ではなく、複数の「司書」という専門家集

    みんなで「殻を破るために」 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    MIchimura
    MIchimura 2010/10/17
    サイエンスな集会行事のすすめ
  • 公立図書館の指定管理者制度について【望ましい】反対意見 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    自分の通夜/告別式を台無しにする男 私の欠点は、リテラシーがおぼつかないことだと常々思っておりましたが、今更になって、コミュニケーション能力自体上手ではないことに気がつきました。 一般の利用者さん相手なら、客あしらい(失礼!)は一般の司書並み以上をうぬぼれておりますけど、同業者相手は正直苦手でありまして… 司書をやめる前後は、同業者の方々より「お悔やみの言葉」ばかりいただき、まるで自分の通夜か告別式の場にいたような感じでしたが、当の人は「自虐ネタ」で笑いをとることしか考えていないから、うまくかみ合わないったらありゃしません。同情してくださった方にしてみれば、さぞ不意だったに違いありません。まるで、告別式に参列、焼香し個人を偲ぼうとして祭壇の遺影に目をやれば、黒枠の中の写真は笑顔(これは当たり前か…)でピースサイン(こりゃ、ありえない…というよりも芸がないか)をしていて、吹き出しに「遺影

    公立図書館の指定管理者制度について【望ましい】反対意見 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
  • 図書館といえば“知を共有する場”であるはずだが、図書館職員による“知見の共有”は… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    私は“世界中の誰よりきっと”幸福な「元図書館司書」 投薬のおかげで、不眠も解消し、だいぶ気分はアゲアゲ↑の状態にはなってきましたが、残念ながら、いまだ“まとまった考えができない自分”に嫌悪する悪循環からは脱しておりません。 しかし、前回のように音(弱音)を書いたことで、ある程度気分も落ち着きましたし、皆様からは温かいコメントをちょうだいしたこととあいまって、やはり 「率直に書いてよかった」 と思いました。 皆様より、温かいコメントやカラースターを頂戴し、 「渡るソーシャルメディアに鬼はなし」 を実感しております。 私は“世界中の誰よりきっと”幸福な「元図書館司書」であると心から思います。 それも皆様のおかげです*1。 これからも、私のように現場を去り、疎外感や未練のようなものにとらわれるような図書館員は出てくると思います。 そのような方々のため、同じ轍を踏んだり、あるいは適切な軌道修正

    図書館といえば“知を共有する場”であるはずだが、図書館職員による“知見の共有”は… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」