世の中が尖閣諸島で盛り上がっているところ、別視点からの中国ネタで。 最近、中国やロシア市場に工場を建てたり、資源開発するに当たって、 日米欧の企業が最先端の技術供与を強く要求される、という記事を良く見る。 要は、国レベルで「お前達の最新の技術をこっちによこさないと、工場建てたり、資源開発は認めない」という強い態度で、最新技術の供与を求めてくるわけだ。 新興国が市場参入や資源開発の見返りに技術供与を求めてくるのは良くある話だが、この2ヶ国、その要求度合いが特に高い。 当然企業側は強く反発するが、そこは敵もさるもので、企業側の競争関係をうまく活用し、 「技術供与を一番行ってくれる一社のみを優先的に採用」とかいう戦術に出る。 企業側としては、競争力の源泉である最新技術は出したくないが、自分だけ反発して、他社が少しでも出してしまうと、結局市場も資源も取れなくなる。 まさにゲーム理論における「囚人の
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