飼育しているアシカのメスに好かれ過ぎてアシカ部屋に閉じ込められた男性がいる。愛知県蒲郡市にある竹島水族館の館長、小林龍二さん(34)だ。 5年ほど前、同水族館は全国で2番目に古い建物と少なすぎる予算によって閉館の危機にあったが、小林さんが主任飼育員になってから手作り感とサービス精神あふれる企画・展示によって人気が回復。一時は年間12万人まで落ち込んでいた入場者を今年度は24万人と倍増できる見込みだ。今年4月には小林さんが館長に就任した。 オオグソクムシやナヌカザメといったキモかわいい生物を手でつかめる水槽「さわりんプール」を設置したり、展示している魚のおすすめの料理法を紹介したり、まったく芸を覚えられない巨大ネズミ・カピバラのショーを毎日開催したり。常識破りの竹島水族館を率いる小林さんの人柄や運営方針について書いていると長くなってしまうので、興味がある方はこちらのインタビュー記事をご覧いた