オランダの印象派画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853~1890)の代表作「ひまわり」(1888)が、当時共同生活を営んでいたゴーギャンの作であったと、仏ミスティフィカシオン紙が13日伝えた。昨年発見されたゴッホの未公開書簡に「同居人がひまわりばかり描いている」との記述があったことから、仏美術院が再鑑定を進めていた。 報道によると、昨年2月ゴッホが住んでいた南仏アルルにあるアパルトマンの地下8メートルから、「開封厳禁」と書かれた革製カバンと大量の書簡が発見。これら書簡のほとんどにゴッホ本人の署名があったことから、分析が進んでいた。 その中の1通に「今、同居人は取り付かれたようにひまわりばかり描いていて、その数はすでに300を超えているだろう。しかも、1作完成させると、翌日それを庭で焼くという奇行を繰り返していて、どうやら頭がおかしくなってしまったようだ。もったいないので、絵に私の署名を