<仙台いじめ自殺>無関係の生徒 ネット中傷被害 仙台市泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が2014年9月、いじめを苦に自殺した問題で、市教委は28日、男子生徒が所属していた部活の中ではいじめがなかった一方、一部の複数部員がクラスなどでいじめに関わっていたことをあらためて明らかにした。 河北新報社は、市教委の第三者委員会がまとめた自殺に関する調査報告書を情報公開請求で入手し27日、「部活動をめぐる悪口も繰り返されていた」と報道。部活に関する悪口との趣旨だったが、部員の保護者から「無関係の部員がインターネット上で加害者扱いされている」とのメールが寄せられたため、市教委に説明を求めた。 報告書によると男子生徒は、部活を休んだことについて教室や廊下で掃除時間などに「仮病」「サボり」と、部員とみられる生徒から悪口を言われることはあったが、部活内でのいじめは「現段階では把握されていない」(市