「大人の学習と成長」「経営学習論」「職場学習論」──。新たな研究領域を次々と創り出している新進気鋭の研究者、中原淳・東京大学大学総合教育研究センター准教授と、インターネットサービス大手サイバーエージェントの曽山哲人・取締役人事本部長の対談の後編をお届けする。 前編では、社員からアイデアを公募して行う新規事業計画のコンテスト「ジギョつく」を例に取り、掛け声倒れに終わることが少なくない、社員に挑戦を促す組織風土づくりのポイントについて語り合った。 後編となる今回は、従来の領域を越えて、組織文化のガーディアン(守護者)としての役目を果たすなど、役割が多様化してきた現在の人事のあり方について意見を交わす。 (前編から読む) 中原 新規事業計画コンテストの「ジギョつく」で、社員に繰り返し参加してもらい、グランプリの受賞を目指して挑戦してもらう。そのために本当にさまざまな工夫をしていらっしゃる。 そう
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